穴釣り講座②~穴釣りのポイントと対象魚~
今回は穴釣りのポイントと対象魚について紹介します。
穴釣りは障害物の隙間に餌を落とす釣り方ですので、根の中や周辺を棲み処にしている魚種が主なターゲットとなります。
以下、詳しくみていきましょう
穴釣りのポイントその1:磯(岩場)
穴釣りの代表的なポイントは岩礁帯が広がる磯です。
穴釣りでは沖に投げてリールを巻いてくる釣り方よりも、足元にある磯の隙間のポケットに仕掛けを落としていく釣り方が一般的です。
ポケットの中に魚が潜んでいれば餌が目の前に落ちてきたら基本的には躊躇なく食いついてきますので、仕掛けを落として数回誘いを入れても反応がなければ、そこには魚がいないと考えて次のポケットに投入しましょう。
穴釣りでは一ヶ所で粘るよりも、手返しよく手広く探るのが釣果を伸ばすための基本です。
穴釣りのポイントその2:防波堤(テトラ、ケーソンなど)
テトラ帯やケーソンが沈んでいる防波堤も穴釣りの代表的なポイントです。
釣り方は磯と同様に足元の隙間やポケットに仕掛けを落として誘いを入れて反応がなければ次という感じで手返しよく広範囲のポケットを探ります。
テトラやケーソンは磯に比べて足元の水深が深い場合が多いので出来るだけ奥まで仕掛けを落とし込む様に意識すると釣果が伸びやすくなります。
1匹でも釣れたポケットについては、その時、その釣り場で比較的条件が良い場所ということになりますので、何匹か魚が付いていて、再び仕掛けを投入すると続けて釣れる可能性もあります。
穴釣りの対象魚その1:カサゴ
穴釣りの最も代表的な対象魚で日本全国に分布しています。
最大で30センチ程度まで成長し、小魚からカニ、ゴカイなど様々な餌で釣る事が出来ます。
食味は淡白な白身でから揚げや煮付けなどが有名です。
穴釣りの対象魚その2:ソイ
穴釣りの人気ターゲットでクロソイ 、ゴマソイ、シマゾイ
ベッコウゾイなど様々な種類が生息しています。
最大で40センチ以上にまで成長し、カサゴよりも強烈な
引きが楽しめて、食味も美味な為、人気のターゲットです。
寒い地域の方が大型が多いため、道南~東北地方のポイントが有名です。
穴釣りの対象魚その3:アイナメ
最大で45センチ前後まで成長し、強烈な引きで釣り人を魅了する、穴釣りの人気魚種です。
北海道~九州まで全国に分布していますが、主なポイントは北海道や東北など寒い地域が有名です。
食味は白身魚で淡白でクセのない上品な味です。
穴釣りの対象魚その4:メバル
北海道~九州まで全国各地に分布する夜行性の魚種です。
メバルというだけあって視力が良いためルアーや餌を見切る事もありますが、その難しさが釣り人魂を掻き立てる為か、メバリングというジャンルも確立されている程の人気ターゲットです。
根魚とはいっても根の周りや中層を群れで泳ぐ性質があるため、穴釣りで専門的に狙って釣るのは難しい場合もありますが、釣れることもある魚種です。
…という事で
次回は「穴釣りに必要な釣具と装備について」詳しく紹介します
お楽しみに!
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