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エリアトラウト講座③〜エリアトラウトに必要な釣り具と準備〜

今回はエリアトラウトに必要な釣り具について解説していきます。
それでは順番にみていきましょう。

ロッド(竿)
エリアトラウトでは基本的に1〜5g程度の軽いルアーを使用しますので、竿も軽量ルアーがキャスト出来る柔らかいものを使うことが一般的です。

マイクロサイズのスプーンをメインにするならXUL
オールラウンドならSUL
大型魚が多いエリアならUL
イトウや70センチクラスのレインボーなど巨大魚に絞って狙うならL

注意するポイントとしては、同じULやLクラスの硬さでもバス釣り用の竿とトラウト用の竿では硬さが違いますので、可能であればエリアトラウト用の釣り竿を用意する方が釣りが快適になります。

長さは釣り場の規模やポイントにもよりますが、短くて5フィート、長くて7フィートくらいが一般的です。

竿は長いと振りにくく操作性も悪くなりますので、初心者の方は6フィート前後を基準に選ぶ方が無難です。

リール
エリアトラウトに使うリールはシマノなら1000番〜2000番までの小型のスピニングリールが基本です。

初心者の方は4lbくらいのナイロンラインが100メートル程度巻けるものを選ぶと良いでしょう。

ワゴンセールでたたき売りされているリールよりは、メーカー品でエントリークラスの製品の方が使用感が段違いに良くなります。

値段も2000円~3000円くらいの違いですので、購入する場合はメーカー品を検討してみると良いでしょう。

ベイトタックルを使う場合も50番クラスの小型のものがマッチします。

エリアトラウトではスピニングタックルが基本ですので、初心者の方はベイトは買わなくても良いでしょう。

エリアトラウト用のベイトタックルを揃えるのは、釣りに慣れてきてこだわりが出てきてからでも十分です。

ライン(釣り糸)
エリアトラウトに使うラインの素材はナイロン、フロロカーボン、エステルなどが一般的ですが、どの素材が適しているかは、狙う魚のサイズや釣り方、釣り場の状況によっても変わります。

初心者の方は、最もしなやかで扱いやすく、価格も安いナイロンラインを選択しておけば間違いありません。

細いものなら2lb、太いと6lbくらいまでが一般的です。

70センチクラスのレインボートラウトやイトウなどを狙う場合は、管理釣り場でも8lbクラスを使う場合もあります。

釣りを始めたての最初はキャスティングも下手ですし、色々なところに擦ったりして、釣り糸にも傷がついたり、強く引っ張られたりなどの負荷が掛かりやすくなりますので、細くても4lb程度の太さを選択する方がオススメです。

ルアー
エリアトラウトの定番ルアーはスプーン、スピナー、クランクベイト、ミノープラグ、バイブレーションなどです。

1日の状況に応じてカラーローテーションも必要になりますので、スプーンなら10色程度は用意しておくとあらゆる状況に対応しやすくなります。

重さは5グラム程度までが一般的ですが、釣り場のレギュレーションなどもありますので、よく確認してから釣りをしましょう。

針外し
エリアトラウトは魚がたくさん釣れる可能性がある釣りですから、針外しを用意しておく方が釣りがスムーズになります。

専用の針外しがない場合は100均のラジオペンチなどでも良いので必ず1つは用意しましょう。

ランディングネット
針を外す時も魚が暴れ回ると大変なので、ネットですくってから外す方が簡単です。

リリースする場合は、魚を傷つけにくくするためにシリコン素材のラバーネットを使用して、針を外す時も極力、魚体を水の中から出さないように配慮しましょう。

…という事で

次回は「エリアトラウトの準備とルアーの付け方」について
詳しく紹介します。

お楽しみに!

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