セブンイレブンのほっけ礼讃 -2020.7.24(金)日記
セブンイレブンのほっけの塩焼ばかり食べている。週5回は食べる。1日2回食べる日もある。
セブンイレブンのほっけの塩焼は、冷蔵庫で保存しやすい長方形のトレイパックがうれしい。レンジでたった1分20秒で、ふっくらほかほかになるのがうれしい。骨がきれいに外れるのもいい。セブンイレブンの企業努力で骨が外れやすくなっているのか、それともほっけの骨とは元々そういうものなのか、もう分からなくなるくらいセブンイレブンのほっけしか食べていない。身は肉厚で柔らかく、ちょうどいい塩加減。そして、あとちょっと食べたいくらいの余韻を残す大きさ。食べ終えた後、パックの裏側に貼られた原材料名のシールをビーッと剥がしやすいのもうれしい。
ほっけのストックを冷蔵庫から出して見出し画像用に撮影してみたが、あらためて見ると本当においしそうなパッケージ写真だ。この写真には一切の誇張がない。ビニールを剥がすとこのまんまのほっけが鎮座しているし、食べてみると、写真から受ける印象のまんまの味がする。
自宅の近くにはローソンもあるけれど、このほっけ食べたさにセブンイレブンに通い詰めている。
ローソンにもほっけがあるのは知っている。価格はだいたいセブンイレブンと同じ。ただ、食べたことのないものは不安だ。もし口に合わなかったら? ほっけタイムの満足度が下がるかもしれないという恐怖心が勝り、手が出ない。
それにローソン、最近はほっけのパッケージまで可愛くなってしまった。ほっけがあんな可愛くなることあるんだ。あの可愛いほっけがプリントされたビニールを開いたら、いきなり質量を伴うほっけがドンと横たわっているなんて。想像するとちょっと面白いな、ローソンのほっけ。
今確認したら、ローソンのほっけのレンジ加熱時間は50秒らしい。セブンイレブンのものより30秒も短い。この30秒は大きさの差なのか、厚みの差なのか、焼き加減の差なのか。可愛さの差ということはあるまい。知らないほっけを買うのは勇気がいるな。
ローソンのパッケージに触れたついでに、ほっけから脱線してみよう。
先日のローソンのPB商品のパッケージ変更では炎上とも言えるような批判の嵐が起こり、現在もGoogleのサジェストはこの状態である。
お惣菜や冷凍食品の棚を見ても、「いろんな商品が揃っているな」とは感じなかった。「一面ベージュのエリアがあるな」という印象。近寄らないと何があるか分からないので、見渡して惹かれたものがあれば手に取るという買い方ではなく、「あれが食べたいがここにあるだろうか」という意識でわざわざ探すという行動になる。たしかにパッケージの一つ一つは可愛らしいし、じっくり見る楽しさはあるんだけれど、うーん。
ただ、紙パック飲料のパッケージは個人的にとても好きだ。可愛いなと思って一度買って帰り、以来、牛乳とアイスコーヒーだけは遠回りしてでもローソンで買うようになった。冷蔵庫を開くと、可愛い紙パックがドアポケットにぴったり収まっているのが目に入り、その度にちょっと嬉しくなるのだ。
可愛い牛乳やアイスコーヒーを躊躇なくパケ買いできるのに、可愛いほっけを警戒してしまうのはなぜだろう。「解釈違い」というやつだろうか。ほっけの塩焼をこんな風に可愛く表現するということは、ローソンの考えるほっけの塩焼は私の求めるほっけの塩焼とだいぶ乖離があるはずだ、とか。そうなるとセブンイレブンのほっけは私にとって「解釈一致」というやつなのか。この答えを出すために夜更かしするのもなんだかなあなので、とりあえず今度ローソンに行ったらほっけを買ってみることにして、今日は終わりにしよう。