ほぼ日weeksを使いこなせなかった私の背徳の手帳「Camio」
これを書いたのが3年前。
その後、出社勤務になり、このリフター×ルーズリングの簡易バインダーはやめてしまった。毎日持ち歩いたり、立ったままメモしたりするには少々心許なかったのだ。
また、私の場合、スケジュールは一年分が一冊にまとまっているほうが性に合っていると気づいた。仕事用ノートにPlotterを使い、別途スケジュール管理のための綴じ手帳を探す旅に出た。
軽いウィークリーを求めて
この3年ほど、いろいろな手帳を試していた。そのなかで毎年買っては挫折していたのが、ほぼ日weeksだった。
かわいいし、軽くて小さくて携帯しやすい。しかし、どうしてもウィークリーレフトのフォーマットを使いこなせない。ペンの裏抜けも気になっていた。
・荷物を軽くしたい
・ウィークリーバーチカル
・立っていても書けるハードカバー
・段差のインデックスがない
・油性ボールペンでガシガシ書ける、マイルドライナーが裏抜けしない
このあたりを満たす手帳がないかな、と探していて見つけたのが、2024年版でデビューした高橋書店の「Camio」だった。
「手帳は高橋」のクオリティ
正直、真っ黒な手帳は敬遠していたのだが、そこは簡単にクリアできた(詳細は後述)。
●画像はいずれも https://www.takahashishoten.co.jp/notebook/camio2024/ より
私が選んだのは、手帳判×横ケイ×バーティカル式のNo.223。個人的好きポイントを列挙していくと
サイズ
・持ち歩きに適した薄さ&軽さ
・立っていても書きやすい、モレスキンばりのハードカバー
紙質
・油性ボールペンやマーカーが裏抜けしない厚みと書きごたえ
・フリクションもガシガシ使える
デザイン
・段差のないインデックス
・サイズの割に記入スペースが多い
・土、日とも色玉がある
・24時までの均等バーチカル
・時間軸に30分ごとの区切り
・見やすく、記入の邪魔にならない絶妙な印刷の濃度
ものすごく機能的で書きやすく、肌に合う手帳が見つかってうれしかった。
Camioの背徳ポイント
真っ黒な手帳は好みではなかったのだが、購入後に「もしや」と思って試してみたら、「やはり」だった。
Camioの手帳判サイズ、ほぼ日Weeksの雑貨をそのまま使えてしまう…。
この調子だとダウンロードシティのコンテンツも使えてしまいますね…
今度、ほぼ日のブックバンドを買うつもり。黒のハードカバーに、レザーの質感が合うはずだ。やっぱり手帳はカスタマイズが楽しいな。
Camioは2024年版からデビューした新シリーズながら、その質実剛健なシンプルさからか、あまり話題になっていないのが気になっている。どうか2025年版も発売されますように。