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Webライティングのすべてがわかる本。ライター初心者だけでなく、現役ライターの「学び直し」にも!

「Webライティングとは何か?」という答えを知りたければ

100倍売れる文章が書ける! Webライティングのすべてがわかる本

を購入することをおすすめします。

本書は現場で活躍するWebライターが
 ・どんな仕事をしていて
 ・どんなことを考えていて
 ・どうやって仕事を獲得しているか

についてわかりやすくまとめられています。


Webライティング全体を見渡せる地図

本書を一言で表すなら、「Webライティング全体を見渡せる地図」と言えるでしょう。

これまでもライティングに関する本は数多くありましたが、それは広いWebライティングという世界の一部をフォーカスしている本がほとんどでした。

もちろんそのようなライティングの本も欠かせないものです。しかし、そもそも全体像が見えない中で、一部分だけを勉強するのは効率的とは言えません。

100倍売れる文章が書ける! Webライティングのすべてがわかる本」は、最初の章でWebライティング全体がどのような構造になっているかを
 ・コピーライティング
 ・セールスライティング
 ・SEOライティング

と3つに分けることで、全体を俯瞰して見られるよう工夫されています。

全体地図を見せた上で、各ライティングの目的や文章テクニックについて触れているので、体系的にWebライティングについて理解できます。


新人ライターだけでなく、現役ライターの「学び直し」にも使える一冊

本書は
・これからWebライターとして活動しようと考えている
・まだWebライター歴が短い
という方に読みやすい内容となっています。

「Webライティングとは何か?」という基礎的な部分はもちろん、実際にライティングする上での知識・スキルについても学ぶことが可能です。
さらには「どうやって仕事を獲得するか」についても代表的な方法と案件受注に繋げるためのアドバイスもふんだんに盛り込まれています。


また、すでにライターとして現場で活躍している人にとっても「学び直し」として活用いただける1冊です。

Webライターとして活動を始めた当初は、割合学ぶ時間をしっかり取れていたでしょう。しかし、ライター活動を始めると勉強する時間も限られてきます。
そんな時に本書を読むと、
・改めてWebライティングの全体像を見る大切さ
・キャッチや見出し、本文に必要なテクニック
・SEOライティングに関する知識
について勉強ができます。

情報が簡潔にまとめられているので勉強時間もそれほど必要とせず、ライティングスキルを短時間で補強できるでしょう。


実際に本書を読んでみての感想

本書を読み進めると
「そういえばこんなこと勉強したな」
「それなのに現場では活かせていないな」
と思わされる場面が多くありました。

仕事上、SEOについて考えることが減ったこともあり、クエリでキーワードを探すという作業も怠るようになっていました。
しかし、本書の「SEOキーワードは『ユーザーの心の声』(147P)」という項目を読んで、ユーザー目線に立ってライティングする大切さについて再認識させられました。

過去に勉強したことの学び直しはもちろん、今の自分に足りない部分を見つけるのにも役立ちます。

自分は「Webライターとしては未熟だ」と痛感

個人的なことですが、わたしは自分のことを「Webライターです」と紹介することに抵抗がありました。漠然とですが“自分はWebライターと名乗るに値しない”と思っている節があったのです。

それが本書を読んだことで確信に変わりました。Webライティングの全体像をわかりやすく示してくれたことで、自分の医療広告ライターとしての活動範囲が、ここに書かれているWebライティングの内容とズレがあったのです。

いずれは「自分はWebライターです!」と胸を張って言えるように、改めて勉強しなおそうと思うようになりました。

紙の本で買うか、電子書籍(Kindleなど)で買うか

「100倍売れる文章が書ける! Webライティングのすべてがわかる本」は、
 ・紙の本
 ・電子書籍

の両方で購入が可能です。

購入を検討している方は、基本的に紙の本で購入することをお勧めします。

わたしは最初、Kindle版を購入しました。
しかし、「固定レイアウト(紙の本を画像として読み込んで電子書籍化したもの)」ということもあり、通常のKindle書籍として「文章に蛍光線を書きたい」「フォントサイズを自由に調整したい」という方には不向きだと感じました。

また、電子書籍をスマホで読む方は文字が小さく、全体的に読みづらくなることがあります。

紙の本であれば納得した部分に線を引くことができて、読み返す際もパラパラとページをめくれるので便利です。ただし、iPadでも読みづらいことはないので、持ち運びの利便性で考えるならiPadでも良いかと思います

まだ発売されてから日が経っていないからか、小さな本屋には紙の書籍は置いていませんでした。すぐに読みたい方は電子書籍を先に購入して、良かったら紙の書籍を買ってみてもいいでしょう。


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