【書く仕事】シナリオスクールで学ぶこと〜ライターとはダメ出しをされる仕事〜
シナリオスクールでは何を学ぶんですか?
シナリオスクールって行った方がいいんですか?
という質問は、ライターがよくされるものの代表格と行ってもいいんじゃないでしょうか。世間話をしていて、今日の天気を話すのと同じくらいのレベル。
「カリキュラムはネットに載ってるし、ブログに書いてる人もごまんといるんだけどもさ」という言葉を飲み込んで……まあ、多分質問者が聞きたいのはそういうことじゃないんだろうなあと感じる今日この頃でございます。
私は、「シナリオスクール」で検索すれば常にトップに出てくる某スクールの出身者…というか、今でも学習するのとは違う目的で今でも一応在籍はしている。
1.普遍を学ぶ
まず、シナリオや物語を構築するための基本的なお作法のようなものは、学んでおいた方がいいと思う。別に、独学でも学べるけどね。前も別の記事で書いたと思うけど、独学で公募に出して最初から入賞するような特別な才能を持った人ならともかく、8-9割の人はコツコツと上を目指す一般の人でしょう。
以前、読書感想文の話題が出た時にも書いたけど、大抵の人は普遍的な方法を学んだ方がいい。特に商業でコンスタントに及第点を取らなければならなくなった時に、この引き出しを持っているのといないとでは大きく結果が変わる。
2.ダメ出しに慣れる
もう一つの大きなスクールの効用というのは、ダメ出しに慣れるということではないだろうか。
ライターや作家が「自分の作家性を発揮し、自分の書きたいものを書きたいように自由に書くことができる職業」と思っているならはっきりいって大間違い。
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