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【映画感想】劇映画 孤独のグルメ、劇場で笑い喝采!?

3連休で見ていなかった「それぞれの孤独のグルメ」を一気見したサカキです。
孤独のグルメ、いつ見ても胃袋を刺激する映像と、少しクスッとしたり、感動したりできるストーリー、そして最後に…
腹が、減った…。となる今作。
僕も例にもれず、気づいたら回鍋肉を作り夜中食べていました。笑

という訳で、見てきました。劇映画 孤独のグルメ。

初っ端からパリ!?そして笑える五郎の悲劇

初っ端から飛行機の機内で井之頭五郎が機内食に悩む、いやあ、良すぎる。
どんな始まり方をするのかと思いきや、いきなり機内で食に翻弄される井之頭五郎、そしてうっかり寝てしまい、気づけば機内食を逃した彼。
そして、パリについて早速、エッフェル塔を背に「腹が、減った…」。

飛ばしすぎでは!?笑

まさか初っ端からエッフェル塔でのお決まりのセリフが見れるとは。最後の最後に来ると思ったら、最初の決め台詞で使ってきたあたり、力の入れ具合を感じた。

そして始まるストーリーは、パリに絵画を渡しに行った依頼人の頼みであるスープの再現。それに翻弄され、時に食に巡り合いながら、スープの再現をしていくのだが…。

井之頭五郎、激ヤバ人間…?

井之頭五郎、激ヤバすぎる。笑

激ヤバ具合を話すと…

  • パリで依頼人に会う前から早速お店で飯を食う(普通っちゃ普通)

  • フェリーがなくなって立ちこぎボートで島移動をトライ

  • お店に人がいないからボートを取ってっちゃう(お金と名刺は置いたけど飛ばされる)

  • 無人島に遭難して上陸、その場にあったコンロで即席料理を作って食あたり

  • 無人島、実は韓国、不法入国。

  • 入国手続きのために来てくれる現地人を待たず、一人店で食事

  • エキストラで参加したドラマで爆食い注文

映画のためにコミカルな演出を増やしたのかな?と思うものの、井之頭五郎、こんな激ヤバ人間だったっけ?とは思った自分であった。
がしかし、エンタメ映画という側面、何より食事シーンがメインにはなる孤独のグルメという性質上、ある意味「面白展開」として消化できるから不思議である。
超絶消化の良いジャンキー映画、それが孤独のグルメである。

ドラマ要素も結構よかった

ドラマ要素は杏も出ているパリでのスープ依頼なのかな?と思っていたら、まさかの途中漂流する韓国の無人島で出会う女性と、スープ作りに協力してくれるその旦那との話だったのは、地味に驚いた。
しかも、内田有紀とオダギリジョー、かなり豪華。
内田有紀はあまりにも井之頭五郎に気を許しすぎでは!?とは思うものの、中々ストーリーに繋がる良い動きをしてくれ、そして料理からお土産まで持たせるイケ女っぷり。
そしてオダギリジョー、ぶっきらぼうでやややさぐれた店主役が似合いすぎるんよ…あなたしかいないよ、と思った配役であった。
この二人の関係性と、それがどう物語のラストに関わってくるのか。とても良い終わり方だと思った。

腹減った?そうだよ!!

ちなみに劇中歌はザ・クロマニヨンズの「空腹と俺」。

腹減った!オイオイオイ!!

めっちゃいいところで流れてくる。l腹減ったよ、そりゃ。
だって、めっちゃうまく食うんだもん、井之頭五郎。

そしてラスト、井之頭五郎が振り向いて「腹減ったでしょ?」

はい、減りましたっ!

そうして、映画を見終わったら直行で、劇中に出てから頭を離れなかったちゃんぽんを求め、リンガーハットに行くのだった…。(味違うけど)

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