二度目の独立までの113日間 11話
もう3月も終わりに近づいているので、独立までの最短期間が後3か月を切ろうとしています。
最近ライターとしては、ある程度の収入を得られるようになってきました。とはいっても、先月と今月ちゃんとした額が入ってくるというだけなので、まだまだ気は抜けない状態ですし、少しでも作業時間が少なくなればそれは直接収入に影響を及ぼすので、フリーランスの厳しいところです。
目標としては、アフィリエイトで安定した基盤を作ること。
しかし、そのサイト作りは現在ほとんど進んでいません。ライターとしての仕事に注力しているだけに、ちょっと作業が遅れ気味です。
しかも、ライターの場合は匿名での記事の作成ですし、アウトラインも決まっているので結構楽なのですが、自分のサイトとなると、内容の精査を始め、発言の責任が大きいのでちょっと投稿を迷っている自分がいます。
さて、そんな状態ですがちょっと自分の中で大きな挑戦をすることにしました。
それは、東京で行われる1日で10万円するセミナーに参加することです。
私自身は大阪に住んでいるので、1日だけ東京に行くことにしました。
半年くらい前からずっと行きたかったセミナーなのですが、お金や時間を理由に行けてなかったです。
しかし、ライターとしての独立がリアリティを増してきた今、このセミナーに参加することには大きな意味があると思っています。
単に収入が上がるだけではなく、コンテンツの質を高めて、しっかりとした基盤を作ることのできるセミナーですので、現在一番自分に必要なものだと確信しています。
自己投資が大切だというけれど・・・
自己投資が大切。
これは、ビジネスや自己啓発のような内容には必ずと言って良いほど書かれていることです。
昔読んだ自己啓発の本にも書かれていました。
「本を読んで成功できるわけではないけど、成功している人のほとんどが本を読んでいる」
だからこそ社会人一年目からずっと本を読み続けてきました。
けど、最近この自己投資について疑問を感じるようになってきました。
多くの人が陥る自己投資の罠
それを感じたのは、ビジネスをやっている知り合いが増えたことが原因です。
ビジネスをやっている人の多くは自己投資に多額のお金を使っています。それは、本やセミナーなど様々なものに投資しています。
しかし、投資している多くの人が成長していないと感じています。数年というスパンで関わっているものの、あまり変わってないなという人も多いです。
ここに、自己投資の罠があると思っています。
多くの人が、「お金をかけた=自己投資をした」という意識になっているのではないかと感じたのです。
実際にはお金をかけたことよりも、そのお金をかけて学んだことをどのように活かすのかということの方が圧倒的に大切です。
しかし、多くの人がお金をかけた段階で勉強した(成長した)つもりになっているだけなのです。
その中から学んだことを実践している人は少なく、それを継続している人はもっと少ないと思っています。
自己投資で学ぼうと思っていることが本当に必要だとは思っていない
自己投資したつもりになっている人は、これが原因ではないかと思っています。
何となく自己投資が必要だと感じているからかけているだけで、その中から学びたいと思う内容があやふやなままに参加しているのではないかと思っています。
だって、本当に欲しいものだったら、必死になって学ぶと思います。
しかし、私自身もこれまではこういった状態でした。お金をかけて自己投資した気になっていましたし、参加するまでは何が学べるのかもわからない状態で参加していました。
しかし、今回はちゃんとライターとしての基盤を固めること。そして、自分の苦手な分野を克服し、スムーズに且つ内容の濃い記事を書くための方法を学ぶという明確な目標があって参加します。
自分の道が決まってないと本気になれない
ライターとして、またアフィリエイトを始めとしたコンテンツ作りをするという意思が今は決まったために、このようなセミナーに対するリターンが大きいと確信はしているものの、2年前の自分なら、きっと同じセミナーでも学べることは非常に少なかったでしょう。
自分に何が向いているのか。どうやってこれから稼いでいくのか。どのような人生を歩みたいのか。
こういったことが全く分からなかったからです。
だからこそ、色々経験して色々失敗してきた結果、今はある程度の道が見えてきました。
これまでに失敗した数々の経験に今は感謝していますが、もしもこれから多額の資金を使って自己投資をしようと考えている方であれば、その前に自分が本当に目指すべき道をしっかりと定めているのかということを考えてほしいと思っています。