動画制作コース 留学日記17日目
卒業制作ポートフォリオの制作に四苦八苦していて、時間的にとてもブログを書く余裕もないのだけれど、今の気持ちと今の状況を書き残すためにも、あえてのブログ更新。
企画書作成から始まったこのポートフォリオ、1か月の成果を残すため、また自分でもどれくらいのことができるようになったのかを確認するためにも、とても重要だと思っていた。
いざ始めてみたのだけど、やっぱりサクサクとは進まなくて、先生に教えてもらいながら進めているときでも、初日にしたのと同じ質問をまた繰り返していたりして、自分は1か月何をしてたんだ?!?!っていう感じ。(先生にも呆れられていると思う)
やっぱり基本的なAfter Effectsの構成のところがまだ理解できていないからこういったことが起きてしまう。。。し、動画編集に楽しさを感じられたらいいなーくらいの気持ちで臨んだのが、そもそもの間違いだったのかとすら思う。ここでの生活の終わりが近づいているのに作品が完成しない今、動画の作成にストレスを感じている。
今日は、5秒の動画を作るのに、4時間かけてしまった。これが私が動画作成をしたときにかかってしまう時間。
申し訳なさを感じつつ、モニター生徒として参加している立場での正直な気持ちを言わせてもらうと、私は動画作成のセンスがなかったし、成長もわずかなものだったし、この作業を好きにはなれなかった。
私がここで伝えられるのは、動画作成はそれだけ大変だということ。もちろん、この作業に面白みを感じて時間を忘れて没頭できる人であれば、どんどんスキルを身に着け成長していくことができると思う。でも、そんな人ではなく、私のように知識ゼロで始めてみた人間が簡単にスキルを身に着けられるかといったら、私の場合は完全にNOだった。映像制作に関わる人たちを改めて尊敬する。そして、この業界に迷い込んですみません、みたいな。
でも、それも含め、知れて、経験できてよかった、と締めることもできると思うから、明日の最終日まで、できることはやっておきたい。
以上、最終日前日の私の心のうち。
これで終わるには後味が悪いので、ブログは先日の出来事のこと書きたいと思う。
ここのスタッフさんから誘われ、街のとあるイベントに行くことに。なんだかオランダ人のギャラリーでささやかなパーティーがあるからおいでということで、興味本位で顔を出してみることに。
行ってみたらそこは、先日ここのブログでも紹介したオランダ人作家、A.den Doolaardさんの記念館だった!わぁ、なんだか、点と線がつながった!!
夏のオフィシャルオープン記念、A.den Doolaardさんの没後30回忌、以前の管理人さんの没後3回忌、などなどが重なり、これからのシーズンを迎える今、お祝いをすることになったそう。
オランダ国旗が存在感をアピール。でも、フランスとオランダって同じトリコロールだから、ぱっと見毎回間違えそうになる。(笑)
A.den Doolaardさんの作品は、オランダでは教科書にも使われているほどの名作で、とくにここオフリドでの恋愛小説がヒットしたのだとか。ロミオとジュリエットのようなラブストーリーと言っていたけれど、、、日本語版もしくは英語版があるのならぜひ読んでみたいもの。(ここに置かれていたのはもちろんオランダ語版)
無料でドリンクと軽食がふるまわれていた。どうもありがとうございます。用意してあったドリンクとは別に、ひとりの男性がウイスキーを持ち込みしていて、やたら勧められましたけどね。(笑)
写真や絵画のアートギャラリーにもなっている。左上は歴史上の人物、マケドニアのアレクサンドロス大王とのことだけど、やたらイケメン化してませんか?!目はきれいなブルー。。。世界史の資料集でこの絵画が使われていたら、もっと知名度が高くなっていそう。(笑)
パーティーでは、オランダ人だけでなくもちろんマケドニア人もいて、国際色豊かな雰囲気でみなさんとの会話を楽しんだ。またひとつ、オフリドでの素敵な思い出ができてうれしい。
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