北マケドニア ゲストハウスボランティア滞在日記24日目
こんにちは!ゲストハウスボランティアのHiriです。
昨日と今日はお休みです。
正直なことをいうといつもと違うことは何もせず、オフリドを冒険することもなく夜になりました。
「それなら日本にいても海外にいても同じじゃん」と、思われてしまいそうですが、やはり宿泊しているお客さんにアジア系の方が滅多にいないことから、異国情緒というか非日常感はとてもあります。休日でも。
そんな感じで何もしない一日だったので、今回はゲストハウスのボランティア業務で扱う、通貨とおつりの話を書こうと思います。
北マケドニアの通貨は「MKD(マケドニアンデナール)」というものです。
しかし一般的に、北マケドニアのレストランやホテルでは「€」が普通に使えます。
ここのゲストハウスに宿泊するヨーロピアンのお客様は、宿泊費をキャッシュで払うことが多いです。そして現地人のお客さん以外は、€での支払いを希望することが多いです。
その場合はお釣りとして返さないといけない€をMKDに変換して計算して、MKDで渡します。
これが、なかなか……ご、ごめんって気持ちになる作業なのですよ……笑
€で支払うお客さんたちは、€でお釣りを返して欲しがることが多いです。
ひーひー言いながらお客様の前でお釣り用のMKDが間違っていないか数えていると、「€ないの?」と言われたりします。
そうですよ!!€はね!!ここにはどこにもないんですよ!!ごめんね!!笑
北マケドニアにいる私のごくごく個人的な本音を述べると、「€ではなくMKDで払ってほしい」です。もちろんブログ以外の場所では絶対に口にしないし書きませんけど。
お釣り関係は結構プレッシャーだったりします。
外国から来たお客様が宿泊費を50€札で支払って、約30€のお釣りが必要になった場面がありました。
そのときの私、オタク用語で簡潔に述べると「詰んだ」と思いました。
30€ですよ。大金です。
物価が安いことで知られる北マケドニアでは、ちょっと贅沢できるレベルの金額です。オランダやドイツではランチで消えそうな金額ですが。
€をMKDにする場合のレートを考えるのも大変です。
何が言いたいかというと、お釣りが足りるか不安でビビっていたらお釣りの計算を間違えて、お客さんに「間違ってない?」と言われました。
謝りました。怒らないお客さんで良かったです。
慣れない通貨を扱うのは本当に難しいです。
ただ、MKDってどことなく日本円っぽさがあります。桁に。
2,000MKD札、1,000MKD札というのがありまして。この桁の大きさ。何となく日本を連想させないでしょうか。
€だと桁が小さいですからね。
日本円に慣れていると、ヨーロッパのレストランで醤油ラーメン「18€」とか書かれていると、感覚がマヒしませんか?
18€って日本円に換算したら3,000円くらいなわけですが、「18」という数字が小さく感じさせやすいですよね。
先日、ドイツから来たお客さんがMKDで宿泊費を支払おうとして、めちゃくちゃ迷っていました。「€に慣れているから、MKDの計算に混乱する」って言っていて。
物凄く共感できます。
ということは€を使う国の人たちは、日本に来たら桁に混乱したりするのかもしれません。
ランチ「600円」だと日本人の感覚では「安い」ですが、「600€」だと家賃レベルの金額ですからね。
そういえば、一時期171円以上になっていた€が最近161円くらいになったらしいですね。
もっと下がると、ヨーロッパの先進国で働いている日本人の「ユーロマウント」が減ると思うので、もっと下がって欲しいです。
「今財布に2,000(MKD)お金が入っている」とか言ったら、€に慣れている人たちにはマウントを取れるかもしれません。
ちなみに2,000MKDはだいたい6,000円くらいです。
そんな感じで、今日のブログを締めます。
ではでは。
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