北マケドニア ゲストハウスボランティア滞在日記3日目
こんにちは!Hiriです。
本日のゲストハウスボランティアはお休みでした。
ゲストハウスボランティアは、土日含む週5日稼働します。平日は昼と夜無料で食事をいただけますが、土日はありません。
土日にレストランに食べに行ったり買いに行ったりしている余裕はないかも……と、思って涼しい午前中のうちに近くのスーパーに買い出しに行きました。
周辺は落ち着いた雰囲気です。
ちなみに今日は私の誕生日で、深夜にこっそり1人で祝おうとハイネケンを購入しました!プライスは59MKDと記載あり。多分170円くらいです。
日本の感覚で、安い!!と喜びまくりましたが、そういえばヨーロッパってお酒は安いよなと思い出し。このハイネケンは1€くらい?そう考えたら普通価格だと、知らないほうが幸せなことに気付いてしまいました。
その後は少しだけビーチを散歩して、12:00~提供されるお昼ごはんを食べて、コーヒーブレイクとDuolingoで英語の勉強。
そしてそこからフロント前の共用スペースで、これまでに教わったボランティアの内容や必要な英語フレーズを覚える作業をしました。
私はどんくさくて覚えが遅いです。しかも英語はあんまり喋れないというよくない2拍子が揃っております。
これは仕方ないことですが、そのぶんコツコツ復習したり、わからないことはビビらずに質問したりすることでカバーできると信じて、せっせと取り組んでいます。
私は海外に出てから、日本にいた頃よりずっと労働に真剣になりました。
きっかけはこのボランティアに参加する前、ヨーロッパのレストランでバイトをしたことでした。
Writerityの社員さんたちのように高いITスキルがある方々は別ですが、私みたいにスキルがない人間が(作家としてのキャリアは、言語が異なる海外ではPRポイントになりません)ヨーロッパの先進国で働こうとすると、現地人がやりたがらない肉体労働が選択肢となります。
私は日本でウェイトレスのバイトをしたことがあるので、ヨーロッパでもレストランの仕事なら大丈夫だろうと思っていましたが、全然そんなことなくて衝撃を受けました。
そのレストランにいたトルコやロシアなどからの移民たちは、とにかくめちゃくちゃ働いていました。
日本のレストランでは手が空いた時間を『アイドルタイム』と言い、お店に立ってお客さんが来るのをのんびり待ったりしますが、そこでは立っているだけの時間は基本的にありませんでした。いや、あるのですが、立っているだけの人がいないのです。
皆誰に指示されなくても、自分でやることを見つけて動いていました。
補充をしたり拭き掃除を始めたり。
あくまでも私が見た範囲の話ですが、たまたま特別よく働く人たちが同僚になったわけではないと思います。スキルがない移民を受け入れてくれる職場で働く移民は、そういう人ばかりです多分。
そして逆に、そのヨーロッパの先進国の国籍がある同僚たちは、やる気というかレストランの仕事に対しての熱意がないことが多かったです(笑)
面白いですよね。でも、わかります。
個人的に感じたのは『先進国に来るしかなかった移民には覚悟がある』ということでした。
日本人の海外出稼ぎ移住がブーム中らしいですが、日本人ってぶっちゃけ海外に出なくても日本でフルタイム働けば最低限文化的な生活はできるのです。
しかし先進国に来るしかなかった移民たちは、母国にいても日本人のように暮らせるわけではなく、来てしまった以上『外国で戦う』しかないのです。
私は猛烈に反省しました。
私の立場は、既に海外で働けるITスキルがある方や、これからWriterityで勉強してITスキルを武器に世界に羽ばたきたい人とは異なります。
しかしこれからの時代、『海外に出たい』なら誰にとっても『知っておいて損はないこと』かもしれません。
海外で生きて行こうとする人は多分どの業界でも、覚悟がある移民たちと対等にならないといけないのです。
ヨーロッパのレストランバイト生活で、それに気付きました。
そこでの就業は終わりましたが、私は今後も海外を拠点にしていきたいです。
だから他の移民がいても自分のポジションを掴めるようになっていこうと、このゲストハウスボランティアで、あのとき見た移民の同僚たちのやり方を真似することを心掛けています。
元が呑気でどんくさいのでいきなり完コピはできていないのですが、『彼らだったらここでどうするかな』という意識を、常に頭の中に置いています。
諦めない、とりあえずやる。
作家業とボランティア、そして過去のヨーロッパでの就業。それぞれは点と点のように見えますが、いつか線として繋がるかもしれません。全ての出来事が可能性を秘めています。
さて、そう信じている私がやるべきことはボランティアともう1つ。日本のお仕事です。今は日本のお仕事が収入源です。
お勉強が終わった後は、漫画原作のプロット作成とシナリオ作成をしました。
プロットに時間がかかり、時間押しまくり。
17:00~提供される夕食をいただき、シャワーをして、今度は場所をゲストハウスの上層階に移しました。
最上階にWriterityのオフィスとミーティングルームがあります。皆さんの勤務が終わった後の時間、ミーティングルームを貸していただき作業しております。今日は19:00過ぎから、なんだかんだ午前1:30までここにこもって仕事をしていました。
ちなみにボランティアで稼働した日も、22:00から午前2:00前くらいまではここで作業をしています。
おそらく期間終了までずっとそんな感じで作業時間を割いていくかも。
ゲストハウスの中なので深夜は音を立てないように気を遣いながら、ノートパソコンなどの片づけをして自分の部屋に戻るのですが、コードとマウスをどしゃーんと落としました。
この瞬間のやっちまった感は半端なかった。一瞬で目が覚めました。
さてさて、そんな感じで明日はボランティアがある日!
昨日よりもできることが増えているといいなと思います。