北マケドニア ゲストハウスボランティア滞在日記17日目
こんにちは!ゲストハウスボランティアのHiriです。
今日もボランティアはお休みでした。
今日は何をしたのかというと、提供されるごはんを食べて、日本の仕事をしてハイネケンを2本飲んでいたらあっという間に深夜になった感じです。
時間の流れが速すぎます。
時間の流れに対して、成長はあんまりできていない気がして不安です。特に英語。
いや、北マケドニアに来たときに比べたら英語の理解力は上がっているはずなのですが、日本人的なシャイさも相まって日々プレッシャーに晒されているのは事実です。
ヨーロッパにいると英語が母国語ではない人でも、当然のように英語で話しかけてくることがあります。
英語なら誰でも話せるでしょと思っているから英語で話しかけてくるというより、英語が通じていなくても全然気にせず話しかけてくるのです。
通じていないから焦る人は、今のところヨーロッパ出身の人ではまだ見たことがないです。
彼らのそのメンタル、私はヨーロッパ生活でカルチャーショックを受けました。
日本人的なシャイさを例に挙げると、
「通じなかったら恥ずかしいから、話しかけないでおこう」
「英語が上手くないから黙っとこう」
と、思う場面はないでしょうか。
私だけでしょうか。
私はこれまで、めちゃくちゃあります。
彼らが私に英語力がなくて通じなくても焦らないということは、彼らには「この人には英語があんまり通じないから、それを理由に会話は終わらせよう」という選択肢(意識)がないということです。
つまり英語が喋れないことを理由に逃げるのは、ヨーロッパでは基本的に不可能ということです。
この大変さ。英語があまりわからないときにヨーロッパ生活をしたことがある人ならきっと共感してくれるはず笑
わからなくてもやるしかない。やるしかないと思うと、わからなくてもやれたりします。
いや間違っていることもよくあるのですが、間違っていてもやらない選択肢がないのでやるしかないのです。恥をかくのも訓練というか。
繰り返すうちに少しずつ、恥をかくことを恐れなくなってきます。
恥をかくというのも結構大変な作業でして。
逃げ場があるなら、ぜひとも恥をかかない選択肢に逃げたくなるのが人間というものではないでしょうか。
逃げ場のなさは、日本と海外なら多分海外の圧勝です。訓練するには最強すぎる環境です。
逃げ場のない中で、一皮むけることはできるのか。
わかりません。今はまだ皮を死守しています。
さて、昨日Writerityの女性社員さんと一緒にオフリドのカフェに行きました。そのときは天気が悪くて夏なのに肌寒い状況だったのですが、お茶が終わる頃には晴れたので散歩しました。
オフリドは坂や階段が多いです。
「道が大変ですけど大丈夫ですか?」と聞かれましたが、「ボランティアで毎日ベッドメイクや掃除をしていて体力ついたと思うし大丈夫です」と答えて進んだら、全然大丈夫じゃなかったです。
めちゃくちゃしんどかった……!笑
何だろう。ジ○リっぽい石畳の急な坂は足腰への負担が大きいです。ただの坂でしょ?と思いがちなのですが、大変さがあります。
そういえばヨーロッパ出身の方々って大きなバックパックを背負って長距離を余裕綽々で歩いていたりしますよね。
もう日常の鍛えられ方や筋肉量からして違うのかもしれません。
こういう湖の前に佇む家に住む人生ってどういう感じなのだろうと、ふと考えました。
毎日家の窓を開ければそこに湖があるわけで、晴れの日は綺麗だろうし、雨の日の湖を窓越しに眺めながらカフェラテ飲んでチルするのも最高そうです。
ちょっと生々しい話をすると、眺めの良い場所にある一軒家はオフリドの中でもお高めらしいですよ!
一般的に物価が安いといわれる北マケドニアですが、一等地にある家については€水準だったりするらしいです。生々しい裏話でした。
そんなことを荒い呼吸で思いながら辿り着いたオフリドの世界遺産の要塞。滞在先のゲストハウスからも一部見えるこの要塞を、しっかり間近で見てきました。
上のほうに「進撃の巨人」の皆さんがいそうですよね!?
でも、いないんですよ。
そして今日は中にも入れませんでした。本来は中に入れるらしいのですが、空いていないときもあるようです。残念。
要塞を見た後は、近くのお店でお酒を飲みました。
やっぱりあるあるオープンテラス席。ヨーロッパの人たちは外でお食事するのが好きですよね。
ゲストハウスの前にもテーブルと椅子があるのですが、宿泊しているお客様はそこで食事していることが結構多いです。
この日はお天気がまた微妙になってきたので、室内でビールをいただきました。ちなみにこれは北マケドニアのメーカーのビールらしいです。
さっぱりしていてクセがなく、飲みやすかったです。とても美味しかった!
ゲストハウスに帰るときは、上り坂ではなく下り坂だったので楽でした。
とても有意義な休日を過ごすことができました。ではでは!
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