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2018年に観た映画と、ついでにドラマと本のリスト(随時更新)

2018年、3月31日から4月4日まで、家族4人で沖縄に旅行した。

帰りの飛行機の中で、突然「あ、映画観たい」と思いつき、そのまま機内wifiに接続してスマホで上映中の映画を探した。

家族でずっとのどかな自然の中で過ごして、全く真逆の刺激を求めていたんだと思う。

自宅からアクセスの良い映画館で、レディースデイの水曜日に上映している映画を探すと、見つかったのは「クソ野郎と美しき世界」だった。

この「クソ野郎と美しき世界」を鑑賞後、私は急に映画にドハマリし、映画館に行く回数がものすごく増えた。最近は週1ペースに近い。

(もし違う映画を選んでいたら、こんなことにはならなかったかもしれない。その時の私の欲求の凹凸に、見事に噛み合う映画だった)

自宅でも、録画して放置しておいたものや、Netflixのウォッチリストに追加したままになっていた映画をちょこちょこ観たり。

いま、間違いなく人生で1番映画を観ている。

「このペースで観続けたら、今年何本映画が観られるかなー」と思ったら、今まで観た映画を記録したくなった。

使ってみたいと思いながら、放置してきたnoteというサービスもある。

あんまり張り切ると更新が大変になるので、無理のないペースで観た映画とその感想を記録していきたい。

ついでに映画で好きなシーンを絵に描いたりもしているので、それもちょっと入れておきたい。

試行錯誤しながらなので、追記したりノートを分けたり、なんかいろいろガチャガチャやると思う。

趣味が合う方とつながってキャッキャしたりできると、ちょっとうれしい。

(脱線)

私は今まで、映画は「コスパの悪い趣味」と考えていた。本なら数百円で数週間、数ヶ月、細く長く世界観を楽しむことができる。「ものすごく観たい映画」があるときしか、映画館で映画を観ることはなかった。

しかし、仕事・育児・家事に追われる身となった今、腰を据えて活字を追う時間がなかなか取れず、「2〜3時間座っているだけで完結する」という映画を革命的にコスパ良い趣味と感じるようになった。

お金より時間の方が惜しくなったのだ。大人になったのう。

加えて、暗い場所で軟禁されて日常から切り離されるのも良い。

スポーツが好きな人が「体を動かして汗をかくのが気持ち良い」というのと恐らく同じ感覚で(好きじゃないので推測になるけれど)、映画館で映画を観ることに身体的な気持ち良さを感じている。

(脱線2)

私よりたくさん映画を観ている人は山程いる。「この程度で映画たくさん見てます、映画好きですとか書くなよ」と思う人もいるかもしれない。

でもこれ趣味だから。地味なおばさんのささやかな趣味だから。「いま、映画を観るのが楽しい」「育児、家事、仕事、映画以外の趣味も楽しみながら、無理のない範囲で映画も楽しみたい」という自分の気持ちを大切にしながら続けていきたい。

(脱線3)

ついでにドラマや本もまとめてみることにした。(分けるのが面倒)

4月

・映画1 クソ野郎と美しき世界
テーマは逃げる&探す。企画がキレッキレにキマってて新しい地図サイドの胆力が伝わる。

・映画2 七人の侍(録画)
激烈な面白さと美しさ。話の筋も美的感覚も両方凄い。みんなが夢中になるのも納得。

・映画3 君の名は(新海誠版)(録画)
いろんなクラスタの最大公約数を突いていてすごい。

・映画4 帝一の國(録画)
原作のテンションを全く殺さない、奇跡の実写版。続編(帝一2年生版)熱烈希望。

5月

・映画5 レディプレーヤーワン
サービス精神旺盛すぎな巨匠が、全オタクへ贈る壮大なご褒美!

・映画6 オール・ザット・ジャズ(午前十時の映画祭)
突き詰めれば男の狡い願望ショーなのに、映画としては超絶カッコイイので悔しい。

・映画7 羅生門(Netflix)
京マチ子が全て持って行く。。圧倒的京マチ子アワー。

・映画8 清洲会議(Netflix)
ずっと中火でグツグツくすぐられ続けるようなファニーな映画。

・映画9 地獄の黙示録(午前十時の映画祭)
エンタメ要素あり、メンタルにズシッと来る部分もあり。私は後半好き派だよ!

6月

・映画10 犬ヶ島
全てがかわいくて手が込んでて隅々まで見たくなる。社会風刺的な楽しみ方も。

・映画11 万引き家族
日常の見え方が変わる、新しい度数の眼鏡を渡してくれるような映画。

・映画12 用心棒
ストーリー、役者陣、音楽などなど全てがかっこいい!群馬のからっ風がめっちゃ西部劇感出してる。ヒロインは飯屋のおやじさんだと思う。

・映画13 椿三十郎
用心棒よりお上品でファミリーでも安心して観られるかんじ。おじさん3人組が椿拾ったり、ほのぼの笑えるシーンがいっぱい。

・ドラマ1 おっさんずラブ
奇跡のバランス感覚。春田、牧、部長、みんなありがとう。。

7月

・映画14 パンク侍、斬られて候
好き。この企画がメンツでこの規模で観られる奇跡に感謝。みんないいけど個人的MVPは染谷将太くん。

・映画 七人の侍(3ヶ月ぶり二度目)
やっぱり映画館で観るとさらに良い!テンションが増幅する。侍走りを身に付けたい。

↓5週連続、夏の浪人映画祭(万引き家族も浪人っぽいなということで)

8月

・映画15 未来のミライ
娘のリクエストで一緒に観た。赤ちゃん返りのクセがすごい。絵がきれい。

・映画16 カメラを止めるな
どストレートな面白さ!観てる側がどんどん制作側の気持ちになって、応援せずにいられなくなるのがすごい。ラストうっかり泣きそうになる。

・映画17 ラ・ラ・ランド(Netflix)
最後めちゃくちゃ泣いた。。平行世界ずるい。ライアン・ゴズリングの冴えない感じがすばらしいー。

9月

10月
・映画 若おかみは小学生
小学1年生の娘と見た。構成のバランスの良さがすごい。重い話なんだけどテンポ良く見られて感動ポイントもきっちりある。

・映画 大奥〜永遠〜[右衛門佐・綱吉篇](GYAO)
曲者感満載&京言葉の宮藤官九郎の色気がすごい。しかし堺雅人の「感情昂ぶって急に京言葉になる攻撃」で逆転サヨナラホームラン。京言葉に弱いということがよくわかった。

・映画 ブレードランナー(Amazon)
街の感じとか女の子のファッションとか、とにかく世界観がかっこよすぎ。こりゃみんな好きになるわけだ。

・映画 ブレードランナー2049(Amazon)
完全にライアン・ゴズリング好きになってしもうた。。ストーリー自体はブレードランナーより好きかも。

・ドラマ フェイクニュース(NHK)
2018年のインターネッツのドロドロが全て凝縮されたガツンと来るドラマ。これ見るだけでリテラシー上がるので各所で教材として導入すべき。反日なども逃げずに書いてて本気度が凄い。

11月
・映画 ボヘミアン・ラプソディ
終わってみれば王道の「成り上がり→栄光→天狗→挫折→そして……」って話なんだけど、超丁寧な作り込みで没入感半端ない。ライブシーン圧倒的すぎ。ステージ以外のフレディの繊細&キュートな感じも良い。好き。

・小説 無銭優雅
栄くんがピーズの大木温之で脳内再生されちゃって止まらない。。とにかく栄くんのかわいさを愛でる小説。

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