
ライター業で安定収入を稼ぐカギは狩猟型から農耕型へのシフトにあり?
フリーランスのライターとして生計を立てることを目指す人が増えています。しかし、実際にライター業で安定した収入を得ることは、想像以上に困難です。副業として空き時間を活用する分にはよいものの、専業ライターとして生活していくためには、相当な工夫と努力が必要となります。
◆不採用を見越した応募は難しい
多くのライターは、クラウドソーシングサイトや紹介サイトに掲載される案件に次々と応募し、採用を勝ち取ることで収入を得ています。いわゆる「狩猟型」のビジネスモデルです。ただ、この方法では、案件の掲載状況や採用率によって収入が大きく変動してしまいます。
案件に応募する際、本当なら受注できない可能性を考慮して、キャパより多めの案件にエントリーしたいところですが、まかり間違って全部採用されてしまったら地獄を見ることになります。
結局、多くのライターさんはキャパの範囲で応募し、どれだけの案件を受注できるのかは運次第、という行き当たりばったりを続けています。いえ、正確に言うと、これだと収入が安定しないので続けるのは困難です。
エントリーした仕事の半分しか採用されなかった、という月があったりすると、空き時間ができてしまうので、タイパも最悪。狩猟型はリスクが大きく、非常に効率が悪いのです。
筆者もその昔、「今月は気持ちがいいほど仕事がないよね!」という時期が重なり、家計が詰みかけたことがあります。仕方なく廃品回収のアルバイトをやった、などという黒歴史もあり、ライター課業は一筋縄ではいきません。
専業ライターにつきまとうお悩みを解消するためにはどうすればよいのでしょう?
ここから先は
2,232字
¥ 300
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?