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記事の中に登場する「専門用語」はどう扱う? 「相談」で新たなお仕事ゲットも!

おはようございます!
AM6:00に愛犬のモーニングコールをくらい、先ほど二度寝から覚めた谷垣です。

というわけでw
ライティングにおける専門用語の取扱について、お話ししてみたいと思います。
ビジネス系のライティングでよく出てくるのが、業界ならではの用語――いわゆる専門用語というやつです。

講座でも触れましたが「心理的瑕疵」とか普段言いませんよね。これ、不動産の専門用語です。
「免疫チェックポイント阻害剤」なんて言葉は医学用語ですが、これも大概の人は見ただけで「難しそう」「自分とは関係ない」と感じるでしょう。

ただ、二つとも実は割と身近な話題に関わる言葉ではあるのです。
「心理的瑕疵」はその建物や土地について、「目に見えるおかしなところはないけど、気持ち的にちょっとイヤ」と感じる要素を指します。
具体的に言ってしまうと、「前の入居者さんが、ちょっとアレな亡くなり方をしてた」なんて事実がそれ。

「免疫チェックポイント阻害剤」は日本の研究者である本庶教授が開発したもので、同教授はこの功績によりノーベル医学生理学賞を受賞しています。
わかりやすく言うと、がんに効くお薬。個人差が大きいのですが、効く人の場合には、末期から完治することもあります。
日本人の2人に1人ががんになる、と言われる時代です。そう考えると、身近なお薬なんですよね。

こんな風に書くと、難しげで「そんなの関係ねー」に思えた言葉が、割と身近に感じられませんか?
そう、意味がわかると「ああ、なんだ」と理解し腹落ちする言葉は意外とたくさんあるのです。

では、ライターはそんな「専門用語」をどう扱えばいいのでしょう?

以下に案を並べてみます。

①とりあえず使わない。別の言葉に置き換える。
②「※」を付けて文末に解説を入れる。
③その用語に関する記事を書いて、リンクを張る。

ザッと見てわかる通り、①と②はライターが自身の判断でできることです。
③については、クライアントのOKが必要なので、まず提案することになります。
ライターにとっては、うまくいけばお仕事が増えるというメリットがありますw
ただ、提案する際にそこをうたうのは下策なので、クライアントには「検索からの導線になるかも」という利点を告げて推しましょう。

おっと、後ろで老犬がおやつを催促してるので、本日はこんな感じでおしまいw
不定期で情報発信していきますので、よかったらお楽しみ下さい。
それでは、本日がみなさんにとって、最高の一日でありますように!

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