シュガーマンさん、マーケティングの法則にやられて買っちゃいました!
昨日はパートナーの誕生日。
「プレゼントはいらないよ~」と言うものの、
それではこちらが楽しくない。
と言うことで、久々にデパートに行ってきました!
「何があったらいいなって言っていたっけ?」と
思い出しながら、メンズフロアをウロウロ。
お財布やパスケース、服や靴下などをサラッと見た結果、
決まったのは『無段階調節穴無しベルト』
夕飯を食べた後、緩めるのが楽だそうです。
たくさん使ってくれると嬉しいな。
彼へのプレゼントが思ったより早く決まったので、
せっかく来たんだからと他のフロアをウロウロ。
そんな時足が向いてしまうのは、
数々のお皿やカップたちが並ぶテーブルウェアのところ。
「あっ、あれってもしかして!!」と思い
吸い寄せられるように近寄ったのは、
ある作家さんの特設コーナー。
普段は常設で販売してはいないので、
出会ったら見逃すことはできません!
私は母譲りで、大の食器好き。
すでに食器棚はたくさんの器やお皿で埋まっていて
レギュラー食器も決まっているのですが、
やっぱり素敵な物を見てしまうと欲しくなってしまいます。
「これって○○さんのものですよね。
素敵なので、つい集めちゃうんです」と私。
「あ、ご存じでしたか?ほんとに素敵ですよね。
私もこの作家さん大好きなんです。
彼女の作品たちは見ているだけでも素敵なんだけれど、
お料理を盛り付けると、グッと料理が引き立ちますよね」と店員さん。
すっかり意気投合し、ワイワイと話をしながら
あれやこれや、手に持っては元に戻し、
手には持っては戻しを繰り返して見て行きます。
頭の中では
「このお皿欲しかったんだよな~。
これにあのお料理を盛り付けたら、食卓が賑わいそうだな。
これも素敵、あっこれもいい!」といった欲しい気持ちと、
「もうたくさんお皿もカップも器もあるよね。
意外といいお値段だし、今日は買うのをやめようよ」といった
諦める気持ちとがグルグルと回っています。
さんざん迷った挙句、泣く泣く諦めることにしました。
だって、マグカップでも10,000円超え!
お値段がお手頃な小皿や小さめの器はもう持っているので、
今のもので充分。
持っていない、今手にしているお皿のようなものとなると、
そこそこのお値段がします。
「いろいろと見せていただいたのに、すみません。
今日はやっぱり買うのを諦めます。
うーん、このお皿やっぱり素敵だなぁ~。
でも、きっとまたどこかで出会えるはずだから、その時には買います」と
お礼を伝えて立ち去ろうとしました。
とその時、すかさず
「あーそうなんですね、残念です。
このお皿は、限定で作られたものなので数が少ないんです。
確か5枚だったかな?
今回なんとか手に入れて持ってきたので、
もしかしたら次は持って来られないかもしれません。
こちらのお皿はどんなお料理にもマッチするので、
持っていらしたら、長く使っていただけると思いますよ」と店員さん。
「えっ、限定なんですか?」と私。
「そうなんです。
次の制作はまだ未定なので、いつになるやら・・・。
値段も上げるかもしれませんね」と店員さん。
常設では買えない、大好きな作家さん・・・。
限定5枚のお皿・・・。
その内の一枚が目の前にあるこれ・・・。
次の制作はいつになるかわからない・・・。
次はデザインが変わるかもしれない・・・。
値上がりするかも・・・。
「あっ、やっぱりいただきます」
「はい!税込み22,000円になります!」
内心「やられた!」と思いながら、
さっとカードを差し出して、ついに買ってしまいました。
これって、マーケティングを学ばれた方なら
ご存じの法則ですね。
ジョセフ・シュガーマンが書いた
『シュガーマンのマーケティング30の法則
お客がモノを買ってしまう心理的トリガーとは』に
書かれている
1.巻き込み&オーナーシップ
要約:実際に商品を所有しているという感覚にさせること
2.収集欲求
要約:人間の心理には、全部集めたい、収集したいという強い欲求がある
3.限定
要約:わずかな人しか持っていないものを持っていたいという心理
4.期待感
要約:商品を買って手に入る未来を伝える
に当てはまりますよね。
わかっていたんだけれどな。
まんまと買ってしまいました。
早速明日、これにコロッケを盛り付けようと思います。
シュガーマンのこの本をまだ読んだことがない方は、
ぜひ読んでみることをお薦めします。
30個のトリガーのどれかによって
物を買っていたなと言うことがわかりますよ。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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