嬉しい偶然がすごすぎるお話
約1カ月前の9月20日、今年になって通いすぎているトヨタ記念病院で開催されたコンサートを鑑賞しましたが、それは、たまたま当日に知ったコンサート。
前日に出た急な薬の副作用症状のために予定外の外来受診を終えて、検査の結果も大丈夫ということで安心していたところ、コンサート開催のポスターを見て、「えっ、今日!」「わっ、もうすぐ開演!」と。
コロナ禍以前、父が長い間入院していた頃、何度か病院でのミニコンサートを鑑賞したことがあり、7月末からの入院中、また開催されるといいなという話をソーシャルワーカーさんとしており、「計画はあるようですが、日時はまだ・・・」と聞いていたのが、いきなり、偶然、その開催当日に来院するとは!でした。
さらに。
コンサートを鑑賞し終わって、1階のロビーでバスの時間を待ちながら休憩していたら、「タムラさーーーん!」と、私を呼ぶ元気な声が。
声の主は放射線治療に通っていた時にお世話になって、よく世間話もしていたナースさん。
乳がんの手術を終えてからの放射線治療に5週間も毎日通っていたのですが、「その後どうですか?」と聞いてくれたので、「実は肺塞栓になって、この夏2週間も入院していたんです」と伝えると、「えーっ!」って。
看護師さんだから、肺塞栓(肺血栓塞栓症)がどんなに致死的な疾患なのかわかるので、すごく驚かせてしまいましたが、「いやいやいや、今こんなに元気になってよかったわー」と、偶然の再会を喜び合いました。
そして昨日。
外来受診日ではなく、たまたま日時の都合が合う時に参加している病院のがんサロンに。
サロンが終わって、院内のローソンに立ち寄ってロビーに降りるためにエレベーターホールに向かって歩いていたら、また偶然、肺塞栓の循環器内科の主治医女史(娘年齢くらいの若手ドクターです)に遭遇。
7月27日の夜、ER受診で肺血栓塞栓症疑いが判明して、その時点で、ERのドクターと、ICUのドクターと3人で緊急処置にあたってくれたドクターが、そのまま主治医に。
脚の血栓を検査するエコーのリアルタイム読影をしてくれていました。
かわいい下のお名前で、〇〇先生、って呼んでいます。
〇〇先生、
「あらー、今日は外来だったんですか?」と。
「たまたまがんサロンに参加しに来たんですよー」と言うと、「お元気そうでよかったです、次の外来でお待ちしておりますねー」とニッコリ。
はい、職員総数1300人に迫る大きな病院で、こんなに偶然があるなんて、ということが続いている、というお話でした。