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サルスベリの赤ちゃん現る!嫌なことは断ち切るの境地
以前は季節ごとの一年草を寄せ植えしていたスタンド鉢。
数年前の夏だったかな、花のシーズンが終わって、
脇役としてのグリーンであるツルニチニチソウだけになって、
その後、そこには何も植えることなく、
今では雑草たちが身を寄せ合って過ごしている。
という鉢に、今年の春、植えた覚えがない葉っぱを発見。
いわゆる雑草の雰囲気がなくて、
何かのこぼれ種が、勝手に実生となって、
芽が出て、葉を展開して育ってきているんだなーと。
鳥の落とし物から、あちこちに生えてすくすく育つナンテンかな?
とも考えたけど、ナンテンの枝はピンとしているのに対して、
それは、ふにゃっと、ほわっとしている。
抜かないでおいて、様子を見ていこう。
そう思って放置していたら、先日、小さな丸い蕾ができていて、
それが割れそうになっており、中の花びらのピンクが見える。
しかも、その丸い蕾は、いくつかの束になった房咲き。
おーーーーーっ、これはーーーーーーっ!
サルスベリじゃなーーーーーーい!
とわかったのでした。
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その小さな小さなサルスベリ。
サルスベリの赤ちゃん、って感じ。
下の写真は、成長しきって大きくなったサルスベリ。
横浜市の金沢動物園のブログから拝借しました。
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サルスベリという名は、このツルツルの幹から名づけられたもので、
「猿も木から落ちる」こと必至のツルツルさ。
庭や街路樹などでよく見るのは、濃いめのピンクの花。
薄いピンク、白い花のサルスベリもあります。
さて、うちのサルスベリのベビーちゃん。
こうなったら、まずは大きめの鉢に移植して、水遣りに注意して、
寒くなったら庭に植えるかな、と。
しかしなー。
もう庭木も、好きなバラも増やしてはいけないと、
病気のことや年齢を考えると、はぁ、どうしよ・・・、
となってしまうのです。
それに、庭では、こんなに大木になったらまずいなぁ。
まあ、こんな、喜んで写真撮ってるんだから、
なんとかしてあげなきゃ、だよねー。
きっとこれも、鳥の落とし物の中にあった種からの誕生だと思うと、
その物語も目に浮かんで、好きになっちゃうし。
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うーん。
昨日、病気のことでも、仕事のことでもないことで、
今季一番かも? という嫌なことが起こって、
そのことを考え続けてしまうと心身によくないと判断し、
それを私の生活・人生からキッパリと切り離しました。
嫌なことであがかない、無理しない、断ち切る。
年を重ねて、大病も体験して、
限られた時間や、自分のことを大切にしていかなけれればと、
そういう境地から、くよくよ、じめじめした気持ちは
長引かせてはいけないと強く思うようになったね。