5月5日は父と母の結婚記念日。まだ生きていて私の乳がんで心配をかけていたら
今日、5月5日は父と母の結婚記念日。
1962年(昭和37年)の5月5日だから、今年で62周年です。
3年前の、コロナ禍の母の入院中、わが家のアルバムの中の数々の思い出の写真をスマホで撮り、3~4日に一度、母への想いを添えたフォトレターをつくって病院に届けていたんです。
それを病院の看護師さんや介護士さん、リハビリスタッフの方たちなどなど、母への声掛けの際に、見せて読んでくれていました。
仕事で遅くなった夜に届けた時には、「いつもこれを書いて届けてくれている娘さんですよね。私、栄養士の〇〇です。スタッフの皆が毎回楽しみにしているフォトレターなんですよー」と、初対面にもかかわらず、嬉しい言葉をかけてくれました。
でもねー、すでに意識低下が始まっていた母が、どんどん届くフォトレターを、どれだけ理解して、どう感じていたかのなーと。
この、結婚の日の写真も、ちゃんとわかっていたかな・・・。
2018年7月7日に旅立った父、2021年10月21日に父のところに行った母。
もしも二人がまだいて、このたびの私の乳がん告知と手術の日々を共に過ごしていたら、どんなに心配をかけていたかなと考えることがあります。
旅立ってからでよかった、というのもおかしいですが、心配をかけすぎることへの私の不安が、さらなる心労になっていたかもしれないなと。
今、きっと、空の上から応援してくれていると、その思いはゆるぎないものです。
ところで、2年前の2022年の今日は、父と母との記念日にと、お供えのお花を豪華に飾っていたのでした。
今日と同じく、天気のよい日だったので、お外で活けて撮影したことを思い出しました。
今年はというと、ここのところ毎日の外勤お仕事で、それがない日は通院でと、お供えの花をきちんとできないままでいます。
ごめんね、お父さん、お母さん!