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「あんぱん」昭和時代日本において生まれた漫画、アニメ『伝説のクリエイターと作品』③『やなせたかし』さん
皆さん。こんにちは。
宙唄です。
いつも徒然なるままに「note」しています。
以前から公言している通り、私の小学生時代のあだ名は「なんでもオタク」でしたが、
そんな私が勝手に好きな「アニメ」や「漫画」の作家さんを「note」してみています。
今日は、皆さんご存知、子供達のアイドル
「アンパンマン」と「やなせたかし」さん
です。
私はこのNHKの番組でやなせたかしさんを観て、アンパンマンに込められた『本当の人生ストーリー』を知りました。
彼の「アンパンマン」が世に出るより先に彼をメジャーにしたもの。
小学校の合唱などでよく歌ったり聴いた曲でしたが、
実は
『それいけ!アンパンマン』が放送される20年以上も前の曲です。
そして、彼初めての代表作となったこの作品のアニメ放送が始まるのは
1988年。
1919年生まれの彼はもうすでに69歳。
「遅咲き」
というには
あまりにも遅咲き過ぎた人生。
大正生まれの彼らの時代。
69歳なんて人生100歳時代の今で言う80歳のような感覚だったろうと。
戦後復興の高度経済成長期。
彼の年代には活躍の場がたくさんあったはずなのに、
『アンパンマン』と言う作品、
それが形になる事を信じてそこまでやり遂げさせたものはなんだったのか?
彼の人生への想いを馳せる時、私はただ
『涙が溢れて止まらなくなります』
・・・・・・・
『アンパンマンのマーチ』
彼は『絶望』の中から「アンパンマン」という作品を生み出しました。
何故『アンパンマン』は『ヘナヘナ』になるのに、頭をちぎって分け与えるのか?
ご存知ですか?
それは
やなせたかしさんの『戦争体験の中』にあります。
彼は、戦争によって弟を亡くしています。
彼自身も戦地に赴き、絶望的な飢えと苦しみを体験した末に帰還しました。
その彼は弟ではなく自分自身が生き残った事に対する罪悪感を抱えたまま生き続けた人。
『自分よりも弟が生きた方が、優秀で、未来を生きるのに相応しい存在だったのに・・・』
今を生きている政治家や財界人、国家やグローバル社会に影響を与える人にこそ、やなせたかしさんの『心に触れてほしい』と感じます。
考えられますか?
自分の生命より、弟の命の方が大切だと思える様な人間。
最初のアンパンマン
現在のアンパンマンになるまで、ずっとやなせたかしさんは描き続けましたがずっと酷評され続けたと言います。
弱くて水ぼらしい主人公を、誰も相手にしなかった。
それでも彼は諦めませんでした。
その諦めさせない力を彼の原動力を与えていたものは、戦争体験でした。
「自分の顔をちぎり、分け与えるヒーロー」
自分のためではなく、人に分け与えることが、スーパーヒーローのような輝かしい人よりも、ただ赤の他人を助けられる普通の人こそが正義のヒーローである。
あのいつも、人前に出る映像では明るい服を着飾って社交ダンスを踊っているイメージのやなせたかしさんからは想像も付かない壮絶な想いを抱えていました。
そんなやなせたかしさん。
NHKドラマ『あんぱん』が2025年前期に放送される予定とのこと。
絶対目頭熱くなる事必見すぎて・・・
現日本保守党の百田尚樹さんの
『永遠の0』
を原作で読んでから映画を観に行った時のようになりそうです。
『本当の正義は必ず傷つくものだから』
とても偉大なる作品を後世に残し、ずっと再会を待ち続けていたであろう弟の待つ世界へと旅立たれた。
私自身に問いかけてみる。
「なんのために生まれて、何をして喜ぶ?」
そして・・・。
そうだ、嬉しいんだ!!!生きる喜び。
たとえ胸の傷がいたんでも!!!
2025年、日本国も地球人類社会も、
『愛と勇気だけが友達』の『普通の人々』が活躍する時代へ・・・
ではまた!!!
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