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『ビットコインと東インド会社』『ユダヤ資本DS』やら言われている地球人類社会そもそもの本質因果について捉えてみる。
『資本主義(Capitalism)』
今回は、題材の結論から先に話すとすると思考の原点が
『東インド会社(株式会社)』と『ビットコイン(暗号資産)』
は
そもそも同じ原点から始まっているであろう
という着想から始まっています。
なぜそう私が思ったのか?
始まりの人類的着想因果と予測、目的と結果、期待と予測、取引。
『金融資本主義経済』とでも言うべき法則を
『100%IT』によって、
『ブロックチェーン』と言う『PtoP』技術が各国政府中央銀行の共同体を介さずに実現したもの。
とことん利益だけを追求して資本家と労働コストの関係を突き詰めて資本家へ還元する。
それが資本主義経済であり、
社会主義や共産主義は、労働者や社会公益性を大切に共同体を形成して運営していくもの。
本来、税や政府の役割は、
地球環境や国際関係、民族や社会福祉、障害者や貧困、公共の福祉など、資本主義によって生まれた利潤を再分配して社会の公平性や透明性、戦争や犯罪からの治安改善や健康的で文化的生活のための衛生面、教育などに割り振られるべきもの。
ビットコインを含む暗号資産は無政府であるために、ステークホルダー関係者以外に富の再分配が行われない。
その部分が1602年オランダに創設された「東インド会社」即ち「未公開株式」に近い要素を有していて公平な公益性が存在していない。
それはDSだ、グローバルエリートだと陰謀論者が話している存在をすり替えたに等しい。400年以上経った今でも、人類は資本主義的な発想の元、資本主義と経世済民の両立に苦心していると言える。
そもそもの東インド会社とビットコインが成立した背景は地球人類社会において因果関係があると考える。
まずは人間が意図を持って創造したことである事。
次に価値交換の対価と報酬の形として規則を決めた事。
そして、その時にある人類社会の時代背景が合致した事。
まず人間が創造した事。
東インド会社はアジア貿易を行う上での支援者を必要としていた。それを株式という形で手形を作り、利益分配の権利を約束したもの。
ビットコインはPOWによる新しいブロック形成によるマイニングに報酬が与えられる。
東インド会社は当時の航海技術により、アジア貿易が可能となった時代背景があり、ビットコインは通信技術の発展とその受益者としてのITの民衆化という時代背景が重なっている。
2009年にビットコインが開始されてから15年程度。
2024年、300兆円を超える時価総額を有する。
暗号資産全体では500兆円を超える。
現在のところ、「ビットコイン(暗号資産)」は「デジタル資本主義時代の象徴」と呼ぶべきものだろう。
私は以前からお話ししているように
『Occupational Therapist』
地球人類という生物を、存在や社会性を哲学や生物学的視点から、
生と死の間を人と社会と宇宙真理の間を読み解き、R&Dすることが役割。
資本主義を極め、どんなに究極な経済成長をこの400年間果たしてきても、
精神疾患や自殺者は絶えず、貧富の差は広がり、いじめ問題や犯罪、戦争や紛争、環境文化破壊、民族や宗教の紛争そして、日本、大韓民国、中国を中心とした少子高齢化という民族消滅危機。
これが、明確な事実だろう。
つまり少なくとも日本民族にとって「資本主義社会」より最適解は必ず存在するということ。
量子AI技術が人類を超越する技術的特異点。
ポストシンギュラリティ時代。
我々は一旦、「資本主義」というものを新しい存在に放擲して、
それぞれの人生の役割や意味に向き合って生きることが必要になるのではないか?
個人的には企業や政府によって連発される『Welbeing』という言葉には抵抗がある。
何故なら、全ての存在はそれ以上でもそれ以下でもなく等しく尊い存在だと感じているからだ。
目指すものなんかじゃない。それが当たり前だからだ。
仮にWelbeingを唱えなければいけないということは、それ自体が自己や他者、そして社会やこの自然宇宙存在を『illbeing』だと言っているようなものだ。
生老病死は実在していて自然だ。そしてそれ自体が地球という水の惑星で存在していることが、多元宇宙から見たとき、奇跡としか言いようがない偶然だ。
そのWelbeingはそれぞれが当たり前にこの多元宇宙の中の偶然にある今の奇跡的存在価値を
「あなたは私、私はあなた」である。
と認識しあえるかどうか?つまり「こころ」や「意識」への深みにかかっている。
地球人類は宇宙に飛び立とうとしている。
もう地球は一つの生命体としてのつながりを誰しもが感じられる時代を生きている。
大気も、水も他の元素たち素粒子たちもそれを記憶している。
風も波も日々太陽や月と共に回り続ける地球という母なる生態系の球体の因果律の中にある。
・・・
東インド会社とビットコイン。
資本主義による経済成長至上主義。
この400年間の間にどれだけの人が戦争で亡くなったのだろうか?
実はOccupational Therapist(作業療法士)は理学療法士と同じようにリハビリテーションを提供する職種ですが、
その成り立ちは日本と世界で異なっています。
作業療法士は、主に人間性の根源の復権を求める職種であり、そのためには社会環境や精神衛生、生きる意味や役割といった本質的な人間性に対する問いがあります。
実は人間社会からさらに枠を広げたOccupationから見た時、
地球生態系の中に存在していること、即ち生きるための行為。呼吸をする、食事をする、排泄する。それ自体が既に地球に生きる生命としての意味として存在しています。
資本主義と戦争。
第一次世界大戦は1600万人。
第二次世界大戦は8000万人。
地球人類はどれだけ多くの人々を、技術によってその所有欲と資本獲得の為に殺戮して蹂躙して屠ってきたのだろうか?
筆舌しがたい嗚咽を感じる。
そして今、暗号資産という社会公共福祉にも生態系環境にも属さないブラックボックスの資本主義の欲望は、
500兆円を超える資産価値は
誰のどこに向かっているのだろうか?
非暴力・非服従。
インド人のマハトマ・ガンジーは、弁護士としてイギリス連邦による資本主義社会からの植民地状態にあった諸国の解放運動の中心となった。
彼は弁護士だった。そして彼は法では叶わぬと悟り、ただ座り、糸車を回し続けました。
そしてインド独立後、インド人青年によって射殺されます。
合掌した状態で「へー ラーム(おお、神よ)」と唱えた最後でした。
これから先、我々が向かう未来はどんなものになるのでしょうか?
東インド会社とビットコイン。
そして
戦争と大量虐殺。
人間の欲望は際限なく、善良に生きようとする人々の希望と勇気を犠牲にして踏み躙りながら進んできました。
或いはそれが神なのか悪なのかわからぬ何かが与えた生存本能なのかもしれません。
私は、非暴力・非服従を選択します。
そして、マハトマガンジーさんだけでなくテロや暗殺によって消された、多くの志を持って天に登った賢人たちの魂が、
・中村哲さん
・ジョンレノンさん
など。
たとえ未来がどんな国家政府や金融システムの中に地球人類の中にあったとしても、
私たちの中にある本質的で大切な意味に、人類に多くの気づきや叡智を身をもって与えてくれた人々の想いが、いつかきっと身を結び、
戦争による破壊や殺戮、富の独占による快楽よりもっと大切なことを、
水の惑星地球を生きる意味を、希望を
新しい価値観の中を社会の中で全ての人が見出せることを信じています。
See you next time!!!
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