宙(Oosora)
おはようございます。ライターの宙唄です。
以前の投稿を読んでもらえば解るように、
大都会から、先島南西諸島で
地球上唯一の「湧水」
が育んだ特殊な生態系の島に移住してそろそろ2ヶ月が経ちます。
この島は
日本国でありながら、日本国
でない。
琉球でありながら、琉球
でもない。
先島諸島でありながら先島ではない。
ある種独立した一つの「国」の様な風土
を形成しています。
この島を出た事がない人や、
この島をリゾート、あるいはビジネス目的で捉えている人には、
恐らく全く気づかずに生活している事でしょう。
この島は、海底に堆積した死骸が形成した石灰岩に覆わ、雨水が濾過された地下水となり、湧き出した水よる生命循環があり、生態系とそこに宿った風土が存在しています。
割愛しますが、プレートニクスや文明形成、渡鳥などの生態系を意識するとき、
それは地球という生命体の歴史と未来を示唆しています。
余談ですが、この島ではよく音楽フェスが行われています。
太古の昔からフェスティバルを、何故人類はするのか?
そして
アーティストが目指すもの、意識を共有する感動を与えるもの。
「World」「mother」や「one」
などは、音楽にはよく聞かれ、感動的な曲に共通するテーマである気がします。
マイケルジャクソンや、ビートルズはきっと1000億回は流れて人々の意識に、潜在的行動に影響を与えてきたんでしょう。
それと同じように、大気や水、地球に感謝、感動、歓喜が、生態系に対する造詣が日常生活と重なった意識で人類社会が動く時、
大きな変容が、政治や教育、経済といった人間が習慣化、固定化しやすい社会システムを変える。
それは人間が作り出した、生態系循環、人類の変容の妨げにもなりうるシステムになっている。
政治、教育、金融が生まれるはるか前から、地球の生態系は存在していて、恐らく人類が滅んだ後も、生態系はまた何事もなかったかのように、その営み、変容の体験をDNA、ミトコンドリア、素粒子波動の体験記録と共に「宙」の営みを継続して行くことだろう。
今を生きる我々人類も、地球が太陽の周りを130週もすれば、全て姿を消して次世代へと移行している。
半導体やAI、ロボットプログラムの130年後を予測出来る人など存在しないだろう。この宇宙には解明されていない事、あるいは人類が解明した所で放擲する事が唯一である、悟りの至る事実に辿り着く。
1000年前から存在している、繋がっているもの。
そして1000年先も繋がり、伝わって行くもの。
生きている。生きていく。親から子へ、孫へ。
大海原の彼方に向かう
「ニライカナイ」
の理想郷へ
明日は、「地」について書いてみます。