ブログ設計をガチる超メモ

【ブログをガチるメモ】ペルソナ再考編

以下記事の続きです。

今回の記事の概要

前回以下のようなペルソナを立ち上げたのですが、このまま突っ走る前に過去に新事業開発の仕事とかしていた妻に相談したところ色々見えてきたので、再度ペルソナを考えました。

その経緯をここではメモっていきます。

ペルソナ・ターゲットの違い

色々アドバイスをもらったのですが、ペルソナとターゲットが違う話もあったので先に載せておきます。

■ペルソナ
・来てほしい人
・超細かく具体的な人がイメージできるようなレベルで絞り込む
 ・彼女はいる?いない?
 ・どこに住んでいて、通勤時間はどのぐらい?
 ・職種だけじゃなく、具体的に毎日どんな仕事をしている?
  ※できれば日々の作業スケジュールレベルで

ぶっちゃけ粒度は商品を作る or 売る or ブログなどによって変わると思う。
それも踏まえる必要あるけど、可能な限り細かく決めるべき。
■ペルソナとターゲットの違い
・ペルソナとは厳密には意味が違う
・たとえば、Cancanはペルソナは女子大生・OLらしい
 けど、実際にはJKも見てる
 ここで言うと、ターゲットはJK・女子大生・OLとなる

これは補足的に出てきた知識なのでメモったけど、ターゲットではなくペルソナを考えることを意識すべきということなのだと思う。


※上記ですが、公開したあとに若干認識間違いが発覚したので、正式な引用文を載せておきます。

ペルソナというのは、先に書いたように、実在するかしないかは問題にしません。

例えば、新しいサービスやプロダクトの場合、そこには既存のユーザーが存在しないことがあります。しかし、そのサービスやプロダクトが出てきた結果、こういう“個人”が誕生する。。。といったことを想定した場合、その個人像のことを“ペルソナ”と言います。

また、「赤文字系雑誌」と呼ばれるJJ、ViVi、Ray、CanCamなどの読者は、女子大生やOLが想定されている読者ですが、(今はわかりませんが)実際は女子高校生によく読まれていると言います。この場合、“想定読者像”=“ペルソナ”=“女子大生やOL”であり、広告の“ターゲティング”としては“女子高校生”と考えます。

引用:https://peing.net/ja/q/b66bc56a-8e2c-4d61-bd8a-5af4a5115c6c

しろが考えたペルソナについての他者視点の意見

ここから、しろが考えたペルソナについて意見をもらったので、覚えている範囲で一旦会話をメモ。

年収300万で事務の人に、ブログをよみにきてほしいとおもっているの?来てほしい?の視点抜けてない?
事務の人って確かにパソコン触っているからWebライター思いつきやすいかもだけど、それって何となくWebライターを選んでる人じゃない?

サクッと調べて未経験でも始められそうだったからやってみたみたいな。
なんとなく選んでいる人はそこまで大きな目的意識がないから、ブログを読みに来ても、その後の行動に移りづらいのでは?

たとえば、しろがやっているライターレッスンの集客をCVで考えたときに、その人たちは申し込むのだろうか?
たぶん申し込まないよね。コンテンツやしろのファンになった方はもしかしたら申し込むかもだけど、そもそもその余裕ってあんまりないんじゃないの?
そう考えると、もっと別の人になる可能性もあるかも?

たとえば、普段から人と話す仕事が主流で、その仕事にストレスを持っているような営業の人。
給料もそんなに高くなくて、営業のストレスから解放されたい人はリモートワークやパソコンでの仕事にあこがれているのでは?

だから、東京フリーランスのターゲットも営業なのかもね。
「もう営業のような仕事はしたくない、リモートワークで仕事できる生活を手に入れたい」という強烈な目的があるよね。

もしくは、働くママさんとかもありかも。
子供がいるから、ゆくゆくはリモートワークなど時間コントロールしやすい仕事にシフトしたい。また、旦那の収入がある程度あるから、そんなにがっつり働く必要はないけど手に職付けないとと思っている。

みたいな人は、「子供との時間を大切にしつつ、働ける環境を手に入れたい!」という強い想いがあるよね。
どちらにせよ何かしら強い想いがないと最終的なCVにたどり着かないと思うし、情報収集も熱心にやらないからTwitterもあまり見ないんじゃない?

他者視点の意見をもとに再考察

まず、「最終的にブログに来てほしい人」という視点がごっそり抜けていた。「Webライターをはじめたり、そこから学ぼうと思う人はたぶんこんな人だろうなー」という視点だけで考えてしまっていたので、ここは考え直さねば。

たしかに、今思っているペルソナだと強烈な想いはないかもしれない。
ただ、そこはコンテンツや情報発信で教育していく部分かなーと思っていたけど、最終的なCVは視野に入れとかないと「ゴールを決めずにコンテンツを作ること」になってしまいがちなので、そこは考える必要がありそう。

今考えているとりあえずのCVは今のところ以下。

■執筆依頼をしてもらう営業口
ライター系のコンテンツブログで育てば、名指しで執筆依頼が入ってきそう。これはペルソナとは関係なく、実績ベース + ライターのカテゴリだから入ってくるという感じ。

もしくは、この実績をもとに提案文に盛り込んだりするためにブログを使えそう。結果的に今よりも単価高い仕事を増やせそう。
■ライターレッスン生の集客
ゴウ先生のサロン、名もさんのサロンなど低価格で学べる環境って増えてきているので、そんな中でも「しろさんだから教わりたい」「しろさんと一緒にメディアで執筆したい」と思ってもらう人に来てもらいたい。

そのために、超有益でわかりやすいコンテンツを作って、この人に直接相談しながら教えてもらえたらもっと成長できそうと思ってもらうためのコンテンツとしてブログを活用する。

ブログを見ればある程度のところまではいける、でも、文章の細かいところとか書く記事やキーワードによってフィードバックしないと見えてこない部分はなくならない。その部分をお金を払ってでも教わりたい人向けのCVという感じ。
■無理のない範囲の記事に合ったアフィリ広告
ブログを収益化するのも目的の1つ。とはいえ、コンテンツキングなので、読者にとって価値のあるコンテンツはマスト。そのため、以下の方針でアフィリも狙っていく。

1. 質の高いコンテンツの記事内のリンクをアフィリに置き換え
2. 追加情報としてアフィリ広告の情報を載せるときにアフィリ広告を探す

ブログのPVがそこそこ上がってから、サチコで分析して検索順位 + PVの多い記事を洗い出して、その記事にアフィリを入れる。アフィリを入れた後は、ヒートマップを導入して、アフィリリンクの位置が正しいところにあるか?などは見ていく。

こう考えると、ライター系のCVとしては「新規クライアントの集客」「ライターレッスンの集客」となる。ペルソナに直結するCVとしては「ライターレッスンの集客」になりそう。

そう考えると、「がつがつ調べたり、強烈な想いを持って取り組んでいる人」がターゲットになるのでは??

次に、たとえば「営業の人 or 働くママさん」で考えてみる。
最終的にはどのチャネルで何を発信し、どんなコンテンツを作っていくか?が大事なので、Twitterでの発信も今回の設計によって変わってきそう。
そう考えると、「働くママさん」に共感してもらう情報発信としては、ぼくの立場は弱い気がする。

「子供のことを考えて、将来リモートワークしたい方に注意・興味を持ってもらえる情報を発信する」は娘もいるし少しはできそうだけど、「普段の仕事と育児の両立に対する、共感ツイート」はぶっちゃけレベル高め。
僕は男なので、狙ったとしても感性が違う部分は出てくるはず。なので、たぶん発信内容と共感内容にズレが起こる気がする。

そう考えると、やはりターゲットは男性になるのかも。

では、営業だったらどうだろうか?普段営業している人の悩み(リモートワークの裏返し)への共感として発信はできそう。
少なくとも、「カフェで毎日パソコンで仕事をしている、しろの発信」は興味を持ってもらえそうだし、ぼくもツイートもしやすそう。

そう考えると、東京フリーランスに近いペルソナになるかもしれない。ちょっとこの視点で再考が必要なのでこれを読み直しつつ、明日は再度練り直すことにする。

まとめ

ペルソナって、落としどころめっちゃ難しいなという印象。ライターになる人ってぶっちゃけ本当に色んなタイプがいるし、考えれば考えるほどペルソナって出てくる疑惑がある。

そんな中でもペルソナをある程度絞りたいなら、「他のチャネルで情報発信すること」「最終的なCVを考慮したときに成約できそうか」をイメージすることが大事かもしれない。

まだ抜けているところもありそうだけど、次再考しなおしたペルソナを使って、一旦AISCEAS(アイシーズ)を考えていく予定。無限にペルソナを作る沼にはまりそうなので、一旦その先を考えてそれを含めてペルソナの設定を見極めていくイメージ。

アジャイル開発的な発想で、ある程度まで作ってから見直して精度高めていきます。ではでは。


■連載記事一覧
・1記事目:Playersでブログ設計をガチるチームを立ち上げた
・2記事目:【ブログをガチるメモ】ペルソナ設計編
・3記事目:【ブログをガチるメモ】ペルソナ再考編
・4記事目:【ブログをガチるメモ】ペルソナ + ブランディング編


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