【体験談】車いすの人を介助するときのポイント
私は今までに、ケガした人や病気をしている人の車いすを押す機会が多くありました。
そんなときに感じたのが、車いすに座っている人はふとしたときに不安を感じているということ。
車いすに座った経験がある人は分かると思いますが、普段生活していると分からない感覚を車いすに座っている人は感じています。
そこで今回は、自分の体験をもとに車いすの人を介助するときのポイントについてご紹介します。
※ちなみに、私は病院関係者や介護職経験者ではないので、専門的な知識はありません!
あくまで、自分の体験をもとにご紹介します。
車いすの人を介助するときのポイント!
小さな段差にも注意する
車いすの人を介助するときには、小さな段差にも注意することが大切です。
これは一番基本的なポイントで、車いすに座っている人は少しの揺れや振動でも不安に感じます。
私たちが、車に乗っていて急に揺れたら怖いですよね?
それと同じ原理で、車いすに座っている人は後ろで押している人の姿を確認することができないため不安を感じやすいです。
また、車いすは地面に近く揺れがじかに伝わりやすいこともあり、怖さが増します"(-""-)"
私も車いすを体験したことがありますが、少しの揺れでも怖かったです!
車いすの人に安心してもらうには、小さな段差にも注意して車いすを押すことが大切。
また、段差を通るときには、ゆっくり通るなどの工夫が必要です。
エレベーターは後ろ向きに入って前から出す
車いすの人を介助するときのポイントとして、エレベーターは後ろ向きに入ってから前から出すのがおすすめです。
少し具体的なポイントですが、病院などで車いすを押しながら、エレベーターを利用することがあると思います!
そのときに、何気なく前向きに乗って、後ろ向きにエレベーターから出ていませんか?
実は後ろ向きでエレベーターから出るのは、車いすに座っている人は不安を感じます。
実際に私が車いすを押していたときに、車いすに座っている人が
「様子が分からない場所に後ろ向きで降りるのは怖い!」
といっていました。
車いすを介助しながらエレベーターに乗るときには、後ろ向きに乗って前向きに降りるというポイントを押さえてみてください。
少しのことでも声がけをする
車いすの方を介助するときには、少しのことでも声をかけることが大切です。
車いすに座っている人は段差や振動に敏感なので、少しの段差でも不安になってしまいます。
そういった段差や振動が起こりそうな場所を通るときには、積極的に声をかけることが大切です!
声をかけることで、不安を解消することができます。
例えば、段差の前に一言「段差通ります!」というだけで、車いすに座っている人は身構えることができますよね。
普段の生活では意識しないので、車いすに座っている人の目線で考えることが大切です。
人は、自分が想像していないことが起こると恐怖を感じます!
車いすの介助をするときには、些細な場面でも積極的に声をかけることが大切です。
まとめ
今回は、車いすの方を介助するときのポイントを解説しました。
車いすの方は、私たちが気づかない不安や気持ちを感じていることがあります。
車いすを押してあげる際には、しっかりと声掛けをしてあげて不安を感じていないかさりげなくチェックしてみてくださいね。
それでは、また!
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