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お悩み相談#7 未経験・無資格から不動産ライターを目指すには?

こんにちは、ライター・ブロガーのはなえりです。ライター名「小花絵里」から本名の「はなえり」で活動することにしました。

「Webライターのお悩み相談室」へのご相談ありがとうございます!
今回のお悩み相談はこちら。

ご相談内容
これから不動産ジャンルのライターになりたいと考えています。
しかし現在病気を患っているため、思うように体が動かず実際の案件を受けるのは難しい状態です。

短時間の作業は可能なためできることはしたいと思い、不動産ジャンルの勉強をしながら何週間もかけてブログ記事を執筆しています。

実際の案件を想定したことをしているつもりですが、どうしても自己流のためこのまま続けてよいものか不安です。
いくつか疑問点がありまして、お答えいただけると幸いです。

一つ目にライターとして最低限どのぐらいのスピードで執筆できればよいかわからないでいます。

・実際の案件の執筆期間は何日間かけても良いか
・ペルソナ設定、リサーチ、構成、執筆といった各作業工程にそれぞれ何時間かけるか
・依頼主とのやり取りかかる時間はどのくらいか
・上記を踏まえた一日の最低限の作業時間

2つ目に不動産業界未経験で資格も有していないため、どのようにスキル・知識を磨いていけばよいかわからないでいます。
・経験や資格がない状態で提案文が通るのか
・提案文にブログ記事を載せることで実績になるのか
・はじめに取得するならばどの資格が良いか
・不動産投資、遺産相続、注文住宅に関することなどいろいろなテーマがあるが、勉強するならば一つに絞り専門性を高めるか、それとも幅広くするべきか

長文になりましたがお答えいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

質問者さんは不動産業界での実務経験や資格はないけれど、不動産ジャンルに特化したライターを目指しているのですね。
今回は、ご質問頂いたライターの仕事内容やスキルアップについて回答していきたいと思います!

ライターの執筆スピードについて

頂いた質問に1つずつ回答していきますね!あくまで「私の場合」を回答しているため、人によってはまったく違う回答になるかもしれません。
参考程度に考えてください。

・実際の案件の執筆期間は何日間かけても良いか
案件によります。私の場合、初心者の頃に受けていた案件は3~7日程度が多かったです。
はじめのうちは、クライアントの希望に自分が合わせられるかどうかを判断して、問題なければ契約に進むと良いと思いますよ。

・ペルソナ設定、リサーチ、構成、執筆といった各作業工程にそれぞれ何時間かけるか
私の場合、リサーチがほとんどいらないテーマ(知識や経験があるテーマ)に絞って受注しています。作業時間を記録していないので各工程の細かい時間はわかりませんが、1記事(3,000~5,000字)に6時間くらいかけています。
初心者の頃は、1記事に3日かかったこともありました。ただ、転職の体験談など、リサーチがいらなそうな記事は1日に2~3記事くらい書いたことがあります。案件によっても大きく変わると思いますよ。

・依頼主とのやり取りかかる時間はどのくらいか
私はクライアントとのやり取りに時間がかかるという認識がないので、どのくらいかかっているか把握したことがありません。私の場合、タイピングが速いこと、これまでの営業経験からメールでのやり取りに慣れていることが関係していると思います。

・上記を踏まえた一日の最低限の作業時間
まずは、質問者さんが1記事を執筆する時間を把握することから始めてみてはいかがでしょうか?ブログ記事の更新にどのくらい時間をかけていますか?

また、実際に案件を受注してみると、どのくらい時間がかかるのか把握しやすいと思います。
一気に案件を受注するのではなく、まずは1つ受注して、終わってからまたもう1つ受注してみる…というやり方が、無理なく進められて良いと思いますよ。

未経験・無資格から不動産ライターを目指すには

2つ目の質問にも順番に回答していきます!

・経験や資格がない状態で提案文が通るのか
転職活動と同じで、多数の応募があれば経験や資格のある人が採用されやすいという話です。経験や資格がなくても、提案文が通ることはあります。

・提案文にブログ記事を載せることで実績になるのか
「自分が書いた記事」という実績になります。

・はじめに取得するならばどの資格が良いか
不動産ジャンルに特化する!と決めているのであれば、宅地建物取引士が良いですね。ただ、質問者さんはまだ不動産に限らずライターの案件を受注していない状況のようなので、実際にやってみて「不動産ジャンルではない方が良いかもしれない」と方向転換する可能性がありますよね。
宅地建物取引士はきちんと勉強しないと合格できない難易度の資格なので、「ライターのため」だけで考えると重いような気もします。

上記を踏まえて、はじめに取得するのであれば、試験範囲に不動産・相続があるFP3級はいかがでしょうか?独学でも十分に合格できる難易度だと思います。FP2級まで取得できると、プロフィールに書きやすくなりますよ。

・不動産投資、遺産相続、注文住宅に関することなどいろいろなテーマがあるが、勉強するならば一つに絞り専門性を高めるか、それとも幅広くするべきか
仰るとおり、ひと口に不動産ジャンルといっても幅広いです。私は最初から1つに絞るのではなく、不動産ジャンルの中でも興味のあるジャンルを2~3つ選んで勉強するのが良いと思います。

最初は幅広く、需要と供給を知ってから少しずつ狭めていくのがおすすめです。とはいえ、不動産ジャンルのすべてを勉強するのは効率が悪いので、興味のある分野や似ている分野を2~3つ選んで学ぶと良いと思いますよ。

実際に案件を受注するようになってから、ジャンルを絞って専門性を高めてみてください。

「短時間の作業は可能なためできることはしたいと思い、不動産ジャンルの勉強をしながら何週間もかけてブログ記事を執筆しています。」と、今できることを進めている前向きな質問者さん。
ブログ記事の更新は慣れるまで大変ですよね。でもきっとブログ記事を書いた経験は、実際にライターの仕事をする際にも役立つと思います。
応援しています!

※ちなみに、この記事の回答部分は約1,700字。執筆にかかった時間は約1時間でした。参考までに記載しておきます。


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