【全部で8STEP】ライティングは順番が大事!
「ライティングできない…全然進まない…」
「ライターになりたいけど記事ってどうやって書くの?」
などなど、右も左もわからず不安になっていませんか?
私も5年前は同じように正解がわからず不安になっていました。
そんな、ライティングの正解がわからず悩んでいる方へ、今夏は私が実際に行っている方法をご紹介します。
5年かけてたどり着いたベストな方法なので、参考に…というか真似していただけたら書きやすいかなと思います!
全部で8STEP!ライティングの流れ
これが全体の流れで、特に重要なのはSTEP1~3です。
この3つにどれだけ時間を使えたか、STEP1,2を行った末、濃厚なアウトプット(STEP3)ができたかで記事の質は大きく変わります。
ライターと言えばライティングなので、多くの初心者ライターは調べながらライティングをしたり、いきなりライティングから始めたりしますが、それは間違いです。
読み手を理解せずに書いた記事は、とてもとても運が良くバズらない限り読まれません。
これから各STEPを解説しますが、読まれる記事を書くためにも特に1~3は集中して読みましょう。
STEP1.情報収集
記事を書く前に、大きく2つのことを知る必要があります。
1.キーワードで検索するユーザーの悩みや心理
2.ユーザーが知りたい解決策・解説
1.ユーザの悩みや心理を知る
例えば、「冷蔵庫 寿命」がキーワードだったとしましょう。
キーワードから冷蔵庫の寿命が知りたいことはわかりますが、それよりもっと深い部分で、「なぜ寿命が知りたいのか」まではわかりません。
なので、そこを探っていく必要があります。
ユーザーの悩みを探る方法1:検索
「冷蔵庫 寿命」で検索すると他の人はこちらも検索には「壊れる前兆」「冷蔵庫 寿命 <会社>」とあります。
また、関連する質問にはユーザーが気になっている質問には他の人はこちらも検索の内容に加え、買い替え時期の質問があります。
これからから、壊れる予兆を感じてる人や、今壊れてほしくない(=何年使用できるかを予想しておきたい)人が検索している仮説が立てられます。
ユーザーの悩みを探る方法2:知恵袋やSNS
もっと深い部分を知るために、知恵袋や教えて!goo、SNSなどでキーワードやそれに関連する内容を入れてみます。
そうするとより詳しくユーザーの悩みや心理を知ることができます。
ユーザーの悩みを探る方法3:上位記事
「冷蔵庫 寿命」で検索し、上位5位ぐらいまでの冒頭を読んでみましょう。すでにユーザーについて調べ上げた上で書かれているため、冒頭に書かれた共感(のユーザーの悩みや感じていること)は、ほぼ正解の内容です。
ただ、ここで注意してほしいのは、完全なる正解ではないためペルソナ像を信じ切らないこと!あくまでも情報収集なので参考程度に見ましょう。
ユーザーの悩みを知る便利ツール
「ラッコキーワード」はライターには必須のツールで、関連キーワード、上位サイトの見出し、関係する知恵袋がすべてチェックできます。
ここでツールの説明をすると長くなるため割愛します。
ただ、無料で使えるのでライターになりたい方は一度使っておくことをおすすめします。
2.ユーザーが知りたい解決策・解説
検索したユーザーに解決策などの情報を提供するため、少しでも説明できるぐらいの情報を収集します。
収集する方法は、上位記事を見るでOKですが、記事自体にオリジナリティを出せるよう、ユーザーの悩みや心理に合わせて提供できる情報がないか探してみましょう。
STEP2.ペルソナ設定(必要に応じて)
ペルソナ設定はサイト全体に対してすることがありますが、1記事ごとに設定する場合もあります。
その時は、情報収集でユーザー像が見えてきたこのタイミングで行うのがベストです。
ペルソナ設定については以下の記事で解説しているので、ここでは割愛します。
STEP3.構成作成
情報収集をして、ペルソナも決まったら構成を作成します。(案件によっては骨子作成と言ったりもします)
見出しはペルソナに刺さる内容を意識しつつ、上位記事が入れている内容+オリジナリティを入れた内容にします。
基本的な構成
見出しはh1~h4ぐらいまであり、それぞれの役割は以下の通りです。
h1はタイトルなので、本文で使うことはありません。
基本的にはh2~h4を使用して本文を書きますが、初心者がh4まで使用すると記事が見づらくなることがあります。
そのため最初のうちはh2,h3に収めれるように書くのがベストです。
構成例
先ほどの「冷蔵庫 寿命」を例に本文の見出し構成を紹介します。
上記は簡単な見出しですが、どんな見出しを作る際も必ず小見出しは大見出しの内容とズレないように作成しましょう。
ズレていると記事の質が下がる他、ユーザーも読みづらさから離脱してしまいます。
STEP4.タイトル作成
見出しの内容を網羅する内容または、一番気になるであろう部分を押し出した内容でタイトルを作成しましょう。
数字を使うとより引きが出ますよ。
案件によってはマニュアルがあるかと思いますが、ない場合は30文字程度に収めるのがおすすめです。
ネット上では「最後にタイトルを付けましょう」という方もいます。
しかし、書いているうちにタイトルや見出しからズレていく人もいます。方向性がずれないよう軸にするために本文のライティング前にタイトルを付けておきます。
STEP5.本文のライティング
ここまでで書く準備は整いました。
あとはタイトルと見出しからズレないよう得た情報を書きます。
1つの見出しにつき、200~300字程度が読みやすくておすすめです。
内容は説明→結論でも良いのですが、ユーザーは「早く結果が知りたい」ため結論から書くPREP法を意識しましょう。
STEP6.コピペチェック
上位記事を見ていると言葉選びが似てきたりすることがあります。自分はコピペのつもりがなくても、似すぎてコピペみたいになってしまっては意味がありません。
そのため、出来上がったタイミングで以下のサイトにコピペし、チェックをしましょう。文字数制限もありますが、一般的な記事であれば全文可能です。
STEP7.声に出して読む
全体を読み、誤字脱字や違和感がないかをチェックしておきます。その際に声に出して読むと、句読点の位置や文章自体の違和感に気づきやすくなります。
自分で作った文章を声に出して読むのは少し恥ずかしいかもしれませんが、良い記事にするにはやっておきたいところです。
STEP8.(時間があるなら)翌日に一度読む
声に出さなくても良いので、時間があるなら翌日にもう一度読んでみましょう。前日は違和感なかった部分や気づかなかった部分が見えてきます。
最後のブラッシュアップの意味を込めて、やることをお勧めします。
まとめ
ライターはただ文章を書くだけでなく、読むユーザーの心理や悩みに寄り添った内容を書くことが求められます。
重要なのはSTEP1とSTEP2です。ここさえしっかりできていれば、ユーザーのことも解決策も頭に入るので、見出しと本文がとても書きやすくなります。