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Webライターの業務範囲ってどこまで?
「ライター=文章を書くこと」というイメージがあると思います。
そのイメージ通り、ライターの基本的な対応範囲はテーマに沿ったライティングです。
ただ、案件によっては書くだけでなくその周辺やもっと広い業務まで入ってくることもあります。よくある業務から遠ざかれば遠ざかるほど社員の方が当てはまる内容かもしれませんが、フリーランスのライターでもあり得る話です。
今回は、書く以外に「こういうことも依頼される可能性がある」ということを紹介しますので、駆け出しのライターさんは頭の片隅にいれておきましょう。
★を使って、可能性が高いものから順に紹介していきます。
★★★:比較的対応することが多い業務
ここでは、ライター案件の90%のぐらいは業務に入っているものを紹介します。
リサーチ
記事を書くときは必ずテーマなど、内容を指示するものが出されますので、その内容がしっかりと書けるよう知識を入れていきます。
記事は自分がかきたいように書くのではなく、「読まれるように書く」のでその記事を見る人が欲しい内容を入れられるよう、情報収集をします。
画像の選定
Webで調べ物をすると、開いた記事の上部や間に画像が入っていることがありますよね。その画像を選定する仕事です。選定基準は記事内容や各見出しの内容に適したもので、主にshattar stockやAdobe stockなど膨大な画像が手に入るサイトから選定することが多いです。
例外としては、canvaなど簡単に作れるサイトで作成したり、デザイナーさんへ依頼してて作成するという方法もあります。
☆★★:案件によっては対応する業務
ここでは、ライター案件の60%のぐらいは業務に入っているものを紹介します。
ペルソナ設定
メディアサイト自体のターゲットやペルソナはあると思いますが、記事自体にもペルソナを設定して書く場合があります。
これはディレクターが指定する場合もありますが、記事を書く人が設定する場合もあります。
ちなみに、ターゲットは概要、ペルソナは詳細といった違いはこちらです。
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CMSへの入稿
CMSとはプログラムを書けなくてもWebに記事や画像を投稿できるシステムで、わかりやすく言うと、アメブロやはてなブログなどの管理画面のようなものです。
仕事で使用するCMSの中で圧倒的に多いのがWordPressです。少し難しく感じるかもしれませんが、アメブロなどとほとんど変わりません。書いた記事を張り付け、画像を設置して公開するのが基本的な流れです。
記事は直接CMSに書いていく方法とWordを使って書く方法がありますが、それは案件や対応できる人にもよります。
☆☆★:ほとんどない業務
ここでは、ライター案件の10%のぐらいは業務に入っているものを紹介します。
分析
公開した記事が、どんな人に、どれぐらい見られていて、どこのテキストりんくや、ボタンリンクから売上(CVとも言ったりします)が発生しているかといった分析を行います。
ライターが行うことは稀ですが、マーケターがいない、ディレクターの業務範囲になっていない案件であれば、ライターが行い、結果を記事に反映させる業務が発生する可能性があります。
フリーランスよりは社員ライターの方が行う可能性は高いでしょう。
まとめ
ライターの業務は基本的に明確ですが、案件によっては☆☆★の業務まで行うこともあり、書く以外の知識が必要です。
どんな知識もつけておくに越したことはありませんが、駆け出しライターさんは、SEOライティングとライティングに必要なリサーチ力をつけるのが先決です。
これさえできたら、とりあえず案件を取れる+継続は可能です!