天皇賞・春 見解
昨年のダービー馬と菊花賞馬が顔を揃える一戦。
しかしダービー馬は有馬記念、大阪杯と惨敗。
G1制覇に燃える長距離砲の古豪もいる。
難解な一戦。
ポイントは4歳馬の扱い方か。
それでは有力馬をまとめていきます。
有力馬の見解
ドゥレッツァ
昨年5連勝で菊花賞制覇。その後は休みをはさみ前走金鯱賞では展開のアヤもあり2着。
ダービー馬不調なら、実績的にはこの馬。
菊花賞のスタート後、引っかかって先団にとりついた時には、惨敗を予想した。しかしルメールの神騎乗もあり終わってみれば4馬身差の圧勝。
菊花賞制覇時、世代No.1はこの馬!との声もあったが、今回真価が問われる一戦。
過去のベストパフォーマンスレース:2023年菊花賞1着
前走のレース:金鯱賞2着
タスティエーラ
昨年の皐月賞2着、日本ダービー1着、菊花賞2着。
しかし、その後の有馬記念6着と大阪杯を11着と調子を落としている。
本来なら菊花賞馬に一矢報いたいところだが…
復活は厳しいか?
過去のベストパフォーマンスレース:日本ダービー1着
前走のレース:大阪杯11着
テーオーロイヤル
3400mのダイヤモンドSを連覇に前走の阪神大賞典も制し目下2連勝と勢いに乗る。
ここは待ち望んだ舞台。
折り合いも全く心配なく、鞍上菱田騎手ともこれが14戦目。
前走のレースぶりは圧巻だった。
G1クラスかが疑問。
過去のベストパフォーマンスレース、前走のレース:2024年阪神大賞典1着
ブローザホーン
ここまで着実に力をつけてきて、前々走の日経新春杯で初重賞制覇。
前走阪神大賞典は3着だった。
連はあるかもしれないが、頭は厳しいか。
過去のベストパフォーマンスレース:2024年日経新春杯1着
前走のレース:阪神大賞典3着
サリエラ
5歳の牝馬だが、ここまで8戦3勝、2着2回。
今回は鞍上に豊騎手を迎え、前走で見せた長距離適正でどこまでいけるか?
過去のベストパフォーマンスレース:白富士S1着
前走のレース:ダイヤモンドS2着
見解まとめ
正直メンバーが揃った天皇賞とは言えないが、菊花賞馬が勝利するかどうかが最大の焦点と見る。
菊花賞馬の翌年天皇賞・春の成績は1980年以降のデータを見ると、出走したのが22頭、未出走が22頭。
出走した馬の成績は[ 10-1-4-7 ]、勝率45.4%、連対率50%、複勝率68.1%とかなり高い。
ドゥレッツァにとってはここは取りこぼせない?!