書き直しに近いダメ出しをいただく
ライターじゃない人の方が面白いもの書けたりして。
先日提出した原稿が、ほぼ全部赤入れされて返ってきた。
自分の文章に変にプライドを持つと、向上心にも気分にも良くないので、赤入れ自体はそれほど気にならない。
気になるのは、知識が足りないことだ。
今は冠婚葬祭系のコラムを書いている。クライアントはもちろん、その業界の人間だ。
対する私は全くの素人。ネットで調べながら記事を書いている。
「この情報は正しくない」「この情報は例外もある」
そんな赤入れが続く。
彼らが私に依頼するのは、「時間がないから」とか「自分で上手く書けない」からだろう。
その期待に応えたいとは思っているのだけれど、やはり私の知識で書く文章は付け焼刃感が出てしまう。
「あなたが書けばいいだろう」そんな愚痴を言いたいわけではない。
むしろ情熱に燃えている。
彼らの知識を掘り起こす、取材ができるライターになりたいと改めて思った。
「取材ができたほうが、単価が高くなる。」
今までは、そんな理由で取材のできるライターを目指していた。
「あなたの経験を、あなたの含蓄を私のチカラで世間に伝えたい。」
ダメ出しのおかげで、やっと自分だけの理由を持つことができた。
「ダメ出しも頂き物」と思って、明日も頑張ろう。
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