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よく聞かれる「ライターへの質問」に答えてみた【どうやってモチベーションを保っていますか?】

こんばんは。ライターのトイです。

最近よく聞かれる質問に答えてみるのコーナー。ライターだったり、フリーランスだったりする方の「モチベ問題」について考えてみます。


Q.どうやってモチベーションを保っていますか?

どんな仕事であっても、フリーランスだろうが会社員だろうが、いつかはぶつかる「モチベーションの低下」の問題。

「最初はモチベーションを高く持って仕事に臨めていたけれど、モチベーションが下がってやる気が出ないんです…」
「モチベーションの低い仕事は、どうしても後回しにしてしまう」

直接聞いた話でも色々な「モチベ問題」を聞いた経験があります。

あとはXを見ても「Webライターを目指してます!今日は〇〇を勉強して、●件の仕事に応募しました!」なんてやる気たっぷりな人が、いつの間にかフェードアウトしアカウントが無くなり……なんて光景もよく見かけますね。
(自分がXを全然更新しないのはさておいて)

Webライターは特に、参入の障壁が低いから「自分にもできそう!やってみよう!!」という方が多いのかもしれません。

しかも勉強をするとそこそこわかるから、なおさらモチベーションが上がりやすいのかも。

でもそれが継続するかは別の問題。仕事やプライベートが忙しくなったり、体調や環境の変化があったりすると、同じ気持ちで仕事には向かえないですよ。だれしもだれしも。

ではどうすればいいのか。私なりに意識していることがあります。

A.モチベーションに左右されない仕事の進め方を準備しておく。

前の記事でも「やる気があろうとなかろうと、仕事はしなきゃいけない」と書いたのですが、通じる話ですね。クライアントも納期も、やる気が出るのを待ってはくれません。

モチベーションにしてもやる気にしても、ムラがあるものじゃないですか。

体調や気温・湿度・気圧、疲れ、仕事やプライベートの状況。「あの本の続き気になるな〜」とか、近所の工事の音が耳に障る、とかでも変わってくる。

ある程度予期できることはあれど、常に同じモチベーションでいる人はいないと思うんです。(人からどう見えているかは別ですが)

だからこそ、最初から「モチベーションありき」で仕事をしないようにしています。

そこで大事になるのが、「モチベーションが高くないとできない状況を作らない」こと。

低いモチベでできる好きな仕事であっても、面倒な作業が山積していれば腰は重くなります。そのうえ暮らしていくための仕事もあれば、ちょっと苦手なジャンルの仕事も受けるわけです。

そんな時にでも「これくらいの作業から、取りかかってみますか〜」と思えるようにしておくのが大事かなと。

たとえば、あらかじめ自分なりのテンプレートを作っておいて、順番に入力していけば叩き台はできあがるように準備しておくとか。
タスクを細分化して、少しずつ手をつけていけば大半は仕上がるように計画を立てるとかもおすすめ。

私はとにかく、頭を使わなきゃいけないことを減らす。自動化できる部分は自動化し、効率を高めるようにしています。

特に定期的に受けている仕事は、なるべく「型」を決めて、当てはめていくだけで概ね見えてくるようにする。頭はコンテンツを充実させるために使う。

撮影の場合は、アングルと撮影の時間帯はほぼ固定し、背景と見せ方を変えてわかりやすく見えるように。

淡々とやっていても、ある一定以上のクオリティを保てるように準備しておくんです。

あと、根本となる仕事の選び方にも工夫が必要かなと。

そもそも、高いモチベーションややる気がないとできない仕事はしない。

これも意識していることのひとつです。

私も、高いテンションとたっぷりのやる気で、仕事をしてきた経験がいくつもあります。でもそれって、かなり無理をしている状況なんですよね。

無理をしてでもしがみつきたい、どうしてもやりたい仕事ならまだいいんです。たとえモチベーションが下がっても、きっと最後までやり切れるから。

でもすべての仕事を、やる気やモチベーションだけで推し進めていると、やる気やモチベーションがなくなった途端に仕事が進まなくなる。

……これってクライアント目線で考えると、めちゃくちゃ迷惑じゃないですか。「モチベが上がらないからできません」って、バイトを辞める言い訳かよ。

100%のモチベーションを保たないとできない仕事は、たぶん今の自分には不釣り合い。無理をしてでもやりきる覚悟がないなら、受けるのは控えた方がいいかなと思うのです。

モチベーションを低くしていてもある程度は対応できる仕事であれば、迷惑はかからないし、疲れていてもミスは少ない。
そんな仕事のことを「得意ジャンル」と言うのかもしれません。

見ようによってはかなりネガティブな話なんですが「お客さまの役に立ちたい」とか「クオリティの高さの追求」とかは、常に念頭においてこその話です。

それすらもモチベーションが高くないと担保できないのであれば、根本から考え方を変えなきゃいけないのかなと思います。ただ稼ぎたいなら、他の仕事もあるんやで!

さいごに

まとめると

  • 低いモチベーションであっても仕事ができるように準備をしておく

  • モチベーションを高く保たないできない仕事を受けない

以上が私が意識していることです。

「こうやったらモチベーションが高まる!」みたいなハックがあるわけでもなく、「初心を思い出して新たな気持ちで仕事に向きあう!」みたいな精神論的なことじゃなくて、拍子抜けかもしれません。

仕事って、生活です。

歯を磨くとか洗濯をするとかの日常動作に、いちいちモチベーションとかやる気とか関係ないじゃないですか。なんなら何も考えずにやってしまえるわけです。

仕事もそれと同じで、病気や多大なショックがない限りは淡々と向き合えるようにするのも、仕事を続けていくコツだと思います。

病気の時は、やる気があっても休もうぜ!
死別や失恋や推しのスキャンダルで立ち直れない時も、心が健やかじゃないから休もうぜ!!

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