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今日からトライ!絵本講座[心が育つIQ絵本講座]で学んだ読み聞かせ大事なコツ2

昨年の秋から冬にかけて絵本講座[心が育つIQ絵本講座]を受講しました。いい意味でたくさんの衝撃を受けました!

一番変化を感じたのが娘の発想力がぐんとアップしたこと。

その効果は幼稚園や習い事の先生からも「最近物事の見方が変わったね」と言われたほど。

そこで今回お伝えしたいのは、講座受講後に私が実践している読み聞かせのコツ2点についてです。

コツ1<普段の親子の会話のスピードで読む>

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絵本を読む時、子どもにお話の内容を理解してほしいからゆ~っくり丁寧に読むことが多いのではないでしょうか?それは子どもにしたら違和感のある状態。

だって普段ママと会話するときは

「さあ ~   おやつ を  食べようっかぁ〜 」なんて言わないですよね。

まだ字が読めない子どもは絵とママの声から情報をキャッチします。ママの読むスピードがあまりにゆっくり過ぎると気が散って絵本の世界から現実に戻ってしまいます。

参考までに、子どもが時間を感じる「体感時間」をご存知でしょうか?例えば5才児の10分間は、大人の1時間相当に感じるのだそうです。(参考:cotree/ジャネーの法則より)

う〜ん、子どもの目線で考えてみるとこの体感時間でゆっくり絵本を読まれると「早く次を読んでよ〜」と感じるかもしれませんね。

いつも親子で話す自然なスピードで読む。その方が子どもも「聞くぞ!」と集中してくれます。

ポイント
①普段の会話のスピードで。※注:速読や早口ではないよ〜
②「子どもが話についてきてないな」と感じたらスピードダウン
③初めて読む絵本はゆっくり読み、全体像を受け入れて

※0才~1才くらいの赤ちゃんにはゆっくりでOK。(もともと1フレーズが短い絵本が多いので、必然的にゆっくりになりますね^^)

コツ2<大げさな抑揚は封印!ドキュメンタリー番組のナレーションなみにはっきり、淡々と読む>

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子どもに絵本を楽しんでほしいからこそ、声色を変え絵本を揺らしたり、リアクションを加えて読む。私もそうでした。

でも、それを続けているとせっかく絵本の世界に集中している子どもの意識が別の場所に逸れてしまうんですね。

お笑い番組を想像してみて下さい。

芸人さんが笑いを取りたい場所でオーバーリアクションをすると、そのセリフが頭に入ってきますよね。でもそこだけが切り取られ、話の展開や細かいところは薄くなってしまいませんか?

読み聞かせも同様で、大げさな動作や声色を変えると、絵本ではなく”読んでいる大人”へ意識がいってしまいます。読み手が主役になり、絵本が脇役になってしまう。

私も絵本講座の受講後は抑揚を封印!イメージとしてはドキュメンタリーのナレーションです。同じテンションでハキハキと、でも派手な抑揚は無し。見どころやポイントはちょっとだけ声色を変えたり、あえてクールに読んだり。


脳内スクリーンショット!?娘に現れた驚きの変化

すると驚く変化が。

娘の絵本を見る集中力がぐんとアップ。まさに「穴があくほど見つめる」状態になりました(笑)そして絵本を脳内カメラで撮ったかのように隅々の細かい描写、内容を覚えるように。日常の会話で「○○(絵本の名前)の、△△のページみたいに××だね~」など正確に言うのです。他に要因はあるのかもしれませんが、読み聞かせ方を変えてからの変化なので、結果的に娘には効果はてきめんでした。

とはいえ、絵本によっては抑揚のある読み方をすることで面白さがグンと引き立つ場合も。

例えば「三匹の子豚」の狼がびゅーっと息を吹くシーンなどは、狼になりきって息を吹くと大喜び。そのような一面を味わえるので、ママの直感で「この絵本は抑揚をつけたら楽しそうだな」と思ったら、時には読み方を変えるのもいいと思います。

ノラネコぐんだんシリーズなども抑揚をつけた方が味がありますよね。

ポイント
①淡々と読み聞かせることでその絵本が伝えたいことを受け入れる
②読み聞かせる時はTVのナレーションを演じる!(笑)
③時には抑揚をつけてた読み聞かせで、絵本を多様に味わい尽くす

我が家は①を基本に、絵本によっては③も時々取り入れています。


ぜひ今日から読み聞かせのスピード、読み方を意識して読んでみてください。


きっとお子さんの新たな扉を開くきっかけになるはずです。


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