コンプレックスを解消する
20代、精神が安定した大人になってからの健全なコンプレックスは、少しずつその内容が変化してきました。
健全な、とわざわざ書いたのは、思春期などで感じていたわけのわからないどうにもならない対処不能なコンプレックスとは種類が違うからです。
20代前半:東京の、ザ・社会的エリートへのコンプレックス(出身大学の都合でそういう層がよく可視化される環境にいたので)
===名古屋への引っ越し===
㊗️ コンプ解消 ㊗️
20代中盤:理系コンプレックス、具体的には統計がわかったりコードが書けたりする人へのコンプレックス
===ChatGPTの登場 → コードが書けるようになった===
===ノーコードツールの登場 → HPとか作れるようになった===
===大学院進学 → 専門社会調査士の勉強を進め統計を理解した===
㊗️ コンプ解消 ㊗️
現在:社会のインフラを担う人、エッセンシャルワーカー、資格職へのコンプレックス ← New
現在感じているコンプレックスは、要は、自分が転職を繰り返しても給与を上げてもどこまで行っても結局文系ホワイトカラーであり、その仕事内容は社会ではあってもなくてもどうでもよくて、文系ホワイトカラーとしてキャリアを積むしかない未来を前提としたときに感じるコンプレックスです。
あと、会社以外の後ろ盾がないことに対するコンプレックスも含まれるかも。定年後どうするの?とかいう不安も関係していそうです。
具体的には、「看護師」「助産師」「保育士」「教師」「社労士」「消防士」などの職業に就く人を目の前にして、私の仕事はこうです、このように社会に貢献していますと胸を張って説明できないような感覚です(なんとなく、そこに「医師」とか「弁護士」「会計士」は含まれていないんだよなあ。医師とか弁護士会計士になる友人を身近に見ているからかも)。
子どもにも自分の仕事胸張って説明できないかも。まずい。
そして、現在抱えるコンプレックスを解消すべく動き始めました。
ずばり、電験三種の資格勉強です!
正式名称は「第三種電気主任技術者試験」。
インフラを守る資格職。80歳まで現役で働ける(言い換えれば、人手不足により年取ってもしゃーなし働かされる)。
しかも!今後小規模発電施設やEVスタンドなどが拡充されるにあたり、一層人数が必要となるらしい。やばいやん。
はあ、証券アナリストなんかの民間資格(自費で十数万円)にお金と時間を費やさず、3年前に勉強始めとけばよかった… 証アナの勉強はつらすぎた。あとACCAとかいう国際会計士資格の教材も買わなければ良かった。
とはいえ、電験三種は計算問題が多く、物理や数学など今まで触れてきてない分野がたくさん含まれるので勉強しんどすぎるという気持ちもあります。三角関数とか弧度法の復習からやってるし。
けれども、こんなにも自己肯定感の向上を日々感じる資格勉強は久しぶりです。
2-3月にせめて科目合格目指して頑張るぞ、という決意表明の日記でした。
💡🔌
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