大好きなアイドルの新曲を聴いたら息が止まりました。
そのアイドルのYouTube動画にコメントをつけました。
この内容が全てです。
自分自身が、10代の少女たちが中心に据えられて、高校にも行かず作るもの(もちろん大人がプロデューサーですが)を応援するのは、自分の中で倫理観のバランスが取れません。
そういうシステムに加担することも、是としません。
彼女らのプロデューサー min hijinのプロデュースした代表的なグループ、SHINeeとf(x)からは20代の自殺者が出ています。韓国のアイドル業界だと珍しいことではないんですが。
ただ、私自身そこまでのめり込んでライブやら何やらに課金をしたりいくつもグッズを買い占めたりというほどのオタクでもないんです。
仕事と研究(と多少の家事)で他ほぼ何も手がつかないくらい忙しいのが毎日の実態で.. 推し活は全然労力を割けていません。
なのでせめて、、という気持ちでコメントを書きました。
アイドル業界に対する自分の今の気持ちを書き記したところで、好きな音楽の話をしたい。
Electro House
と呼ぶのが正確なのかわからないのだけど。。。
こういうビートってほんと心がキラキラする。中学生の時、SoundCloudで通学時に必死に音楽を探していた青春の気持ちが蘇る。あ〜こんな音楽あるんだ、ていうかベースもドラムもギターすらも使わないで、こんなかっこいいのってアリなんだって気持ちだったかも。その頃本格的に宅録にハマっていれば、今頃どこかのDJやプロデューサーにでもなれていたのかな。ビートの作り方とかの面から研究する方向にはハマらなくて、後悔したりします。ガリ勉なんてしてないでトラックメーカーに邁進すればよかったのにね(今からでも遅く無い??)。
音楽の趣味の合う友人もリアルでは周りにいなくて、ただひたすら一人でプレイリスト作ったり、SoundCloudのコメント機能とかで海外の人とうすーくつながったり。
高校に進学すると、DaftPunkがちょっとしたブームになって、random access memoriesのCDを貸し借りしてました。嬉しかったけど、私だけが好きだと思っていた音楽がみんなに見つかってしまった!という気持ちで少しソワソワしたかも。
昔インターネットのコラムで、10代の頃に好きだった音楽は一生聴いているという研究結果?体験談?的なものを読んだことがありましたが、間違いない。私は特定のアーティストというより、2010年代前半のキラキラとしたRemixやElectro House Musicがそういう存在なんだなと改めて思いました。
何の整理もされていないけど、当時作っていたSoundCloudのプレイリストを公開してみました。
アーティストの名前も曲名も覚えられず、完全にジャケットやイラストの画像記憶で、その時々に聴きたい曲を選んでいました。そんなことまで思い出して懐かしく恥ずかしい気持ちになる。なんとnicheでnerdな…
好きな曲を見つけるのも、だいたいジャケットがオシャレとかで見つけていた気がします。インターネット時代のレコード探しみたいですね。
それにしても、10年経っても宅録アーティストの皆さんSoundCloudから曲を消してないんですね。ありがたい。
10年経ってなんだかんだIT業界の片隅で仕事をすることになりましたが、NewJeansのCool With Youのような作品に出会えたり、昔好きだった音楽の思い出があったりするので、インターネットやデジタルネイティブってやっぱり素晴らしいよなあと改めて思ったりするんですよね。
それともこれも、生身の生き物とも触れ合わず自然の中で生きる力を削がれ、エアコンで涼しい部屋にこもってdesktopとしか向き合ってない都会の現代人の戯言なんでしょうか。
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