旅行先で大好きな街ができた。
こんにちは。先日、2泊3日の大阪一人旅に行ってきました。
初大阪、初ひとり旅ということで、旅行というよりも冒険でした。ドキドキ。
道に迷って何回も遠回りしたり、「ナンバ駅って漢字とひらがなのやつあるんですか?」って聞いて駅員さんに笑われたり…。
電車にも乗り慣れていない田舎の箱入り娘がなぜ一人旅に挑戦したかというと、どうしても行きたいホテルがあったからです!!
そのホテルがこちら。
西九条と布施の二カ所にあるそうです。私が今回訪れたのは、布施。
#商店街の中にホテル
SEKAI HOTELは商店街の空き店舗を客室にしているそうです。だから、フロントも客室も商店街の中に散らばっています。しかも、看板は元のお店のまま。この時点で、絶対面白いじゃん!!
フロントはこんな感じ。婦人服店かと思いきや、ホテル。商店街に溶け込みすぎて、気づかず通り過ぎちゃいそうです。だけど、駅までホテルの方がお迎えに来てくれたので、すぐに辿りつけました。優しい!
#布施の日常を体験
SEKAI HOTELのテーマは"旅先の日常へ飛び込もう"ということで、食事もお風呂も商店街の中で地元の方たちと一緒に。
だけど、初めての街でいきなり日常に入り込もうとしても難しいです。
そこで登場したのが、SEKAI PASS。
このSEKAI PASSを見せるだけで、喫茶店のモーニング、銭湯を無料できたり、一部のお店で割引になったりします。PASSを利用したお店では、地元の人の何気ない会話が聞こえてきたり、時には声をかけてくださいました。まさに布施の日常に入り込める魔法のパスポート!
他にも、たこ焼き屋さんで利用しました。SEKAI PASS限定おやつたこやき 150円。
できたての絶品たこ焼きは3つでは足りず、追加で5つ。ポン酢と九条ネギ美味しすぎた。
SEKAI PASSの提携店以外にも、魅力的なお店がたくさん。
あつあつ揚げたてのコロッケ、回転寿司発祥のお店でのお寿司、イチゴ入りの高級食パン、大阪名物しょうが天、お店のおばちゃんと駄弁りながら食べたお好み焼き…。とにかくいろいろ食べて、いろんな人に出会えました。
#人と人のつながり
このように、地元の方やお店が宿泊客をあたたかく受け入れてくださるのは、SEKAI HOTELのスタッフの皆さんが地元の方とのコミュニケーションを大事にしているからだと感じました。
ホテルに着いてすぐ、スタッフの方が商店街を案内してくれた時、すれ違う地元の人と挨拶を交わしたり、時には立ち止まっておしゃべりをしたり、本当にあたたかく楽しい空気が流れていました。
また、SEKAI HOTELでは、地元の子供たちのためにイベントを開催したり、街の清掃活動を行ったりもしているそうです。
私が自然と日常に入り込むことができたのは、スタッフの皆さんと地元の皆さんが日頃から人とのつながりを大切にしているおかげだと思いました。
#そこまでしてもらっちゃっていいんですか !?
SEKAI HOTELのスタッフの皆さんは、宿泊客である私との出会いもすごく大切にしてくれました。
おもてなしほど堅くない、ただ私を楽しませるための素敵なプランを用意してくれました。
まず、宿泊前に電話で、今回の旅行の目的や滞在中にやりたいことなどを丁寧に確認してくれました。「地元の方とお話してみたい!」という私の要望に合わせて、おすすめのお店をピックアップした地図をつくってくれたり、おすすめの居酒屋さんで一緒に夜ご飯を食べながら、いろいろなお話をしてくれたり…。
さらに、代表取締役である矢野浩一さんが、お忙しい中時間をつくって、ホテルやお仕事の話をしてくださいました。私の相談にも乗っていただけて、本当に嬉しかったです…!
最終日の夜には、ホテルをチェックアウトした後にも関わらず、スタッフの方がもう一度時間をつくって会ってくれました。「最後は見送るって決めてたから!」と言ってくれたのが、本当に嬉しかったです。
#思い出たくさん
嬉しかったこと、楽しかったこと、びっくりしたこと、感動したこと、挙げたらきりがないです。
とにかく、不安でいっぱいだった初めての一人旅が過去1レベルの思い出になったのは、紛れもなくSEKAI HOTELの皆さんと、地元の方々のおかげです。本当にありがとうございました!
初めは名前すら聞いたことなかった街だけど、布施がすごく好きになりました。街並みも、食べ物も、人も、全部!
布施には、2日程度の滞在では気づかなかった魅力がまだまだあるはず。
「また来てね」と言ってくれたので、また行きます。
次に行くまでには、写真の撮り方をマスターしておこうと思います。