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MAMA2023
今、書かなければならない。
そう思って文字を並べるのも、もう何度目のことだろうか。いつだって、SEVENTEENさんの輝きに触れたあとのような気がしている。
私は今、MAMA2023の帰りの電車の中でこのnoteの編集画面を見つめている。気持ちが涙となって溢れてしまうだろうし、まだ現実世界に戻りたくないような気もして、WeverseからもインスタからもTwitter(X)からも何も情報を摂取できていない。
公演後に入った松屋で、Weverseライブを少しだけ見て、ドギョムペンの友人が読み上げるドギョムさんのWeverseの投稿を聞いて、込み上げる涙を押し込むように口にご飯を詰め込んだのは、数分前のことだ。
およそ2週間前のこと。
前述したドギョムペンの友人から、「お話したいことがあるのですが、」と連絡があった。しかも、電話で連絡したいような文脈だった。そんなことは滅多に言わない友人だから、本当に何事かと思った。
そんな友人から、衝撃的な話をされた。
「MAMAが……当たりまして…………」
正直当時の自分の気持ちとしては、『そんなことある?』の一言に尽きていた。(三次応募での当選)
こんな夢みたいな話、あっていいのだろうか。
MAMAって、え、あのMAMA?
そんな気持ちのまま、当日を迎えることとなった。
今まで、1つの会場に多くのアーティスト・俳優さん・ファンが集まるイベント、というものに行く機会がなかった私にとって、MAMA2023の会場は全てが新しく、なんだか不思議な気持ちだった。
見たことないペンラ、初めて実物を見る応援グッズ、自分が普段行く現場にはあまり見ないような系統のファンの皆さん、普段並ぶはずのない顔ぶれのうちわやペンラ、初めて見るパフォーマンス、初めて聞く掛け声……etc
今まで何度も足を運んできた東京ドームが、自分の知らない場所のようだった。
けれども、どこか感じる心地よさ。
楽しげな雰囲気の中、ピリピリと感じる闘争心。
色んなグループや、それに伴うファンの皆さんが集まるからこそ感じることのできる雰囲気に、心躍らせながら開演を待った。
結論から言って、ステージはどれも最高だった。
本当に有難く、貴重なものを見させていただいた。
東京ドームにいらっしゃったアーティスト・俳優の皆さんにはもちろん、いらっしゃらなかった方にも、賞の有無を問わず、全てのアーティスト・俳優の皆さんに感謝を伝えさせていただきたい。
本当にありがとうございました。
近くて遠い国の皆さんに出会えてよかった。
心からそう思う。
そろそろ私の最愛のグループの話をしよう。
何を隠そう、私は生粋のCARATである。
友人と2人、ピンクと水色でそれぞれコーデを組み、2人でローズクォーツセレニティになるように色を纏った。
A4サイズの鞄1つ、だなんてオタクには無理難題すぎる関門を突破するために、小さな鞄に荷物を押し込んだ。
そんな小さな鞄の中に、それぞれお気に入りのトレカを何枚も入れて、
1人は昨晩の深夜まで、もう1人は会場に向かうギリギリまで必死に描いたボードと、いかに目立つかを考えて選んだスローガンと、大好きな人たちを照らすペンライトを抱えて、気分は、
【 私達がCARAT代表!!!! 】
といったところだった。
私たちの席は、東京ドーム2階の後ろの壁から数えた方が数字が若いような、所謂「天井席」だったが、むしろこんな席に座れる経験なんて滅多にできない!と思い、気を落とすことなく、むしろやる気に満ち溢れながら席についた。
(もはや後ろすぎておもしろいまであった。)
肉眼では見えにくく、双眼鏡を使ってやっと見える位置にあるアーティストの席を注意深く見つめながら、白いロングコートで姿勢の良いあの姿は間違いなくドギョムさんだ、端っこにいる髪が長い人はウジさんかな?あ、ミンギュがカメラに抜かれてる!ホシくんもジョシュアさんも〜〜!!と、気の休まることなく公演が進んだ。
(G)I-DLEさんたちのカッコいいステージが終わり、残すところSEVENTEENさんのみ、となったときからまるで自分が出演するかのように緊張した。
あぁ、来る。来るぞ。私たちの王が。
そんなことを思いながら震える手を落ち着かせるように、CARAT棒を握りしめた。
FOLLOWのステージを既に見ていたからか、てっきりソノゴンで登場すると思っていた。
そんな想像を良い意味で裏切るように、大好きなリズムを刻みながら出てくる彼らの姿が見えた。
煽るような手拍子に応え、会場にいるCARATをはじめ様々なファンが「あのリズム」を口ずさんだ。
쿵 치 팍 치 쿵 쿵 치 팍 치 Yeah!!
そのとき、会場のペンライトが虹色に光った。
その光は広がり、ステージへと届き、また七色の色を灯す。そんな光の海の行く末に、SEVENTEENがいた。ヨギガヘブン、の具現化のように感じた。
MV内で見覚えのあるような機材に囲まれるホシくんが、思いのままに暴れるようなパフォーマンスをしていた。ホシくんの情熱が、ビリビリと伝わってくるようだった。
初めて直接自分の目で見て、自分の耳で聴く음악의 신に、「掛け声」という手段を用いて自分の思いをぶつけた。自分の知らない自分の声を新たに見つけ、私ってこんな声出せるんだ、と気づかされた。
음악의 신があまりにも楽しすぎて、先々のことを考える余裕などなかった私は、もう1曲の伝説の存在を忘れていた。
ステージの真ん中を歩くあの姿。
間違いない。見間違えるはずがない。
だって、それは世界で一番大好きな人の姿だから。
こんなに遠くの席からでも彼の姿は輝いて見えた。
こんなに離れた私にも彼の輝きが届いていた。
その輝きに、その姿に、恐怖心すら抱いた。
その直後、私は1人では立っていられないような気持ちになり、隣に立つ友人の肩に縋った。
彼が、何かを勢いよく閉じたあと、口を開いた。
大好きな歌声。大好きな歌のはじまり。
彼が言うなんて思いもよらなかったあの掛け声。
あぁ、やめて、私、それ以上あなたの輝きを浴びてしまったら、
SEVENTEEN Right Here!!!
頭を鈍器で殴られたような衝撃が走った。
음악의 신と違って、初めて自分の目で見るステージではないのに、初めて見るようだった。
これまでの손오공とは違う「何か」があった。
ああ、これがMAMA、年末の授賞式のステージのエネルギーなのか、と今になって思う。
もうとにかく終始かっこいい。
今まで多くのアイドルたちが盛り上げてきたステージを、SEVENTEENが更に熱し、大トリを掻っ攫っていく。
上手く言葉にできず苦しくも感じるが、私の言葉なんて聞かなくていいからとにかくSEVENTEENのこのステージを見てください…と公式のYouTubeのリンクを誰かに送りつけてしまいそうだ。
言葉にするよりも見た方がわかるだろう、SEVENTEENの偉大さが。
事あるごとに絶叫しながら進むステージを見つつ、私はまたとあることに怯え出す。
まだ、あのパートが残っている。
手と足の震えが止まらないまま、ジュンさんのパートの掛け声であるWhat's That?を叫んだ。
その数秒後、
いつになく高く掲げられた彼の姿が
私の心臓を止めた。
Ping 하고 불 나와
Ener Energy 기 모아 아주 다 나와
Ener Energy 한방에 아주 발사 파
지금부터 다 하늘 위로 함성 발사
이 노래는 이 MAMA의 엔딩송이다
MAMA仕様に変えられた歌詞が、東京ドームのスクリーンに大きく映し出され、パフォーマンスを続ける様子は圧倒的な神々しさを放っていた。
あのときの気持ちを表すには、「絶叫」という言葉しか、思いつかない。
それほど、かっこよかった。
多くのアーティスト・俳優さん・CARAT以外のファンの前で、このステージをやり遂げる彼らの姿が、
誇らしくてたまらなかった。
これが私の大好きなSEVENTEEN。
ステージが終わった途端恥ずかしいくらい泣いた。
持参したSEVENTEEN13人が写っているうちわを抱きしめながら、嗚咽混じりに泣いた。
隣のドギョムペンの友人が、笑いながら背中をさすってくれていた。
実はパフォーマンス中にも一度、足に力が入らなくなり、自分の目の前に突如前の方の座席の裏面が現れた瞬間があったのだが、全てのシーンが素晴らしかったためどのシーンでそうなったのか、私も友人も覚えていない。(え?)
正直なところ、ステージの記憶を全て言葉にすることはできない。記憶が飛びすぎている。確かにこの目で見て、信じられない声量の声を出したというのに、断片的な感情しか残っていない。
(ライブっていつもそうなのが悔しいところ…)
それでも、あの時感じた感情を忘れたくはない。
SEVENTEENのステージが終わると、MAMAのステージは残すところ、[ 大賞 ]の発表のみ。
さあ、獲ろう。SEVENTEENにしか似合わない。
SEVENTEENを信じながらも再度震え始める手足。
自分の鼓動がうるさい。
絶対、絶対、絶対獲るんだ。
オムジョンファさんが大賞の封を切る。
かなり焦らしながら、大賞の名を呼ぶ。
SEVENTEEN!!!!!
呼ばれたのは最愛のグループの名前だった。
CARAT棒を東京ドームの天高く突き上げ、何度目かの絶叫をした。この上なく、嬉しかった。
それだけではなかった。
先程のステージで着用していた赤い衣装を纏っている12人の中に、1人衣装を着ていない人が見えた。
ずっとずっと会いたかった、私たちのリーダー。
リーダーが、スンチョルさんが、1人で松葉杖もなしに歩いて、トロフィーを受け取りに行く。
13人で初めて大賞をとることができた。
こんなに幸せなことがあるだろうか。
コメントの時間、韓国語が堪能ではない私はコメントの内容をその場ですぐ理解することはできなかったけれど、身に余るほどの愛情と感謝を伝えられていることは分かった。
皆のコメントを聞いて涙を流しながらも、私は、
彼の話が聞きたかった。
Album of the YearはSEVENTEENに、そして、
彼に捧げたい賞だったから。
何としててでも、彼に、最愛のウジさんに、
そのトロフィーを渡したかったから。
そう待ち侘びた末、ウジさんがメンバーに讃えられながらマイクの前に立ち、言葉を口にすると同時に、
彼の目から涙が溢れた。
私の胸は痛いくらい締め付けられ、再度立てなくなってしまった。
あなたにあげたかったんだよ。
私はあなたが筆頭となって作るSEVENTEENのアルバムが大好きで、何度も救われているから、数字が全てではないのはもちろんだけど、目に見える形として、結果として、何としてでも残したかった。
あなたがCARATのために、と作る音楽で、アルバムで、恩返しがしたかった。
よかった。本当によかった。
SEVENTEENが、ウジさんが、この大賞をとることができて本当によかった。
大好きなリーダーがお馴染みで、ずっとずっと聞きたかったあの掛け声で、コメントを締め括った。
その後、ステージの真ん中、
13人で円陣を組む姿があった。
涙は止め方を見失っていた。
この姿を、この歴史的な瞬間を、直接見届けることができたことを心から幸せに思う。
MAMA全てのステージが終了し、席を立ったときにはじめて自分の真後ろの席にもCARATちゃんがいることに気づいた。
自分の涙腺は既にバカになっていて、CARATちゃんの存在だけで涙が出た。
自分がどこからどう見てもウジペンだ、という格好をしていたからだと思うが、
「ウジさん、本当にかっこよかったですね」
と言ってくださって、更に泣いてしまった。
顔をぐしゃぐしゃにしながら東京ドームの外に出る最中も、至る所で話されるSEVENTEENさんの話題が耳に飛び込んだ。
「セブチ、本当にかっこよかったね」
「セブチの掛け声、レベチだった〜」
「セブチの大賞、さすがだね」
これ以上、泣かせないでほしかった。
嬉しい。CARATとして、本当に誇らしかった。
MAMA2023が開催されたのは、11月28-29日。
BE THE SUN 東京ドーム公演から約1年の月日が経ったことになる。
友人のドギョムペンが、CARATに、ドギョムペンになったきっかけは初めて私と一緒に連番してくれた、BE THE SUN 東京ドーム公演だった。
あの日と同じように煌めく東京ドームシティのイルミネーションを見て、ドギョムペンの友人は栓が吹き飛んだように泣き始めた。
この1年、本当に濃い1年だった。
CARATとしての1年間を思い出して、号泣してくれる友人がいる。
1年前の私からじゃ、信じられないことだ。
ドギョムさ〜ん、本当にあなた愛されていますよ!
と、伝えたくなってしまうな。笑
序盤にも書いたように、夕飯を食べるために水道橋駅近くの松屋に入って、調子に乗って大盛なんて頼んで、SEVENTEENについて語って、また泣いた。
帰りの電車では、写真を見返しながらもう一度この1年間を振り返った。
「SEVENTEENさんから良いエネルギーを沢山もらったね、こんなに幸せでいいのかなあ」
なんて口にして。
このnoteを一晩で書き上げることはできず、というよりも、この気持ちが一晩で冷めるわけもなく、
何度も何度も涙を拭いながらここまで書いてみた。
課題として課される2000字のレポートは、何日かけたって終わらないような気がするのに、このnoteは既に6000字近い文字を並べている。恐るべし。
今頃、名古屋公演の初日が盛り上がっている頃だろうか。(現時刻11/30 18:45ごろ)
今年1年の振り返りをしたところではあるが、SEVENTEENさんとの1年はまだ終わらない。
有難いことに、今後の公演のチケットもご用意されている。MAMAの後に、チケットも発券した。
幸せの後にも幸せをくれる、SEVENTEENさんはいつだってそんなグループだ。
大好きなSEVENTEEN、本当に本当におめでとう!
これからも沢山歴史を一緒に作っていこう。
CARATであることを誇らしく思わせてくれて、
ありがとう。
2023年ラスト1ヶ月も最後まで駆け抜けよう!
みんなの走る道は、いつだって私たちCARATが照らすから。一緒に走ろう。どこまでも。
Worldwide Fan's Choice
Culture & Style Award
Best Dance Performance Male Group
Best Male Group
Album of the Year
大賞を含む5冠達成!
本当に本当に本当におめでとうございます!
SEVENTEENが大好きだ!!!!!!!!!!!
🩷🏆🏆🏆🏆🏆🩵