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【よう実】ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編 4.5巻 感想(ネタバレ)

こんにちは、あるいはこんばんは。
よく、仮眠のつもりが本眠ににってしまうβ(ベータ)です。

さて、今回はよう実の2年生編第4.5巻の記事となります。

毎度のことですが、感想と言いつつもネタバレがほとんどなので、その辺りはご注意いを!

ではではいきましょう。

ようこそ実力主義の教室へ 2年生編4.5

巻頭イラストは七瀬です。(夕暮れでいい雰囲気ですな)
カラーページでは、波瑠加と愛里の大胆な水着姿が!(いや、でっ……)

と言うわけで、まずはざっくりと感想を。

無人島試験がひとまず終わった後の、"休憩巻"といった内容でしたが、それぞれの恋愛模様の進展があったり、次に向けて既に動き出している者たちの思惑や、綾小路を取り囲み環境の変など、先が見たいような見たくないようなそんな雰囲気を感じました。(まあ読むけどね)
一之瀬に関しては、予想通りではありましたが、1年生編での例のやりとりを考えると、まだこの先に何かある感じもしますし、どうなるんでしょう……?
個人的にはラストシーンの挿絵が素晴らしかったので大満足です。(綾小路が永遠に裏山)

と、ひとまずこんな感じでしょうか。

(※ 前回のお話しを忘れちゃったという方は此方からどうぞ→【よう実】ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編 4巻 感想(ネタバレ)

ではでは、内容(ネタバレ)に移りましょう。

▼ ▼ ▼

ストーリーの流れ〜

・夏休みの開幕
・3年生の視線
・宝探しゲーム
・11年前の特別試験
・2人目のホワイトルーム生

こんな感じです。

それでは細かいストーリーを見ていきましょう。

今回は本編ではないので独白シリーズはなしです。

場面は、無人島サバイバル試験が終了した翌日。
豪華客船で各々の休日を謳歌する生徒たち。

8月のクラスポイントが確定し前提にクラス順位が発表されました。
・坂柳率いるAクラス 1206ポイント
・一之瀬率いるBクラス 578ポイント
・堀北率いるCクラス 571ポイント
・龍園率いるDクラス 551ポイント
坂柳クラスが独走状態のまま、その下C〜Dクラスの横並びになる状況。

4人1組の客室で綾小路たちが寛いでいると、激しいノックとともに石崎がやってきます。細かい試験結果が発表されたため一緒に観に行こうぜと綾小路を誘います。
人が大勢集まっていることを予想し、日を改めたかった綾小路でしたが、しぶすぶついて行くことに。

試験結果はモニターに映し出されており、撮影も禁止。
そして、モニターの周りは多くの生徒で溢れかえっていました。
と、ここで変な違和感に気づく綾小路……。
ひとまず、人が多すぎるため試験結果を見るのは断念します。

そのまま石崎にお昼を誘われた綾小路。そんな背後から「綾小路先輩っ」と声が。声の主は七瀬でした。何か用かと問うと、特に用はなく、つい声をかけてしまったと答える七瀬。(かわいいんじゃあ)

その後、石崎とお昼を終えて自室に戻ってくると池の姿が。
小宮のお見舞いに行きたいから着いてきて欲しいとのこと。
池は試験の後、篠原に告白して付き合うことになったため、小宮には筋を通しておきたいということでした。

小宮の病室に行くと先客が……龍園を含むDクラスの面々が5人。池と綾小路が登場すると、邪魔したなと言って病室を去ります。
池は小宮に篠原とのことを報告し、殴られる覚悟をしていた池に、小宮は篠原を泣かせるなよと声をかけるのでした。

休日2日目。
綾小路は桐山(副会長)に呼び出されていました。
待ち合わせ場所のプールに着くと、またもや違和感が……その正体は3年生たちからのねっとりとした視線でした。南雲からの指示だと思われます。
サバイバル試験最終日に、綾小路と接触を図ってきた南雲でしたが、綾小路に意識を失わされたことによりグループへの指示が滞り、高円寺に1位を許す結果となってしまいました。
以前から南雲に目をつけられていた綾小路でしたが、今回の結果を機に完全にロックオンしてきた模様。

桐山と合流すると、人払いしてあるデッキに移ります。
試験最終日、綾小路と南雲の間に何があったのかを桐山が問います。
しかし、綾小路はなかなか口を割りません。なら南雲と会って話し合いをしてくれと言います。南雲の気まぐれで被害を被ることを避けたい桐山。
綾小路はしばらくどうするか考えたいと桐山に伝え、その場を後にします。

その帰り、またもや七瀬に声をかけられます。そして七瀬と話していると、一之瀬のクラスメイト小林夢に声をかけられ……今夜、打ち上げをするから来て欲しいと誘われます。グイグイくる小林に押され承諾してしまう綾小路でした。
指定された場所……客室(女子部屋)にたどり着き中へ入ると、そこにはBクラスの面々が10人(全部女子)。もちろん一之瀬も。
居心地がものすごく悪そうな中、わざわざ空けられた一之瀬の隣の席に仕方なくつく綾小路。告白のこともあり気まずい雰囲気ですが、乾杯の音頭で打ち上げが始まります。そこかしこで会話が始まると、頭痛がひどいからと言って姫野ユキが席をたち帰ります。それに乗じて綾小路も早々に帰ることにしました。(流石に居心地悪そう……)

翌日、海の大海原のうつるデッキでご飯を食べようとする綾小路。
ベンチで1人サンドイッチを頬張る七瀬に遭遇します。
これで3日連続のエンカウントです……。
七瀬と少し話した後、場所を変え船尾の方へ。
すると背後から声をかけられます。杖を着いて歩くその少女は坂柳有栖。
今回の試験の全容から、試験が終了してからの船上の様子から、綾小路に対する3年生の異様な視線に気づいているようでした。

そしてまた翌日。綾小路グループは5人でプライベートプールを予約していました。大胆な水着で登場した波瑠加と愛里に視線を奪われる男子の面々。
二学期から始動するという愛里改造計画の第一歩ということらしい。
全員でプールを満喫した後、男子たちが女子の着替えを待っていると、また綾小路に声がかかります。
声の主、七瀬は軽く挨拶だけすると去っていきます。

同日、昼下がり。
軽井沢は友達である佐藤とカフェテラスに足を運んでいた。
例の一件からさらに仲が深まった2人。
軽井沢は綾小路との交際を二学期からオープンにすることを伝えます。
そして、サバイバル試験中、キスをしたことも。

さらに同日、同じく昼下がり。
堀北はとある女生徒と落ち合う約束をしていました。
伊吹は遅刻してきて悪びれる様子もなく、呼び出されたことに悪態をつきます。
堀北は、試験最終日に、テントに忍ばされていた『正午』『K・A』『退学』『i2』と綺麗な字で書かれた暗号メモの差出人、そして、伊吹と共闘しても全く歯の立たなかった天沢一夏について話をします。
そして、話の流れで、1年の時に綾小路が龍園を下した話を聞きます。
だんだん綾小路の核心に迫ってきている堀北……。
もし自分が倒れた時は伊吹にも火の粉がかかるかもしれないと語る堀北に、伊吹は言葉を遮り、自分以外に負けるのが気に食わないと、嫌嫌これから協力して動くことを提案するのでした。

同日、夕暮れ。
綾小路は一之瀬を呼び出していました。
もちろん、告白の返事をするためにほかなりません。
するとそこに、南雲が現れます。
南雲は綾小路が軽井沢と付き合っていることを一之瀬に教え去っていき、一之瀬は涙をためて、さよなら……と去っていくのでした。(遅かれ早かれこうなってただろうけど、南雲さんヨォ)

翌日。
全校生徒たちに対して、一斉にメールが送られてきます。
メールの内容は、『宝探しゲーム』が開催されるというもの。
自由参加(1人で参加できる)で、参加費用は1万ポイント。
綾小路はこれに参加することにし、ルールの説明を受けに行きます。

【宝探しゲームのルール】
・二次元コードの描かれたシール全100枚を船内の至る場所に貼ってある。(ただし、操縦席やカフェなどは除く)
・二次元コードを読み取ると、シールの発見難易度に応じたポイントが付与される。(内訳は5000ポイントが50枚、1万ポイントが30枚、5万ポイントが10枚、10万ポイントが5枚、30万ポイントが3枚、50万ポイントが1枚、100万ポイントが1枚)
・一度読み取った二次元コードは使用不能になる。
・2人までのペアを作ってもよく、読み取ったポイントはそれぞれに同じだけ付与される。

1人で船内のシールを探す綾小路に、佐藤が声をかけてきます。
よかったら自分とペアを組んで欲しいと言われ、綾小路は承諾します。(後で恵に文句言われそぅ)
船内を見て回っているうちに、またも七瀬と遭遇します。明かに偶然でないと綾小路も理解していますが、追求はしません。

そして、綾小路と別れた七瀬にここぞとばかりに接触を図る人物がいました……龍園です。
龍園は小宮と木下に大怪我を負わせた犯人を探しています。
七瀬は事件に自分は関与しておらず、自分も犯人を探していることを告げ、龍園に協力する形に。

場面は戻り。綾小路は佐藤と2人、船内を周り、いくつか二次元コードを発見していました。そのうち一つを読み込ませ、なんと10万ポイントを獲得することに成功します。(2人合わせて20万ポイント、参加費を差し引いて18万ポイントのプラス)

佐藤と別れた後、綾小路は増えた9万ポイントのうち半分を櫛田に渡しに行くのでした……。(そういう契約のため)

その夜。
恵から電話がしたいと綾小路にメッセージが。
話を聞くと、どうやら七瀬と頻繁に会っているという噂が出回っており、それを心配している模様。(ちゃっかり佐藤とペアを組んだことも指摘される)
「あたしのこと……好き?」と問う恵に、周囲を確認してから好きだと返す綾小路。(イチャイチャすな。もっとやれ)

深夜、バーラウンジにて。
茶柱、星之宮、真嶋がお酒を飲みながら話していました。
今回の試験では2年生の退学者が出なかったことから、次の試験は荒れることが予想されそうです。
真嶋が携帯を取り出し、先日発表された次の試験内容を茶柱、星之宮に見せます。2人は血相を変え、茶柱は帰ると言って立ち去ります。その背中に、いつまでつまんない恋追ってんのよ、と強い語気で言い放つ星之宮。
(これは何か深い因縁がありそうだのぉ)

多くの生徒が客室から出払っている時間。
天沢はとある生徒に呼び出されていました。
目的の人物と対峙すると、七瀬、堀北、そして龍園、みんなが血眼であんたを探してるけど、放っておいていいの? と問います。
これでいいんだよと、答えるその声の主は、八神拓也。
彼こそ、2人目の(天沢と同期の)ホワイトルーム生なのでした。


と、いったとろでいかがでしたでしょうか。
本文のラストシーンでは、綾小路と恵のラブラブなシーンが描かれておりましたが、最後には不穏な一文も。どうなるんでしょうか……まあ、色々と私自身考えることもありますが、考察しても仕方ないので(既に続刊が出ているため)あまり考えず頭を空っぽにして楽しみたいと思います。

ではでは、そんなところで!


次巻→【よう実】ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編 5巻 感想(ネタバレ)


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