TOEIC攻略〜単語学習 接頭辞編〜
どーもホワイティンです。
TOEICを勉強している皆さんは単語学習を頑張っていますか?
単語学習ってとーっても単調で飽きてしまいますよね。
楽しく、効率的に単語を覚えることができたら少しは前向きに取り組めますよね!
TOEIC学習というか、英語学習には単語力が欠かせません。
単語を知っていれば英語が上達するとは限りませんが、英語ができる人は語彙力がある人です。
ですから、皆さんもボキャブラ王を目指してください。
そこで、今回は僕なりの単語学習におけるちょっとした工夫を教えます!
いくつかのパターンを複数の記事にに分けてご紹介いたします。
今回は”語源”から入っていきましょう。
私自身"語源"を意識して単語を暗記したことはないのですが、意外と役に立つこと多いので、ぜひ今回を機にお試しあれ☆★
"sub,suc,suf,sup,sus"は「下に」という意味
今回の記事で取り上げる語源は接頭辞の"sub,suf,sup,sus"です。
接頭辞とは、ある語の前に置かれて意味を成す要素の一つです。
上記で挙げた種類の接頭辞には「下に(で)」という意味があります。
馴染みがある単語としては以下になるのでしょうか。
subject
subway
support
一つずつ解説していきましょう!
subjectについて
subjectと聞いて最初に思い浮かべる意味は「教科・科目」ではないでしょうか?
また、辞書を引いた際に一番最初に出てくるのが「話題・問題」です。辞書や単語帳では、基本的にはよく使われる順に記載されています。
ですから、意味が派生した順にのっているわけではないのです。
元の意味からどうしてそのような意味へと派生していったのかを紐解くことで、自己の満足を満たすだけでなく、複数の意味を関連づけて覚えやすくすることができます。
さて、subjectの意味を分解してみましょう。
【sub(下に)+ject(投げられたもの[人])】
原義は、君主国(イギリス)において、”下(支配下)に置かれた人”、つまり「臣民」としての意味で用いられてました。
これは臣民が君主に対して従属する時代の特有となる意味ですね。
そして、実験においては、”その実験に従事する人”、すなわち「被験者」という意味で用いることができます。
また、「被験者」→「対象(中心)となるもの」≒「話題・主題、テーマ」「被写体」→「学問におけるテーマ」≒「科目、学科」といった流れではないでしょうか?
形容詞では、「臣民」からの関連で「〜の影響を受けやすい」という意味もありますからあわせて覚えたいです。"be subject to ~"はTOEICでも出ますから覚えて損なし。
ん?少し無理矢理ではないか?
構いません。追求したらキリが無いですし、本当の答えは誰にもわからない。はずです。。。
ちなみに、projectは【pro(前へ)+ ject(投げる)】です。
つまり、「見積もる」や「投影、映写する」というわけですね。
はい、名詞ではおなじみの「プロジェクト」です。
ここでもう一発。
objectは【ob(〜に対して)+ject(投げる)】です。
イメージとしては、"狙い撃ち"、つまり「反対する」です。
名詞では、「目標」や「対象」へと派生するわけですね。これもある意味で”狙い撃ち”ですよね。
狙い撃った弾に着目すれば、「物体」としての意味に。
またまた余談ですが、UFOとは、
Unidentified Flying Object「未確認飛行物体」の略称です。
止まらないので次行きます。
subway
subwayは言わずもがなになります。そう「地下鉄」という意味です。
【sub(地下)+way(道)】
「地下道」という意味もありますが、もっぱら「地下鉄」という意味で使われています。主に米国で使われるそうです。
他にもsubmarineがあります。
【sub(下に)+ marine(海の)】
皆さんご存知の通り「潜水艦」という意味ですね。
ここからの関連語で言うと、submergeです。
【sub(下に)+ merge(溶け込む)】で、
ワンピースのあの潜水艦は「シャークサブマージ3号」と言いますね!
TOEICでは、潜水するはおそらく出てきませんが、それに関係する merge は覚えておきましょう。
原義は「溶け込む」ですから、「合併する」となります。名詞の形は mergerで mergers and acquisitions として出題されることが多いでしょう。M&Aの略です。
support
supportは「支える、支援する」という意味で原義は以下の通りです。
【sup(下で) + port(支える)】
まあ、イメージしてわかると思いますので説明は不要ですね笑
【sup(下に)+ press(押す)】
suppressは「鎮圧する」「規制する」です。これもイメージしやすい。
他にもたくさんあるある接頭辞
ここまで「下に(で)」という意味の接頭辞をご紹介しましたが、枚挙にいとまがないため、ここら辺で控えさせていただきます。
語源から覚えるのもありじゃないですか?
僕はワクワクしてしょうがないです。
ただし、最初の subject のように無理矢理感が否めないのも事実ですが、これはこれでありだと思います。
自分が関連づけて覚えられれば、それが正しい。
要するに、いかに自分のものにできるかが大切なんです。
まあ、僕は納得がいくまで最後まで追求していきますが。。。
意味展開の話は別の機会でご紹介いたします。
個人的に一番好きなやつです。
今回の記事がTOEIC学習の単語学習に困っている方のお役に立てていれば幸いです!