5w5d 心拍確認
まさかの。心拍確認。順調すぎて怖い。
6w4dの来院で心拍確認目標、みたいなことがもらった紙に書いてあったので、早いは早い。そして長い目で見て、これが良いのかどうかは分からない。
友人の友人が、小学校の先生をしている。彼女曰く、
「スタートダッシュがすごい子は人生の後半でしぼむこともあるから、小学校で劣等生だとしても大して気にしなくていい」
みたいな内容のことを言っていたらしい。
人生の後半とは、社会に出てからだ。
スタートダッシュ良すぎるわ。しっぺ返しありそうで怖いわ。
そして心拍確認と同時に、定番のモヤモヤが始まった。
もし障害があったらどうしよう。
障害があると、=不幸なのかな。必ずしも不幸ではないにしても、自分含め、本人もその家族も、何かを諦めることはあるんだろうな。多かれ少なかれ。
息子妊娠が分かったとき私は36歳だった。
年齢別のダウン症児出生率を見て、夫と話し合い、何も検査はしないことにした。
自分がお腹の中の子供だったら、産まれる前からそうやって決められて、一生を始めることすらさせてもらえないのは嫌だよね、と。
1人目だからそう思えた部分は確かにある。
夫に聞いたら、今回は検査してもいいんじゃない?と言われ、少なからず驚いた。
息子の生活も、私達家族の生活も変わる可能性があるからだ。すごくよく分かる理由だった。
今回は検査、どうしようかな。
ものすごく身近には障害のある方はいないせいか、楽観的すぎるのかも知れない。
高嶋ちさ子の実のお姉さんがテレビに出ているのを見て、めちゃくちゃ普通に兄弟ゲンカしてて、普通でいいな、普通ですごいわ、と思った。
障害があったら、程度の差こそあれ、大変だよね。苦労も多いかもしれない、心ない人からひどいこと言われたり、されたりするのかも知れない。
書きながら、やっぱり今回も私は検査したくないな、と思った。理由は何だろう、これといって無いのだけど、難しいな言葉にするのは。
夫がどうしても検査したいと言ったら、少し考えるけど、意見は変わらない気もする。
これが正しいのかは、全然分からない。