豊富で驚く!小学生の販売促進施策
デコ屋はじまる
ある休みの日、我が家の小3女子が「デコ屋」なるものを始めた。
文房具をシールでデコレーションするお店だそうだ。
リビングの机がお店。
最初は呼び込みをしていた。
「なんでもデコれますよ〜」
試しにお店に行ってみた。
「ではお好きなシールを3つ選んでください」
いくつかあるシールの中から3つ選ぶ。
「好きなところに貼ってください」
なんと、貼るのも自分。
仕上げを少しやってくれて、お金を払って終わり。
思ってもみなかったけど、販売は体験型だった。
どんどん出てくる販売促進施策
夫もお店に行ったら、当然、お客は来なくなった。
次に彼女がやったのは、ラジオの録音。
ラジオでお客さんへのインタビューを流して、その間は呼び込みを休めるということらしい。
録音の他に生放送もやっていた。テーマ曲も作っていてジングルとして流していた。(もちろん自分で歌う)
次にやったのはサイト制作。紙だけどサイトらしきものと看板を作った。
さらに、動画も画面の枠を紙で作って、お客さんへのインタビューを流した。
そして最後に「一緒に店で働いてくれる人」を募集した。
なぜたくさん出てくる?
私が不思議でしょうがなかったのは、彼女はスマートフォンやパソコンはほとんど触っていない。たまにYouTubeを見るくらい。
テレビは毎日見ているけど。
ほぼ、テレビの情報だけで、これだけの販売促進の施策が繰り出せるって、一緒に働いている新人よりもアイディアが豊富・・・。
好きなように好きなタイミングでやっていて、当然だけど、お金や時間のコストの制限がない。つまり制約条件がない。
とは言え、彼女が心底楽しんでいるから、こんなにアイディアが出るのではないのかな。