聴くを続けていたらユーザーリサーチに辿り着いた
Xデザイン学校のユーザーリサーチコース(講師は伊賀聡一郎先生)に今日から参加。
改めて思い返すと、ものづくり、仕組みづくり、組織づくりに長年携わってきて、ユーザーにどう向き合い、ユーザーからの声をどう活かすかに課題感を持ってきたなーと。
今回の講座を聞いて、思い起こしたのが過去、自分が企画、開発、運用、事業化にオーナー兼PMとして関わった、アプリケーション。
声を聞いたのは、関係者ばかり。今思えば、きちんとリクルーティングしてユーザーリサーチすべきでした。
そして、現在も悩ましいと思っているのが、小規模事業者によるBtoCのサービスのユーザーとの向き合い方、ユーザーからの声の活かし方。時間も人もお金もない中、どうやって向き合い、活かしていくのか。
大学が文系、新卒の就職先がSIerだったため、目の前の仕事に必要なスキルの勉強を中心に、その後は転職のたびにその場で必要なマインド面での学びも必要になり、組織文化に関する学びや個人のキャリアに対する学びなども。ワークショップ運営はボランティア活動を10年以上する中で、と活かすことが前提の学びをひたすらしてきました。
さらにこの15年くらいは「聴く」ということをコーチング、ワークショップ、研修、対話、などなど仕事でも、プライベートの場でも、様々な形で取り組んできたという背景があり。
これだけやっていながらも、活かし方としてしっくりきていない部分もあったのですよね。
自分の状況から、活かし方の一つの選択肢として、ユーザーリサーチがありなのではないかと。
さらに、文化人類学や俳句、最近惹かれているのですが、今回の講座で、ユーザーリサーチに必要な手法や視点と重なり合ってることを知り、自分の中でやっぱりユーザーリサーチだ!とパズルがカチッとハマったような感覚がありました。
というわけで、リフレクションではない感じですが、これから3ヶ月間の講座スタートということで書いてみました。