つまづきはくる、結構なインパクトで。
何のつまづきもなく成長していく子供はいないと思う。
何のつまづきもなかったとしたら、おそらく皺寄せが人生のどこかで大きな形で現れるんじゃないかと思う。
自力で回復できるくらいのつまづきを親は望むと思うのだが、子供はそんなに都合良くつまづいてはくれない。
つまづくときには結構なインパクトでつまづくし、まず、つまづきに子供自身が気づかなかったり、気づいても隠していたりする。
そうすると、本人に元気がなくなってきて、ヤバいなって頃に親は様子が変だなと気づく。
気づいた頃には、回復までに時間がかかるくらいにはなっていて、そういうことが子育てには結構ある。
一番悩ましいのが、気づいたときに迅速に適切に対応できるのか。
こればっかりは普段から意識して情報収集したり、関係性を作っていないとなかなか難しい。
つまづきに気づいた瞬間、親としても動揺するし、子供と一緒に当事者になってしまうので、冷静に相談先や支援先を探すことは難しくなる。
なので、親として心に留めておきたいのが、
我が家の息子の場合は、中学生のつまづきは担任の先生、顧問の先生が相談相手になり、高校生になってのつまづきは担任の先生が迅速に手配してくれて、スクールカウンセラーが相談相手になった。
スクールカウンセラーの存在はよく知っていたが、当事者となったときには、すぐには気付きにくかった。
ハッと我に返った瞬間に思い出して、即担任の先生に連絡、担任の先生も即動いてくれて、翌日にスクールカウンセラーと面談というスピード対応だったが、気づいてから1か月後にとかだったら、その間、息子はもちろん、親の自分も地獄だった。。
とはいえ回復までには時間がかかるほどのインパクトが息子にはあったので、ゆるりとやっていこうというところも、しっかり押さえてのつまづきからの回復となった。