私の「性別」って何だろう?
こんにちは。あすぺるがーるです。
近年、お茶の水女子大学トランス女性受け入れや「LGBTばかりになったら国がつぶれる」発言への批判など、セクシュアルマイノリティーと呼ばれる方々への対応が議論になっています。
このようなニュースを目にしたあなたは、どのような性的立場でしょうか?
あなたは、本当に性的多数派、セクシュアルマジョリティーですか?
そんなわけで、今日は私の「性別」についての認識を再考しようと思います。
そもそも「性別」とは?
いわゆる「性別」には、3つの区分があるとされています。
1.体の性別
2.性自認(心の性別)
3.性的指向
これに加え、一部のセクマイ当事者さんは、これらの3つとは別に「4.服の性別」があると主張しています。
「服の性別」も含めた4つの区分について、以下の画像で解説します。
私の「性別」について
ここから、この記事を書いた時点での私の性別について語っていこうと思います。
1. 体の性別
女性。
不便は多いものの性的違和はなく、性転換する予定も今のところありません。
2. 性自認(心の性別)
女性──おそらく。
女性であることそのものに異議はないです。
ただし性自認以外の理由により「女性」の価値観を適用されると、不便なことが多いです…
そのためか、考え方は俗に言う「男性寄り」──かもしれません。
4. 服の性別
3. は後述。
女性。
女性服を着ることに異議はないです。
不器用すぎて一部の洋服がおそろしく着用困難ではありますが…
化粧も、してもらう分には違和感はありません。
でも、不器用すぎて自分じゃできないから、社会常識にされると困ります…
3. 性的指向
ここが微々に面倒くさい気がするので、Asexual Awareness Week in JAPAN(@ AAWinJAPAN)さんのハッシュタグ企画「#AceFile」用の画像をお借りして説明します。
一目見ただけではさほど特殊なようには見えませんが、それでも「普通」と言いきれるかというとかなり微妙…
恋愛感情
②が「男性(1回例外アリ)」なのに特筆しないわけにはいかないでしょう。
以前の記事でも書いたように、自認が曖昧な感じの人が好きになったことが一度だけあります。
その方は女性愛者ではありませんでした。
まぁ、当然のように報われませんでしたね。
あまり書きすぎると怒られが来そうなのでここまでにしますが、つつがなくサヨナラとはいきませんでした。
それでも、好きになったこと自体には後悔はありません。
あと、⑤「好きな顔のタイプ」というのがありません。
今まで好きになった人、顔が整っている方ではあった──かもしれないですが、種類に一貫性があるかと言われると、ないです。
基本内面重視ですね。
まず「『私』という人間と付き合う」というだけで、ハードル爆上がりなので…
性的欲求
性的欲求が3次元の人間に向いたことがないですね──おそらく。
ちなみにオカズはGifイラストです。
だからといって④のような「(恋愛的に)好きな人でも性的接触はイヤ」というのもないです。
「ウブだから」と言ってしまえばそれまでかもしれませんが、本当にそうでしょうか…?
あなたの「性別」を再考しよう
一般的に「性的多数派」は、シスジェンダー(体の性別と性自認が一致)・ヘテロセクシュアル(異性愛者)といわれています。
しかし、両方に当てはまるからといって全ての性にまつわる要素がマジョリティー側であるとは限りません。
私の例のように。
そして、一見すると「性的多数派」に思われがちな性的指向/嗜好の種類もあります。
つまり、全ての人が、どこかしらの性に関する面でマイノリティーであり得るのです。
こう考えてみると、セクシュアルマイノリティーに関する問題への見方も変わってくるのではないでしょうか?
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