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旅先で訃報を耳にする

大好きな叔父が逝ったと連絡があった。
私は今朝から旅に出て、非日常を味わっているところだった。
緩和ケアに入ったというのは知っていたけれど、余命は数ヶ月あるということだったけど、命の時間は誰にもわからない。

でも各自絶妙なタイミングで逝く。

わたしのこの旅も、ここで打ち切って帰ることもできる。そうした方がいいという人もいるだろう。

でも、叔父なら姪のわたしに心から楽しんで生きてほしいと望んでいるだろう、ということもわかる。

今、お通夜やお葬式に馳せ参じることは、彼の家族をケアすることになるだろう。でも死んだ本人は別の意識だ。

今日、私は海を見ていた。海は、ながらく船の上で生活していた叔父のテリトリーだ。自由なカラダになって、どこの景色を懐かしんでるのかな。

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