【遊戯王マスターデュエル】風になれ!舞い踊れ!格安デッキで天を掴め!
皆様こんにちは。リーズと申します。
今回は「ランクマ最高ランク」まで目指せる
メガトン級のハイパワーデッキを紹介していきます。
最初に
※読みとばして頂いて構いません。
今回紹介するテーマのサンプルデッキを、ニューロンにて公開しています。
「格安デッキ」と「ガチ構築」の両方を紹介しておりますので、
よろしければ参考にどうぞ。
なお、特設セットやソロモード報酬、場合によってはストラクも
すべて所持していることを前提にしています。
よって、《灰流うらら》《星遺物を継ぐもの》などは
すでに所持されていると仮定し、SR・URにカウントしていません。
あらかじめご了承ください。
また、デッキレシピをタッチすることで、
「遊戯王カードデータベース」に飛べます。
こちらから直接、ニューロンにデッキレシピを保存できますので、
良ければこちらの機能をご活用ください。
①エルドリッチ
何度でも蘇る《黄金卿 エルドリッチ》と、途切れないリソースで
ねばり強く戦っていく罠ビート。
【エルドリッチ】は、罠ビートのなかでも抜群の安定感を秘めています。
どのカードを引いても、キーカードである
《エルドリッチ》にアクセスでき、手札事故が存在しません。
また、モンスターをあまり展開しないため、
《スキルドレイン》や《群雄割拠》で、
強烈なロックを相手に強いることも可能。
ずっとリソースを補給できるので長期戦にも強く、
じわじわと敵を追い詰められます。
しかし、【エルドリッチ】はとことん除外に弱いです。
このテーマは墓地でアドを稼いでいくので、
戦力を補給できなくなってしまいます。
特に、《エルドリッチ》に《墓穴の指名者》を
打たれると本当にツラいです。若干涙目になります。
また、《ハーピィの羽根箒》などの魔法罠の全体除去にも弱めです。
「相手を拘束して戦う」テーマの根本が破綻しますし、
ワンキルを狙われやすくなってしまいます。
それでも、デッキによっては即サレンダーレベルの
パワーカードを存分に扱えるのは、
【エルドリッチ】の明確な強さなのです。
シークレットパック【高貴なる不死の王】
─【主な副産物】──
▶〈UR〉竜血公ヴァンパイア
・【ヴァンパイア】の大型モンスター。
効果が少々ややこしいですが、ようするに《墓穴の指名者》。
手札誘発や墓地利用にはつよくでられるため、
クセはありますが優秀なモンスターです。
ただし、汎用性があるとはいえ、無理に残すほどではありません。
必要なければ砕いてOKです。
▶〈UR〉交血鬼-ヴァンパイア・シェリダ
・汎用ランク6。
墓地送りによる除去と、
墓地へ送られた相手モンスターを盗む効果を内蔵。
これらは①→②と連続的に使用でき、
手軽に相手モンスターを盗めます。リンクモンスターは奪えませんが、
《フルール・ド・バロネス》などを盗めれば大もうけ。
実用性とロマンを兼ね備えた良カードです。
▶〈SR〉ヴァンパイア・サッカー
・アンデット族サポートのリンクモンスター。
①の効果は使いづらいですが、②はたいへん優秀。
手軽に1ドローできるため、アドバンテージを次々増やしていけます。
【その他に組めるデッキ】
▶ヴァンパイア
・「吸血鬼」をコンセプトとした闇属性・アンデットテーマ。
コントロール奪取・ライフ吸血といった、
まさしくヴァンパイアなギミックを搭載しているのが特徴です。
デザイナーのセンスが光りますね。
詳細はこちらにて。
【サンプルデッキ】
②イグニスター
アニメ「遊戯王VRAINS」にて、ラスボスが使用したテーマ。
相手カードの効果を受けない完全耐性をもつ
《ジ・アライバル・サイバース@イグニスター》で、
相手を詰ませることを目的としています。
展開系デッキでありながら目的が明確で、
▶先行なら、《アライバル》を立てる。
▶後攻なら、《アクセスコード・トーカー》でワンキルを狙う。
このように、やるべきことがハッキリしており、
比較的扱いやすいのがオススメポイントです。
また、初動も多く、
《アチチ@イグニスター》や《ピカリ@イグニスター》で
安定的に展開ルートを辿れます。
環境テーマにふさわしい強さと言えるでしょう。
弱点としては、妨害を複数立てるのが難しいこと。
【イグニスター】は、《アライバル》で仁王立ちし、
《ダンマリ@イグニスター》で妨害するのがキホン。
【ふわんだりぃず】など、相手を拘束して戦うテーマには
めっぽう強く、即サレンダーされたりもします。
しかし、逆にいえば、
《ダンマリ》や手札誘発くらいしか妨害カードがないのです。
それを使ったあとは、相手の動きを見守るしかなくなります。
存分に展開することを許してしまうため、
高火力モンスターで《アライバル》を突破されてしまうコトも。
それに、いくら完全耐性といえど【壊獣】には無力。
《アライバル》を倒されると、もはや打つ手がなくなります。
フィールドに立つモンスターが少ないため、
ほかのデッキ以上に【壊獣】に弱いのです。
また、特殊召喚を多用するため、
《増殖するG》や《原始生命態ニビル》の影響を
モロに受けるのも明確な弱点です。
それでも、豊富な初動カードで、
誘発を受けきっても展開できる手数の多さもあり、
環境デッキとしての地位は揺るがぬことでしょう。
シークレットパック【Aiの意思】
─【主な副産物】──
▶〈UR〉ジ・アライバル・サイバース@イグニスター
・遊戯王VRAINSにてラストを飾った究極のモンスター。
完全無欠最強無敵の強さを誇り、
これさえ出せばデュエルに勝利できる場面もよくあります。
実は汎用としても一応採用でき、
【ドレミコード】や《トマホーク》からの終着点として
活躍したりもしています。
しかし、あまりにも採用できるデッキが限られるため、
無理にもっておく必要はありません。
▶〈SR〉ウィンドペガサス@イグニスター
・墓地効果が優秀な汎用EXモンスター。
おもに《ドラグマ・パニッシュメント》と合わせて使用されます。
《旧神ヌトス》ほど即効性はありませんが、
敵の展開に対する抑止力として、有用な役割をはたします。
1枚はもっておきましょう。
▶〈SR〉リングリボー
・《リンクリボー》と間違われやすいですが、ちがいます。
「ク」でなく「グ」です。
それはそれとして、性能について。
罠カードを無効にでき、おもに《無限泡影》対策に使えます。
転ばぬ先の杖として、サイバース族ならどこにも入るため、
ぜひもっておきましょう。
【その他に組めるデッキ】
【サンプルデッキ】
③ふわんだりぃず
かわいらしいポップなイラストに反して、
無類の強さをほこる環境トップのテーマ。
このデッキの一番恐ろしいところは、
従来の手札誘発が効きづらいこと。
《増殖するG》は特殊召喚をしないため腐ってしまいますし、
《灰流うらら》も【ふわんだりぃず】の
共通効果を間をはさめば効きません。
《泡影》や《ヴェーラー》も、《旅支度》で回避されたりします。
また、墓地をほぼ使用しないため、
《屋敷わらし》や《墓穴の指名者》などの墓地メタも効きません。
だいたいのデッキに通用する常套手段が効きづらいのです。
しかも、《ふわんだりぃず×えんぺん》で、
相手がなにもできなくなるほど封殺するコトも可能。
ここまで書くと、
「こんなの最強デッキじゃないか!?」
と思われるかもしれませんが、安心してください。
【ふわんだりぃず】にも明確な弱点があります。
それは、ほかのデッキ以上に初動を止められると弱いこと。
確かに、工夫次第で誘発をケアしたりもできますが、
いつもできるワケではありません。
他のデッキなら妥協展開をしたり、
とりあえず壁を立ててワンキルを防いだりします。
しかし、【ふわんだりぃず】は召喚を主軸にしている以上、
守備表示は使用できません。
全体的にステータスが貧弱なのもあって、
無防備なままターンを終えることになります。
こうなっては、ワンキルされぬよう祈るしかないでしょう。
また、後攻が弱いのも大きな弱点です。
相手になにもさせないのが【ふわんだりぃず】ですが、
先に展開されてしまっては、その持ち味も活かせません。
それに、いっそう初動を止められやすくなってしまいます。
まとめると、回るときはトコトン強い代わりに、
ペースを崩されるとトコトン弱いテーマなのです。
※シークレットパックが存在しないため、副産物の記載はなし
【サンプルデッキ】
④プランキッズ
【プランキッズ】最大の強みは、圧倒的な安定感です。
だいたいのテーマは、
「展開に使うけれども初手にきてほしくない」カードがありがち。
そのカードを素引きした結果、手札事故を起こしてしまう…
デュエリストあるあるではないでしょうか?
しかし、【プランキッズ】は
そういった手札事故がまったく起きません。
なぜなら、テーマモンスターすべてが初動に繋がるからです。
このテーマのモンスターは、
こんな共通効果を持っており、
リンク召喚するたび、次々後続をよべます。
つまり、どれを引いてもいつもの展開ルートを辿れるのです。
どんなときも安定したパフォーマンスを行える…
それが、【プランキッズ】の大きなメリットです。
ただし、初動を止められるとなにもできない弱点も抱えています。
【プランキッズ】は、展開が共通効果に依存しており、
キホン、この効果でしかモンスターを並べられません。
最初に召喚権を使うこともあって、
身動きひとつとれなくなってしまいます。
よって、絶大な安定感を持つかわり、
手札誘発に弱いテーマだといえます。
シークレットパック【イタズラパニック!】
─【主な副産物】──
・なし
【その他に組めるデッキ】
▶オジャマ
・アニメ「遊戯王GX」で「万城目準」が使用したテーマで、
文字通り相手のジャマをしながら戦います。
ステータスは貧弱で通常モンスターばかりと、
とにかく弱いですが、【ABC】テーマをサポートしたり、
相手フィールドを全封鎖して強固なロックを築いたりもできます。
ネタデッキと侮られがちですが、
【未界域】や【烙印デスピア】と組み合わせると
なんと、先行でモンスターゾーン全封鎖を狙えたりもします。
環境外であることに変わりありませんが、
意外にもわりと戦えるテーマなのです。
【サンプルデッキ】
⑤ヌメロン
アニメ「遊戯王ZEXAL」にて、ラスボスの
「ドン・サウザンド」が使用したワンキルテーマ。
自分モンスターの攻撃力を倍々にして、
圧倒的な火力で敵を葬り去っていきます。
【ヌメロン】は、環境テーマでありながら
目的がシンプルでだれでも扱いやすいのが魅力となっております。
「難しいことを考えずにカンタンに勝ちたい!」
「短時間でサクッと戦いたい!」
【ヌメロン】は、そんな方々にぜひオススメします!
また、ふつう、ワンキルテーマは安定感がなく、
万が一倒しそこねると無防備になりがちです。
しかし、【ヌメロン】はワンキルを成功しやすく、
もし倒しきれなかったとしても、保険をかけやすい利点があります。
例をあげると、
《アポロウーサ》や《メガトンゲイル》を仁王立ちさせられたりと、
ワンキルテーマでは最高峰の強さを誇るのが、
【ヌメロン】最大の魅力です。
シークレットパック【ナンバーズ・メモリー】
─【主な副産物】──
▶〈UR〉No.100 ヌメロン・ドラゴン
・ワンキルによく使用される汎用カード。
通常の手段で出すのはかなり手間が掛かるため、
現代では《No.97 龍影神ドラッグラビオン》で特殊召喚されます。
そのため、実質ランク8といっても良いですね。
この方法なら、即座に打点9000を用意でき、
コンパクトにワンキルを狙えます。
現代遊戯王でよく使用されるワンキルなので、
ぜひもっておきたいカードです。
▶〈UR〉アストラル・クリボー
・用意にエクシーズ素材を用意できて
強靭な耐性を付与できるエクシーズサポート。
展開にベンリなのもそうですが、
《No.59 背反の料理人》を無敵にしたりと、
使い手次第で使い道が無限にひろがる、可能性の獣です。
しかし、このカードは「No.」の素材にしかできず、
あくまで耐性付与しかできないため、
コレ1枚でアドを稼ぐのは難しいです。
ガチというよりは、カジュアル向けですね。
▶〈SR〉No.11 ビッグ・アイ
・相手モンスターを盗む汎用ランク7。
ランク7で一番使われやすいエクシーズでしょう。
シンプルながらきわめて強力で、
目立った制約がないため便利です。
▶〈SR〉No.68 魔天牢サンダルフォン
・墓地メタを得意とする汎用ランク8。
現代はモンスターを蘇生する機会が多く、
ありとあらゆるデッキを機能不全に陥らせます。
▶〈SR〉No.89 電脳獣ディアブロシス
・EXデッキメタを得意とする汎用ランク7。
相手のEXデッキから、カードを選んで除外できます。
除外できるのは1枚だけとはいえ、
キーカードを除外すれば、相手は機能不全に陥り、
デッキをおおきく弱体化できる可能性を秘めています。
しかし、
・レベル7×2と、召喚条件が面倒なこと。
・先行以外では強みを引き出せないこと。
・相手に効くかは運がからむこと。
この3点により、わざわざコレを出すより、
他のカードを使った方が強いのが現状です。
しかし、今後追加されるであろう
新規テーマ【クシャトリラ】とは抜群の相性で、
将来有望なカードです。
【クシャトリラ】は環境デッキであり、
今後のマスターデュエルをおおきく揺るがすテーマなため、
1枚はもっておくことを推奨します。
▶〈SR〉No.41 泥睡魔獣バグースカ
・現在もっとも使われている汎用ランク4。
「デュエルの遅延」を得意としています。
万が一手札事故を起こしても、コレさえあれば建て直しまで
時間稼ぎができるため、絶対もっておきましょう。
▶〈SR〉No.60 刻不知のデュガレス
・汎用ランク4。
いずれの効果も禁止に指定されたカードの
弱体化版のような内容になっています。
ハイリスクハイリターンな強さをもっており、
おもにソリティア系デッキで使用されるケースが目立ちます。
【その他に組めるデッキ】
▶ヌメロニアス
攻撃力10万という、遊戯王界最強の超絶特大高打点での
オーバーキルや特殊勝利を狙うロマン全振りテーマ。
実用性は低めですが、
あまりにもイレギュラーなギミックなため、
多くのデュエリストが心を奪われています。
しかし、愛着がある方以外は砕いてしまっても構いません。
【サンプルデッキ】
⑥サブテラー導師型
【サブテラー】はリバースを駆使し、
豪快な効果をもつ「サブテラーマリス」で
フィールドを征服していくテーマ。
しかし、今回紹介するのはその派生。【導師ビート】です。
通常の【サブテラー】とは異なり、
《サブテラーの導師》で《サブテラーの妖魔》をサーチしつつ、
豊富な罠カードで立ち回るメタビートとなっております。
ほかのデッキと異なるのは「罠カードを守りやすい」こと。
本来、メタビートは魔法罠の除去が天敵となります。
「せっかくカードを並べたのに、
ライストや羽根箒で蹴散らされてしまった…」
そんな経験、皆様も一度はされているのではないでしょうか?
しかし、【サブテラー】では《妖魔》で除去からカードを守れます。
ほかのデッキ以上に、一連の動きが通ったあとの防御力が高いのです。
また、【サブテラー】の十八番である
裏側守備になる効果を活かした、応用力の高さも明確な強み。
たとえば、《大捕り物》を使ったとします。
本来《大捕り物》で盗んだモンスターは攻撃できませんが、
裏側守備にすると制限を無視できるのです。
一度裏返ることで、《大捕り物》との関係が途切れるためですね。
総じて、【導師ビート】は小回りのきく
器用な立ち回りをとれるのが強みといえるでしょう。
ただし、《シャンバラ》や《導師》を潰されると
なにもできなくなってしまう弱点もあります。
シークレットパック【伯仲する難敵】
─【主な副産物】──
▶サブテラーマリスの妖魔
・リバースの汎用カード。
…なのですが、リバースデッキは展開力がなく、
そもそもリンク召喚すらやや厳しめ。
使いこなすのは難しいですが、効果は優秀なため、
リバースデッキなら1枚はもっておきたいですね。
おもに【シャドール】【ティンダングル】で採用されています。
▶〈UR〉光の王 マルデル
・植物族サポートの【ジェネレイド】
デッキからなんでも植物をサーチできるため、
たいへん優秀なカードです。
植物族デッキを持っている場合、ぜひ残しておきましょう。
▶〈SR〉死の王 ヘル
・アンデッド族サポートの【ジェネレイド】
墓地のアンデッド族を蘇生できる効果をもちます。
取り回しがよく便利なため、
アンデッド族でも採用されることがあります。
【その他に組めるデッキ】
▶ジェネレイド
レベルが9で統一されており、
各種族の「王」を君臨させて制圧する低速デッキです。
こちらの記事で紹介しておりますので、
宜しければご覧ください。
【サンプルデッキ】
まとめ
今回の記事はいかがでしたか?
「ガチを目指す」となると、
どうしてもSR・UR盛り盛りチョモランマになりがちですが、
これらのデッキならば比較的安価で構築できます。
ランクマッチで勝ち抜くのはたいへんですが、
本記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
閲覧ありがとうございました。