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M-1グランプリ2021 感想 2022/04/17

去年10月くらいから最近まで忙しかったので書こうとはずっと思っていたけれど放置してました。

12月に観たテレビの感想を4月に書きます。

布川さんに悲鳴と共に頭を叩かれそうだけど書きます。

時間空いてしまったし、僕の感想なんて誰も読みたくないだろうしもういいかなとも思ったけど、世界にはM-1グランプリ2021の感想を書きたくても書けない人がいると思うので書きます。

本当のこと言うと2月くらいに真空ジェシカ辺りまで書いてたのでこれ蔵っておくのもなんかもったいねえなと思っただけです。「蔵う」で「しまう」って読むんだね。知らなかったわ。これを知れただけでも続き書いて良かったなと思います。

遅くなったので去年書かなかった最終決戦の感想も書きます。

あくまで感想なので主観で書きます。批判や評論のつもりはないです。

ネタ動画を観たい人はYouTube公式チャンネルでどうぞ。


1.モグライダー

予選の玉置浩二のネタが個人的にあまり好みじゃなかったからあまり期待していなかったけれど面白かった。

芝さんの「頑張れねぇ奴が神社行ったってしょうがねぇだろ!?」がすてき。
いわゆる歌ネタとも違う独自性のあるネタで面白かった。


2.ランジャタイ

いつも通り滅茶苦茶だったけれど他のネタよりは話に繋がりがあったので理解できた。あまり目立ってないけど玄関の扉を開ける音が上手すぎるの好き。なんでいつものジャージじゃなくて白シャツなのかも気になってたけどちゃんと意味あったな。

個人的にランジャタイ史上一番好きだったけど、文字に起こしても面白い系の漫才が好きなので、敗者復活戦のヨネダ2000とかマユリカとか男性ブランコとかダイタクとかの方が好みだったかな〜という感じ。それで言うとヨネダ2000はランジャタイ寄りかもしれないけどヨネダ2000の方が好き。


3.ゆにばーす

つかみが滅茶苦茶好き。

面白かったけれど、コ□ナとか男女のこととか「笑っていいのかな」と思わせてしまう言葉が多かったのが気になった。相席スタートが決勝出た時も思ったけど、男女コンビだからって別に男女の話しなくてよくね?

初出場のときのネタは男女の話も多少あったけどめっちゃ好き。


4.ハライチ

全く好みじゃなかった。岩井が急にキレるのが容易に予想できたし、そのあとも変化がなくてつまらなかった。

なんなら敗者復活戦ネタもつまらないとは言わないけど時間オーバー抜きにしても1位なのは理解できなかった。

まあなんか終わったあと気持ちよさそうだったしよかったねという感じ。


5.真空ジェシカ

去年の予選で見たグラデーション転校のネタあたりから気になって色んなネタを見てたのでとても楽しみだったし期待してた以上に面白かった。

「虫みたいでカッコいい」だけわからなかったけど、言ってた当人もネタ書いてない側だからよく意味わかってないらしい。

個人的には虫以外全部理解できたので面白かったけど、二進法とかハンドサインとかがあんまり伝わってなかったみたいだったから、そこを上手い事やればもっと多くの人に受け入れられそう。上手い事の具体例はわからんし、個人的にはこのままで大好きなのでこのままでも全然構わない。

ちなみにM-1を見たガクさん(CDTVのメガネの奴)の母親から、ガクさんの大叔母が東大理Ⅲだったという連絡があったらしい。灯台下暗し。


6,オズワルド

決勝進出3回目は伊達じゃないなという感じ。とても上手だった。コント漫才ではなく2人の喋りだけで進んでいくのも最近では珍しいって書こうとしたけど今回割とコント漫才少なめだったな。

観たことあるネタだったけど、微調整をしまくってるらしく前見た時とは少し違ったので退屈ではなくて良かった。

ただ伊藤さんしか使わない言葉(キモターボ/雑魚寿司/激キモ通訳 など)が毎回出てくるからちゃんと聴いておかないと理解できなかったり、理解するのに時間がかかって気づいたら話進んでるみたいなことがたまにあるのだけ少し気になる。
でも滅茶苦茶面白かった。


7.ロングコートダディ

兎さんが生まれ変わったらワニになりたいのはガチらしい。そこから堂前さんが作ったネタと何かで聞いた。ソースは曖昧だけど、M-1直後のかまいたちと喋るやつだった気がする。

肉うどんの生涯をどう表現するのか気になってたけど、マイムが面白くて良かった。

「お前は」に2回目で気づいたので3回目の前でちゃんとツッコんでくれて良かった。たまに後から回収するんだろうなと思わせてただ台本が変なだけの漫才をやる人がいるのでちゃんと回収されて嬉しかった。


8.錦鯉

「文字に起こしても面白い系の漫才が好き」とは言ったけどそれ以上にまさのりさんのパワーが凄くて笑ってしまった。渡辺さんの感情のこもったツッコミも好き。

ただ相変わらず何言ってるかわからないところは多かったし、最初の「頑張っていきましょうかー」がセリフすぎるのも気になった。その前の「頭が良くなる本〜」も少しいつもと雰囲気が違う気がしたので緊張してただけかもしれない。

「穴は掘らないよ」も意味わからなかったけど最終的に伏線でも何でもないのがわかって一周回って面白かった。


9.インディアンス

後述する最終決戦のネタで特に言われていた、既にちょっと面白い固有名詞を使うのは少し気になったけど、全体的に面白かった。「東京行ったらしいな」が滅茶苦茶好き。

2020の感想で「言い間違いをわざとしてそれを起点にボケるのが嫌い」と書いたけれど、それもなくなっていて個人的に嬉しかった。審査員のオール巨人さんも「アドリブだと思ってすごいなと思ったけど、台本と聞いてがっかりした。」的なことを言っていたので、それを意識したのか偶然入らなかったのかはわからんけども。

あと僕は考えなくていいことまで考えてしまう質なので、漫才を見るとき「さっきまで好き放題やってた奴(ボケ)が急に最後正気になってツッコミと一緒にありがとうございました言うの不自然だよな」と思ってしまうんだけど、田渕さんは最後まで変なポーズをしてボケであり続けるのも好き。


10.もも

事前に「○○顔」のネタの人だと知っていたけど、毎回微妙に違うので知らない顔もあって面白かった。終盤ペースアップしたり「そんなん言うたらあかん顔」みたいな少し崩したやつが出てきて飽きないようになってるのも好き。

ただ、終盤のペースアップとの対比なのかもしれないけど序盤がゆっくり過ぎるのが少し気になった。文字数ももっと減らせるような気もした。ちゃんとした漫才やったことないから素人の戯言だけどまあ感想なので。

あと関西弁を聞き慣れてないせいだと思うけど、「海賊版しか観いひんやろ」「観いひんよそんなん」が、「そんなん」の音量が小さめなのもあって海賊版観るように聞こえて最初観た時一瞬混乱した。

錦鯉インディアンスの派手な漫才を観た後に動きが少なめなこのネタだったこともあって少し地味に見えたとこもあった気がする。最初に書いたようにこういうネタだと知っていたので、出順早めの方が得するだろうなと思って笑神籤の時早く出ろと思って見ていたけどラストだった。まだまだ面白くなると思うので今後も楽しみ。


11.インディアンス(最終決戦)

固有名詞云々は縦置き、滅茶苦茶面白かった。一番漫才が上手いのはインディアンスって松本人志か誰かが言ってたけど本当にそうだと思う。

まだ3年くらいは出れるので頑張って欲しい。


12.錦鯉(最終決戦)

「じゃあいいじゃねえかよ」の言葉選びと間が最高。この時点でインディアンスは超えたなと思った。インディアンスも勿論面白かったけど。

まさのりさんを優しく寝かせるところも滅茶苦茶面白かった。この時点で優勝するんじゃないかと思った。オズワルドのネタまだ観てないけど。お年寄りを寝かせる方法を丁寧に説明しているのを聞いていないというだけでもある程度成立してるところが伏線になっていてわざとらしくない伏線回収だったし、暗にまさのりさんを年寄りとしているのが良かった。


13.オズワルド(最終決戦)

怖いし難しいし観たことあったのであんまり楽しくなかった。

脳溶けちゃうとかは好きだしつまらないことはなかったけど、なんで他のネタじゃなくてこれやることにしたんだろうなとは思った。



最後に

全体としては1組を除いてみんな面白くてとても満足した。
今年は予選の動画も沢山見て楽しかった。ダウ90000すき。

最初に「初めに」がないのに「最後に」があっていいのかと思ったけどまあいいだろ。「初めに」とか書いてると仰々しいなと思われるかもしれないと思って書きませんでした。

ここまで3600字くらいあるらしい。意外と多いな。僕に一銭も入らないけど読んでくれただけでも嬉しいです。

どうもありがとうございました。



サムネイル:いらすとや「テレビでお笑いを見る人のイラスト」

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