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マンチェスターユナイテッドの課題について

プレミアリーグ開幕3試合で早くも2敗。
他の強豪クラブなら、まだまだこれからという気持ちになるだろうが、ユナイテッドの場合はそのような気持ちになることが難しい。

昨シーズン、プレミアリーグ史上、最悪のシーズンを過ごしたユナイテッドにとって、修正する箇所があまりにも多い。

100点をつけたくなるような補強は出来たが、やっているフットボールは昨シーズンと変わらない。
それではユナイテッドの課題について書きたいと思うが、大きく分けると以下4つが今の課題と考えている。

①ビルドアップ
②守備
③決定力
④テンハグの采配

①ビルドアップ
基本的にユナイテッドのビルドアップは人数をかけない為、ハイプレスを受けた場合、インターセプトされることが多く見られる。

ボランチは2人だが、1人がビルドアップに関与して、1人はハーフウェイライン辺りにいることが基本配置になっている為、1ボランチのMFの負担がかなり大きい。

また、ビルドアップの中心がカゼミロになっていることもインターセプトにされやすい要因なのかもしれない。

②守備
守備は、敵陣と自陣の両方とも課題になっている。
まずは敵陣から。
ハイプレスが連動している時もあるが、基本的には連動できず、相手に簡単にビルドアップされてしまうことが多い。
その原因はやはりラッシュフォードが他の選手より圧倒的に守備の能力と意識が低いからである。
その為、相手の右サイドバックや中盤の選手がフリーでボールを受けて、ユナイテッドの左サイドが数的不利になることが多い。

次に自陣での守備について。
ユナイテッドのディフェンスラインは1対1の守備は強い。
しかし、複数で連動しながらの守備が大の苦手。
特に昨シーズン終盤から、サイドに振られて、ディフェンスが全員ボールウォッチャーになり、ファーサイドがフリーになることが多い。
しかもフリーの選手が2、3人いることもざらにある。

③決定力
開幕3試合とも決定機は何度かあった。
しかし、3試合で2得点しか取れていないところが勝ち点を増やせていないことに繋がっているのは事実。
キーパーと1対1になる瞬間もあったが、シュートコースが甘く決めきれず。

不運なオフサイドでゴール取り消しもあったが、攻撃のパターンとシュート精度向上は必須であろう。

④テンハグの采配
最終的にはテンハグに変わってもらわないと困る部分が多い。
修正力の無さはもちろんだが、やはりスタメン選考の時点から変える必要がある。
とにかくラッシュフォードをスタメンから外す必要がある。
先ほども書いたように、ラッシュフォードがいることによって、守備の部分はもちろん、攻撃時もラッシュがボールを持つことによって、停滞してしまうことが多い。

攻守両方の面でも、左サイドをガルナチョ、右サイドをディアロにするべきだと考えている。


以上、簡単ではあるが、ユナイテッドの課題について書かせていただいた。
では、どのように改善したらユナイテッドが強くなるのか?
それは今後YouTubeの方で語りたいと思う。

今回はこの辺で。
それではまた。。

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