23/24 プレミアリーグ第15節 マンチェスターユナイテッド vs チェルシー マッチレポート

前節、ニューカッスルを相手に何もできずに終わったマンチェスターユナイテッドがチェルシーをホームに迎えた一戦。
チェルシーは調子は良くはないがBIG6対決無敗。
一方ユナイテッドはBIG6対決ここまで全敗。
ユナイテッドはラッシュフォードが先発から外れた。

試合開始。
序盤からユナイテッドは全選手が攻守で走り、鋭いカウンターを見せていく。
そして、9分ユナイテッドはカウンターからアントニーがペナルティエリア内で倒されPKを獲得する。
キッカーはもちろんブルーノ。
しかしこのPKをサンチェスがストップし先制とはならない。

その後、チェルシーも反撃。
アムラバトのパスミスからムドリクがゴールに迫るがポストに嫌われる。

お互い序盤からカウンターを決行するなど、選手もボールを動くスピーディーな展開となった。

ユナイテッドはガルナチョ、ホイルンド、マクトミネイなどがゴール前に迫っていき、惜しいシーンを何度も迎えた。

そして19分、ブルーノのパスを受けたガルナチョが中に折り返しマグワイアがシュート。
ディフェンダーに当たったこぼれをマクトミネイが冷静に流し込みユナイテッドが先制する。

得点後もユナイテッドは攻勢をかけていき、マクトミネイがフリーでヘッド。
これはサンチェスに防がれるが追加点の匂いがしていた。

しかしチェルシーも黙ってはいない。
スルーパスに抜けたスターリングがフリーでジャクソンに渡すがオナナのビッグセーブで防ぐ。

両チームともに決定機を迎えて前半は終了間際にタイスコアとなる。
45分、パーマーが見事なシュートを放ちチェルシーが同点に追いつく。
激しかった前半は1-1で終了。

後半開始。
後半もお互いスピーディーな展開を披露していき、チェルシーはジャクソンがヘディング、ユナイテッドはガルナチョのカットインでゴールに迫った。

そして、69分またしてもこの男が決めてみせた。
ガルナチョのクロスにマクトミネイが頭で合わせユナイテッドがリードする。

ゴール直後には高い位置でボールを奪い、最後はマクトミネイがゴールに迫るがハットトリックとはならず。

ユナイテッドは左からの攻撃を軸に攻め、レギロンのクロスにガルナチョが合わせ惜しくも外れるが追加点が生まれそうな雰囲気は漂う。

そして、チェルシーは90分、ブロヤがヘディングで合わせるが惜しくもポストに弾かれそのまま試合終了。

ユナイテッドはリーグ戦9勝目だが、素晴らしい内容で勝利したのは初めて。
ゴール期待値も4あった。
ラッシュフォードとマルシャルが外れるだけどここまでチームが変わったユナイテッド。
この試合はテンハグの理想であった。
前線からハイプレスをかけ、高い位置からのカウンター。
そして、攻守共に全選手が走り回る。
このフットボールをやらせたら、マンチェスターユナイテッドは強い。
この勝利は間違いなく選手、そして監督に自信を与えるだろう。

あと、個人的にはラッシュフォードに1番刺激を受けてもらいたい。
後輩の前線達があそこまで走りチームに貢献していたのだから、試合に出るのはあそこまでやらなくてはいけない。

今後のユナイテッドの試合がより一層楽しみさせられる試合であった。
本当に最高の気分である。

それではまた。。