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23/24 プレミアリーグ第8節 マンチェスターユナイテッドvsブレントフォード マッチレポート

公式戦2連敗。リーグのホーム戦も2連敗。
今月も苦戦を強いられているマンチェスターユナイテッド。
昨シーズン、4-0で大敗したブレントフォードをホームに迎えた一戦。
ユナイテッドはカゼミロとアムラバトの2ボランチ、マウントをトップ下、右サイドにブルーノがスタメンとなった。

試合開始。
お互い前線からプレスをかけていき、速い攻撃を狙っていく。
しかし、大きなチャンスには繋がらない状況が続く。
そして26分、試合が動く。
カゼミロのパスカットからブレントフォードがカウンター。
左からのクロスをリンデロフが上手くクリアできず、イエンセンがシュート。
コースは甘かったが、オナナが弾ききれずブレントフォードが先制する。
カゼミロのパスミス、リンデロフのクリアミス、オナナも触ったが弾けず。
またしてもユナイテッドはミスからの失点してしまった。

その後は、ユナイテッドがボールを保持し、ブレントフォードがカウンターを狙う構図となる。
ユナイテッドはラッシュフォードがドリブルで数人抜いてシュートを放ち、ブレントフォードもエンベウモがカットインから左足を振りゴールに迫るがどちらゴールとはならず。
前半はブレントフォードが1点リードで折り返す。

後半開始。
ユナイテッドはここ数試合お馴染みの後半頭からエリクセン投入を選択。
カゼミロは前半で退き、アムラバトとエリクセンの2ボランチとなった。

エリクセンが入ったことにより、ユナイテッドはパスも繋がりゴール前に迫っていく。
エリクセンやブルーノがミドルを放てば、ペナルティエリア内でホイルンドが左足を振り、チャンスを作っていく。

対するブレントフォードも終盤ゴールに迫る。
モペイがミドルを放ち、コーナーからノアゴアがヘディングで合わせるが、どちらもオナナにセーブされてしまう。

そして、86分にアムラバトに変えてマクトミネイを投入。
すると89分、ブルーノのフリーキックから、ガルナチョが中に折り返してマルシャルが押し込んで同点。
しかし、これはオフサイドで取り消し。
オールドトラフォードはため息に包まれた。

アディショナルタイムは6分。
追加タイムに突入した93分、オールドトラフォードがようやく本当の意味で盛り上がりを見せる。
ガルナチョが左サイドを突破し、ギリギリボールを残して中にクロス。
そのボールをダロトが左足で合わせ、こぼれ球をマクトミネイが押し込み同点。
途中出場の伏兵が仕事をした。

ただ、ドラマはまだ終わっていなかった。
ラストワンプレー。
センターサークルから、ブルーノがフリーキックでゴール前に放り込み、マグワイアが中に折り返し、最後はマクトミネイがヘディングで押し込みなんとユナイテッドが土壇場で逆転に成功。
それも、放出候補のマグワイアのアシストから、同じく放出候補のマクトミネイが2ゴール目を決めてみせた。

そしてそのまま試合終了。
ユナイテッドが2-1でブレントフォードに勝利。
久しぶりにオールドトラフォードに歓喜の瞬間が戻った。

正直、ユナイテッドは試合内容はあまり良くなかった。
守備の不安定さや、ミスも多く、攻撃の形もあまりない。
しかし、今のユナイテッドはどのような形であれ勝ち点3が必要だった。
この劇的勝利で、少しはチームのムードも変わることを期待したい。
いつかのチャンピオンズリーグ決勝を思い出す試合だったのだから。

それではまた。。

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