23/24 プレミアリーグ第5節 マンチェスターユナイテッドvsブライトン マッチレポート

得意なホームに苦手なブライトンを迎えたマンチェスターユナイテッド。
リーグ戦4試合で2敗を喫しているユナイテッドはこの試合何としても勝ち点3が必要な状況。

試合開始。
ユナイテッドは立ち上がりプレスも良く、速いサッカーが出来ており、ゴール前にも迫っていた。
しかし、ブライトンは最初のチャンスをゴールに結びつける。

右サイドを攻略し、ウェルベックがゴールに叩き込んだ。
その後は、ユナイテッドのプレスにも慣れてきたブライトンがボールをコントロールし始める。

ただ、チャンスの数はユナイテッドの方が多かった。
カウンターからラッシュフォードがゴール前に迫り、ゴールの予感もあった。
ラッシュの1ミリが残らずホイルンドのゴールは幻となったが、逆転の可能性も感じられた。

しかし後半、またしてもグロスがユナイテッドサポーターの心を打ち砕く。
マルティネスを巧みに交わしたグロスがゴールを決め、ブライトンに2点目が入る。

テンハグはホイルンドとカゼミロに変えてマルシャルとハンニバルを投入する。
システムは変えず、人を変えるのみとなった。
正直、ホイルンドは残しておきたかった。

そして、完全に試合をコントロールしていたブライトンが試合を決めにかかる。
左からのクロスにジョアンペドロが決定的な3点目を決めた。

ここで試合終了と思いきや、ユナイテッドも意地を見せる。
ハンニバルがペナルティエリア外から強烈なミドルシュートを決めて1点を返す。
オールドトラフォードの熱も高まり、僅かながら同点の可能性も見えてきた。

しかし、ブライトンは動じなかった。
その後も安定してボールを回し、ユナイテッドのプレスを回避していく。

その後のユナイテッドはマルティネス、マクトミネイ、レギロンを下げてワンビサカ、ペリストリ、ガルナチョを投入。
ブルーノがセンターバックを務める"ファイヤーフォーメーション"に変更。

しかし、効果的とはならず、そのまま試合終了。
完全にブライトンに試合をコントロールされての完敗。
テンハグの選手交代も疑問を残すものとなった。

ブライトンはデゼルビの戦術が見事で、選手一人一人の能力も非常に高い。
選手の能力があれだけ高いからこそできるサッカーである。

ユナイテッドはベストメンバーを組むことができず、仕方のない部分も確かにある。
しかし、決定力があれば、前半に2点くらいは取れたはずだ。

昨シーズンのブライトン戦以降、ホームでは無敗だったユナイテッド。
その記録はブライトンの手によって破られた。
リーグ戦5試合で3敗目。ブライトンにリーグ戦4連敗。
さらにミッドウィークにはCLのバイエルンが控えている。

ビッチ内外で問題が山積みの今のユナイテッドに打つ手があるのか。
テンハグの首元も騒がしくなってきた中で、意地を見せれるか今後もサポーターとしては見守っていきたい。

それではまた。。