見出し画像

eスポーツはリアルスポーツと比べてオンライン大会との相性が本当にいいのか

おはプレイド!(挨拶)
ウェルプレイド代表取締役の高尾です。ハンドルネームは”ぽれさん”です!

開幕から私ごとなんですが、今週初めに盛大にお水をこぼしまして。何にこぼしたかっていうと、MacBook Pro様にこぼしてしまったわけで。動画(YouTuber)でのアウトプットは一時中断し、noteの執筆に移行した次第でございます。いやはや便利な世の中です。

ゲーム(eスポーツ)ってオンラインでも大会できるからいいよね?

さっそく本題なんですが、「コロナ禍でもゲームなら影響少なそうだし、盛り上がりそうだね!」みたいな声を耳にすることが、緊急事態宣言前後から多くありました。まぁ普通に考えてみて、「そうだよなーゲームならステイホームしながら楽しめちゃうよな」ってなるわけです。わかる。

果たして本当にそうか。もちろん僕もパッと考えただけどオンラインでも盛り上がりそうだなって思ったわけです。だけど何か釈然としない感覚があって、少し考えてみました。また、皆さんはどう思っていますか?

そもそもリアルスポーツは盛り上がらないのか?

野球(リアルスポーツ)とeスポーツを比較して考えた場合、どうでしょうか。野球の見方として球場観戦、テレビ中継(テレビじゃなくてもいいです)、ラジオあたりが一般的だと思います。で、ギリギリ野球ができるレベルの感染状況だったとすると、当然無観客での試合になると思います。(来月から日本でも解禁される予定?ですよね)

さて、この時点で球場での観戦は出来ません。無観客試合なので。テレビ中継かラジオの2択となるのですが、一旦テレビとしましょう。選手の映像は映るし、なんなら選手の声が聞こえるかもしれません。あれ、選手の声が聞こえるのはなぜなんでしょうか。そうです、歓声がないんですよね。三振を奪おうがホームランを打とうが、聞こえるのは打球音とベンチから聞こえる声のみ。実況解説が盛り上げてくれるとは思いますが、やはりそれもバックグラウンドに歓声があってこそ。ラジオも同じで、やっぱり歓声ありきだと思うんですよね。

つまり野球観戦というのは野球がプレイできる状況であれば成立するのではなく、観客が入れるようになってこそ真に成立するものなんだろうと思います。

eスポーツとの差分は何か

一方eスポーツはどうでしょう。同じ状況であれば、大会会場に観客は入れません。大体の場合はYouTubeやTwitchなどのプラットフォームでインターネット中継されていて、野球と同じように選手の映像は映りますし実況解説が盛り上げてくれます。ですが勝利を収めた瞬間の歓声はありません。なんとなんと、eスポーツも野球と同じでした。当たり前なんですけどね笑。

ただやっぱりeスポーツでも、良い試合、良い展開、優勝が決まったシーンなどなど、盛り上がるシーンでは中継映像でも盛り上がれるわけです。だけどなんとも不完全燃焼な感覚が残ります。誤解があるといけないんですが、”盛り上がらない”わけではないです。

ちょうど昨日はクラロワリーグイーストのファイナルが行われて、さらに日本のチームが優勝するというスペシャルな結果だったんですが、やはり興奮具合としてはあと一歩欲しいというか。なんというか。

やっぱり人に熱狂したいし、人に共感したいんですよね。これってスポーツも同じですよね。”スーパープレイ”に「興奮」して、”スーパープレイをした人”に「感動」するんです。これはeスポーツもリアルスポーツも同じです。

スクリーンショット 2020-05-24 11.59.37

優勝シーンを生で見れていたら感動は1億倍だっと思います
(※今大会は日本選手は遠隔出場)

本質的にはリアルスポーツとほぼ同じだった

ここでいう”ほぼ”とは何を指すのか。それは冒頭の「コロナ禍でもゲームなら影響少なそうだし、盛り上がりそうだね!」という部分の答え合わせになるんですが、eスポーツはオンラインで開催する難易度やコストが低いんですよね。つまり平常時と同様のことをオンラインでもやりやすいということ。野球やサッカー、相撲などは物理的に出来ない。ここの差分が「ゲームは影響少ない」に繋がるのだなと。そして厳密に言えば「盛り上がりそうだね!」の部分は違うということだと思います。”やれる”と”盛り上がる”はイコールではない。僕としてはここに違和感があったので、だいぶスッキリ。

僕らにできることは何か

eスポーツはオフラインじゃないと盛り上がらないぞー!と、ただ言っているだけでは僕らがいる意味がないわけです。物理的にオフラインで出来ないならオンラインでできることを探す。そして、よりオンラインで盛り上がる方法を模索する。ここをやっていくべきだなと。

僕たちが”eスポーツが提供できるもの”の一つとしていつも提唱している「ゲームの外側にゲームをやり続ける理由を作る」という言葉があります。この部分はオンラインでも十分に創ることができます。オンラインでのeスポーツ大会を最大限盛り上げ、やがて来る熱狂(オフライン大会)のために、その炎を絶やさぬ努力をしていく次第でございやす。

さいごに宣伝

別に宣伝がしたくてこのnoteを書いたわけではないんですが、繋がりが良かったので笑

平たく言うと、「三密状況を避けたうえで、どこまで盛り上がるゲーム配信番組が作れるか」ということであります。演者も選手もオペレーターも完全遠隔。すごい時代やで。すでに何件かお問い合わせもいただいております。どんな風に活用できるか?みたいな相談ももちろん受け付けております。

我々、オフラインの良さも、オンラインの良さも熟知しております。ゲーム関連で何かご用命の際はウェルプレイドまで!

ではまた!

いいなと思ったら応援しよう!